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今週のトレード結果
まずはループイフダンの結果です
仕掛け(稼働開始順) | 今週利食い回数 | 今週確定損益(円) | 貢献度(%) | 10月累計確定損益(円) |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B40 1lot | 1 | 430 | 7.73 | 840 |
米ドル円B50 1lot | 0 | 0 | 0 | 1,030 |
米ドル円B50 2lot | 0 | 0 | 0 | 2,060 |
米ドル円S15 1lot | 17 | 2,060 | 37.05 | 5,070 |
豪ドル円S40 1lot | 2 | 650 | 11.69 | 1,340 |
ユーロ米ドルB20 1lot | 13 | 2,420 | 43.53 | 4,420 |
合計 | 33 | 5,560 | 100.00 | 14,760 |
9日月曜日は日本が祝日、米国も債券・為替市場は休場だったので収益低下は覚悟していましたが、私のループイフダンではメインである米ドル円は、その後も週を通して112円台の小動きが続き、米ドル円S15ですらめったに利食いできない状況でした。週の確定利益は5,560円と、およそ半分をユーロ米ドルB20に助けられたという結果でした。
英ポンドやユーロはけっこう動いていたのですが、クロス円は米ドル円でボラティリティがかなり減殺される形となり、クロス円ペアが多いループイフダンは、総じて低調だったように思います。こういうときはやはり、ストレートペアであるユーロ米ドルで機会を分散しておくという運用も重要なのだと再認識させられる週でした。
また、年末のように全ての通貨ペアが動かない場合は諦めるしかないのですが、今週のように米ドル円以外は動いている、というマーケット状況であれば、ループイフダンでの利益は潔く諦めて、裁量トレードでカバーするなどの割り切りは重要かと思います。それに、動かない米ドル円もそれはそれで「踏み上げられる確率が低い」と積極的に考えることもできるので、少し大きめのロットでスキャルピングが捗ります。13日に111円台後半に下落した後などは10〜20pipsのレンジが延々と継続されていましたし、NY時間は材料出尽くしで大きく方向感が出る感じでもなかったので、10万通貨・5pips(=5,000円の利益)くらいのスキャルピングの「わんこそば状態」で利益をかなり獲得できました。今後も、ループイフダンは諦めても、トレードは貪欲にチャンスを狙っていきたいと思います。
米ドル円
米ドル円の日足と4時間足チャートです。月曜日は日本と米国が休場だったので静かな滑り出しになりましたが、その後も112円台で1日50ポイント前後という低ボラティリティな状況が続きました。日本株との相関性はほぼ皆無になっており、上がり続ける日経225を横目に、米ドル円は米国債利回りだけを手がかりに小幅下落(上昇はしない)、ということで金曜日までにジリ安となっていきました。結果としては金曜日の米CPI・小売関連指標が弱かったことから112円割れで111円台後半に下落。マーケットでは三角持ち合いから下抜けするという見方が大勢だったところ、予想どおりといった感じです。113円があれだけ重いと、やはり積極的に買っていく感じにもならないでしょうし、しばらくは下落する材料を探して下がっていく、ということなのでしょうか。
日足一目均衡表で見ると、来週は雲の上限である110.904円を目指して111円攻防に入る可能性がありそうです。雲が厚いので跳ね返されれば良いのですが、突っ込んでしまうと雲の下限である109円近辺まで下がりそうな感じもあり、ちょっとイヤなムードですね。
ユーロ米ドル
ユーロ米ドルの日足と4時間足チャートです。一時1.1879と、だいぶ戻ってきましたね。ループイフダンを止めなかったのは良い判断でした。スペインカタルーニャ州の独立も、スペイン政府がやや優位に立っているようで、「独立宣言したのかはっきりしろ、したのなら自治権を停止するぞ」という厳しい姿勢で臨んでおり、マーケットは基本的にこれを好感しています。基本的には、今後も1.2を意識した値動きになるでしょうし、ユーロ圏内にとくに大きな懸念材料がでなければ、時間の問題で戻るのだと思います。ただ、日足一目均衡表で見ると現在雲の中ですから、しばらく雲の上下でレンジ相場が続けば、上昇トレンド回復までには、ちょっと時間はかかりそうです。私としては引き続き、長期で見れば押し目という見方は継続していますので、雲の下限あたりを狙って追加の買い、ということも検討したいと思っています。
豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間
豪ドル円、豪ドル米ドル4時間足です。ともにテクニカル的には悪くないのですが、豪ドルに一時の勢いはありません。鉄鉱石価格が引き続き冴えないのと、豪ドル米ドルが0.8になるとRBA関係者が懸念を示すというお約束があるので、あまり積極的に買っていく意欲が失せている、ということなのでしょうか。それでも下落していけば、それなりに値頃感は出るので買いが出てくる、という感じかと思います。ということで、来週は0.79台後半までは上がりそうですが、やはりそこからは上値が重くなると見ています。
豪ドル米ドル手動トラリピ
先月から両建ての豪ドル米ドル手動トラリピですが、今週はロングが2回の利食いでした。週替りでロング・ショートがそれぞれ働いてくれている、という感じです。少なくとも、0.78〜82のレンジをどちらかに抜けるまでは、両建て継続ということで良いかと思っています。ポジションはロングが3本、ショートが2本の合計5本と、先週末と比べて1本減少です。
利食い回数 | 今週確定利益(円) | うちスワップ(円) | 9月累計確定利益(円) | |
---|---|---|---|---|
豪ドル買い | 2 | 1,697 | 12 | 1,697 |
豪ドル売り | 0 | 0 | 0 | 838 |
合計 | 2 | 1,697 | 12 | 2,535 |
くりっく株365
日経225、NYダウ、FTSE100の日足チャートです。今週の私の主戦場は、上記米ドル円のスキャルピングと、くりっく株の日経225でした。今週も約10万円の利益です。国内政治は、希望の党人気が失速したことからアベノミクス継続の期待が高まり、とにかく上がっていくというイージー相場。上昇が急なので利益確定もそれなりに出ますし、そこの下落は押し目で対応すればまた上がっていくという繰り返しですから、ここで稼がなくていつ稼ぐのか、というくらいです。来週も投票前なので、上げ幅を縮小しながらも上昇基調が継続するものと思いますし、高値警戒感はありつつも、損切り前提で買っていくという判断しかないのかと思います。
NYダウは、現物が2万3000を前にやや足踏みしている感じです。米国指標はやや弱含んでいるところもありますが、全体的にはまだまだ経済が力強いので、少なくともまだ下落に転じるような地合いではないようです。現在、NYダウは日経225ほど上昇に勢いはありませんが、岡三オンライン証券の手数料無料も継続中ですから、細かく利益確定していく戦術も効果的かと思います。
FTSE100も地味に値を戻してきています。日経225とNYダウが高値でさすがに怖い感じもしますので、FTSE100でのんびりやるのも一つの選択肢かと思います。私は7,500で買って配当が1万円以上たまったポジションを利確しようか迷いましたが、日経225で利益が確保できているのでホールド継続としました。ただ、英国はブレグジッット交渉が想像以上に難航しており、いつ株価を直撃しないとも限らないため、程よいところでの手仕舞いは前提としておきます。
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