12日はトランプ会見が為替と株価を時間差攻撃。一時米ドル円113.70円台、日経平均先物1万9000円割れのあかんやつ。

昨日の記事のとおり、トランプ次期大統領の記者会見は、ほとんどが自身の事業や資産、ロシアとの関係についてのコメントであり、具体的な経済政策を読み取れるものではありませんでした。

12日朝の異変


したがって、米ドル円は具体的経済政策への言及期待による米ドル買いが売られただけで、12日早朝はやや円高が進行したものの、日経先物(CME)もほぼ同じような値動きをしていました。

ところが、日本時間の朝8時頃から、突如日経先物の下落が始まります。9時の東証前場はこれを受けて大幅安の寄付き。後半やや値を戻したものの、229円(▲1.19%)の大幅安の大引けとなりました。夜間の先物相場は、先ほど(13日1時前後)一時1万9000円を割り込み、米ドル円も、12日夕方に一時113.75円付近まで値を下げました。

日本経済への悪影響を誇張した日本の報道が原因?

記者会見はYouTubeの生中継で観ていたのですが、私の感想は昨日の記事のとおり、過激な内容もトランプ氏にしてみれば既定路線で、とくに目新しいものは感じられませんでした。しかし、朝になって日本の報道は、「日米貿易摩擦再燃」など、やや日本のリスクを誇張した論調になっており、日本市場がこれに反応したという見方ができると思います。

日本のことはほとんど言っていません

記者会見の書き起こし(英文)を読んでいただければわかりますが、貿易赤字には一瞬触れているものの、「日本」という名称そのものが2回しか出てきていません。それより、この会見で最も重要なことは、「トランプはやっぱりトランプだった」という確認にあったのだと思います。政治経験がないトランプ氏が、当選後に日々おこなわれている政策ブリーフィングで現実を突きつけられ、自らの過激な政策提言を反故にして弱気な姿勢を見せれば、中国やロシア、あるいは北朝鮮がつけ入る格好の材料を与えることになるので、現実にはそんな選択肢はないのでしょう。
その意味では、外交的に完全な安全パイである日本のことなど、経済関係を含めて完全な後回しになっているのだろうと予想します

中国の反応

明けて12日のアジア時間では、中国が何らかの動きを見せるのではないかと予想しましたが、外務省報道局長がやや懸念を表明するコメントを発するにとどまり、軍事的には少なくとも大きな威嚇こそなかったものの、やはり言外に軽い圧力をかけることは忘れていないようです。
ナイジェリア、台湾に事務所移転を要請 中国の圧力か=外交部
安全保障リスクが高まったとしても恐らく円高になったでしょうから、「日本の報道」という要素までを考慮に入れ今になって考えると、トランプ氏が何を言っても円高になったのではないかと思います

ループイフダン米ドル円B15は稼働停止しました

円高とはいえ、12月のFOMC前の基準まで戻っただけですから、米ドル円の大きなトレンドには変更がないと見ています。しかし、さすがにポジションが多くなりすぎたので、ループイフダン米ドル円B15は一旦稼働を停止させることにしました。値を戻したところで、少しずつポジションを決済していこうと考えています。

コツコツ利益を上げてくれる「豪ドル米ドル手動トラリピ」


豪ドル米ドルの手動トラリピは、素直な上昇相場に乗って12日も1回利食い(今月5回目)と優等生です。特筆すべきはこの手動トラリピ、まだ2本以上のポジションを同時に建てたことがないというところで、新規のポジションは当日か翌日には順調に利食いしています。含み損にじっと耐えるというトラリピのデメリットは最小限に抑えられ、とても優等生な働きをしてくれています。これくらい戦術がビシっとハマると、やはり気持ちいいですね。

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2017.01.10
父ちゃんがループイフダンとたわむれているのに、マジメなお前に苦労させてごめんやで〜(泣)という気分です。


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そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在、事業の失敗で背負った借金をせっせと返済しながらひっそりとフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。