放送大学には10年間在籍できる
放送大学の全科履修生は、大学に10年間在籍でき、この間は学生として放送大学が用意する施設やサービスを受けることができますし、もちろん、学割を受けることもできます(ただし、年齢制限つきの学割も増えています)。
2年間履修がないと「除籍」
しかし、放送大学は、2年の間、1科目も講義を履修しないと「除籍」になるというルールがあります。
入学当時はこのルールを認識していても、通信大学である放送大学は、多くの方が専業の学生ではないと思いますので、「今年は忙しいから履修しない」という判断を何回かしているうちに、自分が何年履修していないかがわからなくなってしまうこともあると思います。
私も一応、GoogleのToDoに書くなどして管理はしているのですが、履修の申込み期間は2週間程度しかないので、一旦注意がそれると、そのまま忘れてしまいそうな恐怖もありました。
学生課から通知があります
しかし、ご安心ください。
1月末から2月上旬にかけて、放送大学学生課が、「今年履修しないと除籍になりますよ」という趣旨の郵便を送ってくれます。
それがこちらです。
放送大学からは、講義やセミナーの案内などでたびたび郵便物が送られてくるので、忙しいときなどは開封しないこともあると思いますが、「親展」「学生課」となっているものについては、きちんと開封して中を確認しましょう。
書面がコチラ
封筒の中を見ると、「2020年度第1学期末除籍についてのご注意」と、穏やかでないタイトルの書面が入っています。
「除籍になっちゃった!?」と、一瞬ギクリとするかもしれませんが、要するに「今回履修しないと除籍だよ」という親切なお知らせなので、安心してください。
「2年間履修しなければ除籍」というのは、正確には「全科履修生が学費納入を4学期続けて行わない場合、放送大学学則第42条に基づき除籍となります」という扱いをさしています。
つまり、放送大学は、4月〜9月を「1学期」、10月〜翌年3月を「2学期」としており、履修しない学期が3回までは大丈夫ですが、4回目で除籍になる、という意味です。
科目登録申請はインターネットが便利
履修(科目登録申請)は、郵送でもできますが、インターネットの「システムWAKABA」が便利です。
申請期間内に、システムWAKABAで科目履修申請をおこなうと、後日、授業料の振込用紙が送られてくるので、コンビニなどで支払えばOKです。
ということで、この時期の放送大学からの郵便には注意しましょう。
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