本日の日経225
朝の記事では「日経も上がるといいですね」なんて書きましたが、日経225は寄付きで上がったものの、直後に利確売りが優勢となって下げ始め、後場は東芝の決算発表延期もあって3営業日ぶりの反落、1万9238円(-220円)。こんな日はTwitterを見ていると阿鼻叫喚の様相ですが、個別銘柄中心のトレーダーは、基本的に下がると損切りくらいしかやることありませんから、こういう地合いでは精神的にけっこう辛いですよね。かといって、カラ売りは特有のリスクがあるので、とくに初心者には向きません。
本日(14日)、場中の日経225です。ところどころ小さく反発してはいますが、あとはほとんどの場面で下げる一方。もしもこれがFXだったら、ショートで入りやすいのになあ・・・と思ってしまいますよね。今日の日中は、FXのほうはあまりボラティリティがないので、どこかでカバーしたいなどという思惑もあります。
売りから入れるくりっく株365
なので私の場合、最近は「くりっく株365」を使って、こういった下げ相場も利益に変えています。くりっく株365は、スプレッドの他に売り買いの取引ごとに手数料もかかりますから、基本的にはダウやFTSE100の買いで入って配当を得つつ、長期保有で値上がりも狙う、という投資スタイルに合っている商品だと思いますが、私は日経225の下げ相場に限定してデイトレ用に使っています。くりっく株365はCFD(差金決済取引)なので、同じくCFDの一種であるFXとほぼ同じ感覚で取引ができます。ですから当然、売りから入れます。
売りポジションは持ち越さないのがベターですが、やむを得ず持ち越す場合は、配当の支払いに要注意です。この配当権利付日は事前にわかるので、トレードを始める前に、権利付最終日と予想配当額をカレンダーで確認します。今日(2月14日)以降だと、2月23日(この日の締め後にポジションを持ち越すと配当を払う)に約1,200円の配当払がありそうですし、3月は2度の配当で約1万3000円を支払わなければならないので、これに十分注意する必要があります。逆に、4月、5月なんかは配当がありませんから、わりとのんびり売りポジションを持っていても大丈夫そうですね。
日経225、ダウ、FTSE100それぞれの役割
くりっく株365で取引できるのは、日経225、ダウ、FTSE100、DAXの4種類だけです。昨年6月にダウの扱いが始まってからは、バランスが良くなりましたよね。DAXは配当がないので私は利用しないのですが、その他の3種類は、それぞれ使い分ける場面がはっきり違っていて、なかなかよく考えられているな、という感じです。くりっく株365は、外国株投資で気になる為替リスクもないので、その点でも使いやすいです。独断と偏見でざっくり言えば、日経225は長期保有に向かず、ダウとFTSE100は長期保有向けです。反面、日経225は長期の値上がりは期待できないものの、短期のボラティリティは大きいのでデイトレには向いていると思います。ダウとFTSE100で私が長期投資で実行している戦略については、また別の機会に記事にしたいと思っています。
くりっく株365って・・・
FXのくりっく365と同様、東京金融取引所がマーケットメイク方式でいくつかの証券会社に提供する、取引所CFDです。取引所FX同様、基本的に各証券会社は、レートやスプレッドをはじめ、同じ条件でユーザーにサービスを提供しているのですが、証拠金と手数料は、証券会社によってバラつきがあります。私はもともと岡三オンライン証券に現物株用の口座を持っていたので、岡三オンライン証券 くりっく株365をそのまま使っていたのですが、少し高くて気になっていた手数料も先月、1枚片道153円(税込)と業界最低水準に引き下げられましたし、最近リリースされた専用スマートフォンアプリも使いやすいので、かなり満足しています。3月31日まで、最大5万円がキャッシュバックされるキャンペーンも実施されているようなので、これから口座を作る方はおトクで羨ましいです。
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