AppleStore学割のメリット
通常の製品は量販店のほうが安い
この記事でご紹介したとおり、各種学割が使える放送大学ですが、アップルストアにも「学生・教職員価格」というものが用意されており、通常より安く購入することができます。
しかし、Macを愛用している私も、これまでアップルストアの学割は利用したことがありませんでした。
理由としては単純で、「そんなに安くないから」、つまり、通販や量販店で購入したほうが安かったからです。
カスタマイズという壁
現在もこの状況はあまり変わらず、ほとんどの製品は、アップルストアの学割よりも量販店のほうが安いです。
例えば、MacBook Air(2019)128GBを最小構成で買うとすると、アップルストアの学割では税込12万780円なのに対し、
価格コムで同じ製品を調べると、税込11万3443円と7千円以上安く購入することができます。
Apple製品はどこで購入してもサポートはAppleですし、まったく同じモノが手に入るなら、当然安いほうがいい、ということになりますよね。
しかし、アップルストアでの購入には、他にないメリットがあります。
それは、「カスタマイズ可能(CTO)」という点です。
私の場合は、MacBook Pro(13インチ)の標準メモリが8GBなので、これはさすがに物足りないということで16GBにしたいのです。
カスタマイズは、一部の家電量販店やソフマップでも可能ですが、いずれもポイント付与や値引きを一切おこなわない対応をとっているようなので、積極的に家電量販店やソフマップでの購入を選ぶ理由は見当たりません。
それならば、本家のアップルストアで、しかも学割で購入できるのなら、それが最もおトクな購入方法、ということになります。
放送大学
放送大学の学生でもアップルストアの学割は利用できるのか
アップルストアには「学生・教職員向けストア」というものが用意されており、ここではMacやiPadのほか、アクセサリやApple Musicを購入することができます。
残念ながら、iPhoneやApple Watchは学割の対象外です。
ここから購入を進めていくと、最後まで特に学生の身分確認がなく買い物ができてしまいます。
これは、不届き者が学生と身分を偽って購入できてしまう仕様なのでは・・・。
この点についてネットで検索すると、アップルストアオンラインの場合、「購入後に、必要がある場合についてはAppleから問い合わせがある」らしいことがわかりました。
ということは、身分を確認されない場合もある、ということでしょうか。
検索を続けても、いまいち釈然としなかったので、アップルストアのサポートに直接聞いてみることにしました。
学生証の画像を送るのが一般的な方法
担当の方「学割で購入後にアップルストアから問い合わせのメールをさせていただき、学生証の画像を送ってもらう方法が一般的です」
しかし、ここで一つ問題が。
放送大学の学生証の有効期限は発行から2年間なのに更新していない^^;
放送大学の学生証は、「システムWAKABA」に顔写真を登録して、学生課に行けば即日で交付してもらえます。
学生証は、単位認定試験や学習センターの利用をする場合に必要なので、学生なら、本来は有効期限内の学生証を所持していなければならないのですが、放送だけで受講している場合は、学生証を持っていないケースも多いと思います。
私の場合は、入学年度に学生証を発行してもらいましたが、学生証を使って各種の学割もひととおり受けてしまいましたし、現在は放送の授業をたまに観る程度なので、わざわざ学生証の更新のために大学に行くのも面倒だったので、有効期限切れの学生証をそのままにしています。
学生番号でも大丈夫らしい
私「(有効な)学生証がないのですが・・・」
担当の方「本科生でしょうか?学籍番号はわかりますか?あればお電話でお伝えいただく形でも大丈夫です。」
「本科生」は放送大学で正確には「全科履修生」、学籍番号は正確には「10桁の学生番号」なのですが、担当の方に「放送大学」と言った時点で、即座にこのようなポイントを突いた質問が返ってきたので、同様の問い合わせは少なくないのだと思います。
何なら、今このお電話で学生番号をお伝えいただいてご注文までしていただくのが最もスムーズです、というオススメもされましたが、その方法だとポイントサイトを経由できないので、他の方法でお伝えできないか質問したところ、なんとなく歯切れの悪い回答ではありましたが、要するに購入後に何らかの形で学生番号を伝えれば良いことはわかりました。
入学シーズンは学生むけキャンペーンの可能性あり
合格後・入学準備中の購入なども想定しているらしい
学生の身分証明は、例えばAdobeであれば、大学から付与されるメールアドレスで認証をおこなうため、本当に学生であれば手続きがとても簡単かつ明確なのですが、アップルストアは、なぜこのような方法をとらないのでしょうか?
理由のひとつには、メールアドレス認証だと、実際に入学するまで学割が利用できず、Appleにとってみれば、入学の準備期間のビジネスチャンスを逃してしまうということがあるようです。
大学への入学が決まっていれば、学生証や学生番号がなくても、合格通知などでもOKとしているようで、このあたりは現場で柔軟に運用しているような雰囲気でした。
入学準備期間の学割購入にはクーポンがつけらることも
Appleにとって大事な稼ぎ時であるらしい入学準備の時期に、昨年(2019)年の例でいけば、2月6日〜4月3日までに電話で対象のApple製品を購入した場合に限り、1万2000円(iPad Pro購入の場合)あるいは1万8000円(Mac購入の場合)のApple Storeギフトカードをプレゼントするキャンペーンを開催していました。
今年も同様のキャンペーンが実施される可能性も低くないと思われますので、放送大学学生の方は、こまめに情報をチェックしておくことをオススメします。