角田裕毅選手が日本人として7年ぶりの参戦!F1をDAZNでおトクに観る方法。

7年ぶりに日本人F1ドライバーが誕生!

F1は今でも人気のスポーツ

日本での1987~94年のF1ブームをご存知の方は少なくなってきましたが、F1は昨シーズン(2020)に70周年を迎え、世界的にはいまだに非常に人気が高いスポーツです。

昨今、日本でF1を観る人が少なくなくなってしまった原因としては、当時のブームがマクラーレン・ホンダの活躍を背景として地上波テレビの放映権を持っていたフジテレビが大々的に仕掛けたものであり、また、セナ・プロストのほかに中嶋悟や鈴木亜久里といった日本人ドライバーが参戦していたことも大きいと思います。

ホンダF1の撤退…しかし

2019年シーズンからはホンダがトップチームの一角であるレッドブルにPU(パワーユニット≒エンジン)を供給し活躍が期待されましたが、数回の優勝にとどまりメルセデスとチャンピオンを争うまでには至っておらず、さらには、残念なことにホンダは今シーズン(2021)限りでの撤退が決定してしまいました

そのような中で数少ない朗報として昨年飛び込んできたのが、角田裕毅(つのだゆうき)のF1デビューです。

角田裕毅の「若さ」は大きな武器

日本人としては7年ぶり、また、日本人として最年少の20歳でのデビューとなります。中嶋悟のF1デビューが34歳、鈴木亜久里28歳、片山右京28歳、中野信治26歳、佐藤琢磨25歳、小林可夢偉23歳…など過去の代表的な日本人F1ドライバーのデビュー年齢と比較してもダントツに若いことがわかります。

昨今のマシン操作の複雑化からか、F1全体としては近年ますます若年化が進んでおり、30歳前後ですでにキャリア後期、35歳にもなれば引退がささやかれるという現状において、角田裕毅の若さは間違いなく武器になると思われます。

角田裕毅が乗るマシンは

角田裕毅が乗るマシンは、トップチームであるレッドブルの姉妹チームである「スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ」です。

チーム関係者が「目標は(チームとして)トップ5」と公言するとおり、残念ながら、アルファタウリは決して優勝争いができるような速さを持ったマシンではありませんし、レースでの戦闘力の大半をドライバースキルではなくマシン性能が決めてしまうF1というモータースポーツにおいて(私の感覚では80%程度がマシン性能に依存すると思います)、決して過剰な期待はできませんが、一方で、2020シーズンはピエール・ガスリーが1勝するなど、ときに光る戦略や強運を見せてくれるチームであることも事実です

現状で今シーズン角田裕毅に期待される結果は、中団チームの上位に食い込み、そのうち何戦かは表彰台に上がる、というような活躍ではないでしょうか。

2022シーズンはトップチームのシート獲得の可能性も

ところで、これまでレッドブルとアルファタウリは、伝統的に自らの育成プログラムからドライバーをF1に起用してきましたが、2021シーズンは、苦肉の策として外部からセルジオ・ペレスを起用せざるを得なかった、というほどに人材不足が深刻です。

しかし、この現状は角田裕毅にとっては大きなチャンスであり、今シーズンの活躍次第では、トップチームであるレッドブルのシート獲得も夢ではないという可能性を濃厚に示唆しています

過去に優勝を狙えるようなトップチームで活躍した日本人ドライバーはいないので、これも2022シーズンを見据えたF1観戦の楽しみ方になるのではないでしょうか。

F1を視聴する方法

「DAZN」または「フジテレビNEXT」

さて、そのような事情で久しぶりに楽しみな今シーズンのF1ですが、先述のとおり地上波テレビでは放送しておらず、観戦するには、有料で以下のいずれかのサービスを契約する必要があります。

サービス名配信方法月額(税込)
DAZN(ダゾーン)インターネット1,925円
フジテレビNEXT衛生(CS)放送1,749円
フジテレビNEXT smartインターネット1,320円

一見、DAZNの月額が高いように見えますが、F1の他にも下位カテゴリのF2やF3、さらには日本の野球・サッカーのほかプレミアリーグやNFL、ボクシング、ダーツなど幅広いスポーツを全て観ることができるので、これらに興味がある方にとっては非常に割安になるかと思います。

DAZNに対して単純に価格だけを見ると、フジテレビNEXTsmartが魅力的に思えますが、あくまで「F1だけでの価格」ですし、さらにはこのサービスの欠点として、単体契約では、DAZNでは可能な見逃し配信サービスがありません。

また、ネット配信には通信障害や遅延がつきものですが、DAZNとフジテレビNEXTsmartも例外ではなく、DAZNは2020シーズンも予選の大部分が観れない、などということがありました(原因はAWSだったようですが)。

一方で、CSのフジテレビNEXTは安定性という点ではメリットがありますし、すでにCSの設備があり、大画面でハイビジョン放送を楽しみたい方は、こちらのほうが良いでしょう。外出先でも、スカパーオンデマンドで視聴が可能です。

DAZNを圧倒的低価格で利用する方法

どの方法も一長一短なのですが、結論として私はDAZNでF1を観戦しています。理由としては外出が多くCS環境での観戦が難しいこと、さらには15ヶ月で6,250円=1ヶ月あたり417円(あくまで私の例)という圧倒的な低価格にあります。

あれ?さっきの表では、DAZNがいちばん高くなかった?となってしまいますが、メルカリなどのネットフリマやヤフオクでDAZNギフトカードを購入することで、これが実現できます。さらに、メルカリなどでは定期的にクーポンなども配っており、私の場合はこのとき2,000円分のポイントバックを受けたので、実質15ヶ月4,250円=1ヶ月あたり284円でDAZNを視聴できていることになります。

たとえばメルカリで「DAZN ギフト」と検索すると、かなりのヒットがあります。相場は時期にもよるのですが、2月現在は3ヶ月利用ギフト1枚1,500~2,000円、複数枚まとめた出品では1枚あたり1,200~1,400円といったところのようです。

この程度の月額なら、予算がネックになってF1観戦をためらっていた方でも十分に検討していただけるのではないかと思います。

出品には、ギフト券を購入(落札)すると、メッセージでギフトコードだけをやりとりする場合と、物理的にギフトコードを送ってくれる場合とがあるので、購入前に希望する入手方法をよくご確認ください。

探しているのはそれじゃない

「DAZN 割引」「DAZN 安く」などで検索すると、以前は月額980円(税別)で利用できた「DAZN for docomo」の情報や、1ヶ月分安くなる「DAZN年間パス」、さらには雑誌や新聞の定期購読にDAZNがついてくるといったものばかりがヒットしてしまうので、あきらめて通常価格で利用してしまうか、あるいは高くて諦めてしまうか、というケースもあったと思われますが、こちらでご紹介した方法が圧倒的に安いので、ぜひご活用いただければと思います。

2021年F1開催スケジュール

Googleカレンダーへの自動登録が便利です

最後に、以下の記事をご参考に、2021年のF1開催スケジュールをGoogleカレンダーに登録しましょう。

2020年に開催されるF1の全日程をGoogleカレンダーに追加する超簡単な方法。

2020-01-12

スケジュールに変更があれば自動的に更新されるので、とても便利です。

開幕戦は3月28日(フリープラクティスは26日から)のバーレーンです。楽しみですね!

ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。