NYダウ上場1周年
昨年までは地味なイメージだった「くりっく株365」ですが、2016年6月のNYダウ上場がトランプラリーのタイミングに合致したためか、取引を始めた方が多いように思います。今年は、NYダウ上場1周年を記念して、各取引会社が手数料無料などのキャンペーンをおこなっていますが、取引ツールの使いやすさ、投資情報で定評のある岡三オンライン証券も、今日(9月1日)から、NYダウ手数料キャッシュバックキャンペーンを実施しています。

キャンペーンの適用を受けるにはエントリーが必要なので、必ず事前にエントリーしてください。
対象商品 | NYダウ証拠金取引 |
通常手数料 | 新規・決済それぞれ153円(税込) |
期間 | 9月1日(金)〜10月31日(火) |
キャッシュバック上限 | 5万円 |
キャッシュバック時期 | 11月下旬 |
利益の5%程度の手数料を払っていました
岡三オンライン証券の手数料は、マネックス証券(152円)、SBI証券(153円)、カブドットコム証券(153円)と並んで業界最低水準ですが、売買回数が多くなると、意外と大きな負担になります。
私も、NYダウは裁量トレードで利用することも多く、日経225ほどではありませんが、そこそこの頻度で売買をしています。あらためて、約定履歴で2017年のNYダウ取引履歴を見てみると、約13万円の利益(売買利益と配当の合計)を得るために45回(6,885円)の手数料を支払っており、実に5%を超える金額となっています。
「手数料がかかるから」という理由で売買の回数を控えめにするという心理もはたらいているので、9月・10月のキャンペーン期間中は、攻めのトレードをするという活用方法もあるかと思います。折しもNYダウは、スペインのテロや北朝鮮のミサイル発射で、株価も押し目と思える調整地合いを呈していますので、ずっと2万2000ドルを超えていた時と比べれば、入りやすい時期かと思います。
キャンペーン終了後すぐに全額引き出してはダメです
本キャンペーンの注意事項を詳しく読むと、ちょっと気をつけなければならない項目がありました。
キャンペーン対象の確認時、岡三オンライン株365取引口座を解約されている場合、また、岡三オンライン株365取引口座から全額出金されている場合は、本キャンペーンの対象外となります。
キャンペーン終了後、わざわざ解約はしないと思いますが、他社をメインで利用していて、手数料無料期間中だけは岡三オンライン証券を利用する、などという使い方の場合は、全額出金はしてしまう可能性がありますよね。
「キャンペーン対象の確認時」というのが明確になっていないので、11月下旬にキャッシュバックを受けるまでは、少額でも岡三オンライン株365(総合口座ではありません)の口座に資金を残しておくほうが良いと思います。十分にご注意ください。
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