今週のトレード結果
まずはループイフダンの結果です
仕掛け | 今週利食い回数 | 今週確定損益(円) | 貢献度(%) | 8月累計確定損益(円) |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B40 1lot | 2 | 800 | 8.54 | 1,200 |
米ドル円B50 1lot | 1 | 500 | 5.34 | 1,510 |
米ドル円B50 2lot | 1 | 1,000 | 10.67 | 3,010 |
米ドル円S15 1lot | 36 | 3,110 | 33.19 | 5,980 |
米ドル円S50 1lot | 4 | 1,860 | 19.85 | 3,300 |
豪ドル円S40 1lot | 6 | 2,100 | 22.41 | 2,880 |
合計 | 50 | 9,370 | 100.00 | 17,880 |
今週の週明け米ドル円は、え?年末?と思うほど値動きがなく、ループイフダンでこれだけ多くの仕掛けを稼働させているにもかかわらず、火曜日のNY時間までに米ドル円S15が2回しか利食いしないという状況でした。先週も米雇用統計までは膠着状態で、統計発表後もストンと上がって終了、という面白くない相場だったので期待して迎えた週明けだっただけに、けっこうストレスが溜まりました。
しかし、間もなく北朝鮮情勢で緊張が高まり、急転直下リスクオフ相場に移行。ゴルディロックスのぬるま湯相場が続いていただけに、材料としてはちょっと刺激が強すぎたのか、マーケットもかなり反応しました。VIX(恐怖指数)も11日(金)には一時17.3(S&P500)と昨年の米大統領選(11月9日、20.7)以来の高水準となり、とくに回復も見られないまま週の引けとなりました。
日本や同盟国の安全が脅かされるという倫理上の問題は一旦さておき、相場としてはある程度の動意が得られたため、ループイフダンもショートを中心にまずまずの回数の利食いができました。それでも1万円には達しませんでしたから、やはり週明けのもたつきは大きかったという印象です。現在、私のループイフダンはロング・ショートほぼイーブンな両建てにしてありますから、上がっても下がっても、スワップポイントを除けば理論上は中立ですし、トレンドが転換するときに損切りさえすれば、両建てに対する批判であるところの「上下に動いた値幅分の含み損を抱える」リスクも、ある程度は制御可能です。
今回の北朝鮮情勢については、最近「ミサイル慣れ」が進んでマーケットが反応しなくなったことを危惧した金正恩氏が、再度存在感を誇示するための威嚇でしょうから、その意味では、今回の目的は達成されたと思います。常識的に考えて、ミサイル発射の情報は大きな「商品価値」で取引されているでしょうから、マーケットが反応しないと困るわけです。この仮説でいけば、次なる威嚇のためにも、今回はこの程度で収めておくのが合理的判断と思われます。
米ドル円、米10年債利回り
米ドル円、米10年債の4時間足、108-109円の攻防になってしまいました。米10年債とも比較的強い相関性が見て取れます。地政学的リスクは一時的なものでしょうが、11日発表の米CPI(前月比/前年比)が予想+0.2%/+1.8%、結果+0.1%/+1.7%、コアCPI(前月比/前年比)も予想+0.2%/+1.7%、結果+0.1%/+1.7%とやや弱かったことから、年内もう1度の利上げを疑問視する向きがさらに強まったことは大きな懸念材料であると思います。加えて日本株が売られ、国外勢によりリスクヘッジで売られた円が買い戻される動きも強まるでしょうし、短期的には米ドル円においては円高が進みやすい地合いであることは間違いないと思います。
問題はどこまで円高が進むかですが、4月17日安値の108.13円を下抜けると目立ったサポートも見られないので、私は念のため、昨年最安値(2016年6月20日)である98.84円までは想定して、ポジション調整をしておきたいと考えています。
豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間
豪ドル円、豪ドル米ドル4時間足です。豪ドル米ドルは、週足や日足で見れば、辛うじて三役好転の状態を保っていますし、完全なトレンド変化と判断するには早計かと思いますが、同じく豪ドル円の週足・日足は遅行スパンがローソクにかかってしまいましたし、日足では転換線が基準線を追い抜いて下落していますから、少なくともテクニカル的には安値警戒といった感じです。
豪ドル米ドル手動トラリピ
豪ドル米ドル手動トラリピの利食いはありませんでした。ポジションは先週から変化なく3本です。
利食い回数 | 今週確定利益(円) | スワップポイント(円) | 8月累計確定利益(円) |
---|---|---|---|
0 | 0 | 0 | 832 |
くりっく株365
日経225、NYダウ、FTSE100それぞれ日足チャートです。さすがに高値更新中だったNYダウも、地政学的リスクには勝てず下落となっています。日経225はいつもよりさらによく動きますし、ショートでエントリしても良いのですが、値動きを見ていると戻りの時にもけっこう勢いがあり、そのまま踏まれたら損切り額も大きくなってしまうので、私は参戦を見送っています。
それよりFTSE100です。英国総選挙後、再び7,550前後まで上昇していた指数が現在7,300前後と、今年6月30日以来の安値となっています。これを押し目と見るか、さらなる下落を警戒するかは難しいところですが、私見では欧州は安全保障上、東アジアとほぼ無関係であること、さらにサプライチェーンでの関係性も米国ほどは東アジアと繋がりが強くないので、戻りも早いのではないかと考えています。FTSE100の配当ボーナス月は残念ながら8月で終わってしまいますが、ある程度の期間ホールドできるなら、買い増ししても良いタイミングかとは思います。
トルコリラ円
不思議な底堅さを見せていたトルコリラ円がついに、30円台に下落しています。しっかりと31円を割り込むのは6月8日以来です。米ドルトルコリラは、ここのところ3.53前後で安定していますから、トルコリラ円は米ドル円しだいですが、スワップポイントによる為替差損のリカバリを考えるとしても、少々長期戦を覚悟したほうが良さそうです。
逆に、短期的にここを米ドル円の底と見るなら、買いチャンスですよね。また、トルコ経済で好材料が出される可能性も否定できません。まあ、指数の小さいトルコリラなら下落による損失も知れいてるので、過去最安値の29.01あたりにロスカットを入れつつ、趣味的な要素で買い足しておこうかと思っています。
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