ループイフダンと手動トラリピ、2017年第14週のトレード結果。FOMC議事録公表、シリア空爆、雇用統計等で米ドル円は荒っぽい値動きとなりました。

今週のループイフダン

まずは結果です

仕掛け今週利食い回数今週確定損益(円)割合(%)4月累計確定損益(円)
豪ドル円B40 1lot28004.48800
米ドル円B50 1lot31,5008.411,500
米ドル円B50 2lot33,01016.873,010
米ドル円B15 1lot365,43030.445,430
米ドル円S15 1lot365,25029.435,250
ユーロ円売り 2lot21,85010.371,850
合計8217,840100.0017,840

1週間の確定利益が1万7840円と、4月はまずまずのスタートとなりました。「ユーロ円売り」は、昨年11月下旬にトランプ相場が一旦落ち着くかと思い稼働を始めてすぐ止めた「ユーロ円S80 2lot」の残留ポジションなのですが、約5ヶ月間の時を経ての利食いとなりました。

米ドルとユーロは相対で売買されることが多く、ユーロ円は動きが相殺されるか値動きしても非常に小幅レンジとなるため、根本的にループイフダンには向いていませんね。そのため、ループイフダンランキングでもユーロ円が上位になることはあまりありません。私としても懲りたので、今後はこの仕掛けを使うことはないと思います。

米ドル円は、シリア空爆や大型指標の発表などもあり、よく動きました。小幅のレンジもB15/S15でしっかり利益にできている結果は、やや高めにリスクを取っている甲斐があったというものです。

米ドル円の1週間

4月3日〜4月8日の米ドル円、米10年債利回り1時間足です。米10年債利回りは低水準が続き、7日の米雇用統計発表直後には、昨年11月以来となる2.27%近辺まで下げました。米ドル円も一時110.09円まで下落。しかし、すぐに110円台後半まで持ち直し、8日2時前にはダドリー米NY連銀総裁の発言から米10年債利回りが2.38%台まで上昇したのを受けて米ドル円も111円台を回復。引け直前はやや週末に向けた調整売りが入ったものの、111.05円と111円台をキープしての引けとなりました。

米雇用統計は、非農業部門雇用者数9.8万人と事前予想の18万人を大きく下回ったものの、失業率は4.5%と事前予想の4.8%を下回り、平均時給も+0.2%とほぼ横ばいだったことから、発表直後こそ米ドルが売られたものの、結果として金融政策に影響がないとの思惑が広がり、米ドルが買い戻される展開となりました。

しかし、7日午前の米軍シリア爆撃でいいだけモメンタムが放出されていたせいか、雇用統計後の値動きの落ち着きは意外と早く、あまり面白くない感じになっていたところに8日2時のダドリーNY連銀総裁発言による、さらなる上げがあり空気が一変しました。来週に繋がる良い地合いづくりをしてくれたと思います。

 

豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間

4月3日〜4月8日の豪ドル円、豪ドル米ドル1時間足です。3日に発表された2月の豪小売売上高が事前予想の0.3%を下回り-0.1%だったことや、市場にやや蔓延しつつあるリスクオフムード、さらには中国Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が52.2と前回の52.6から悪化したことを受けて下落基調が止まりません。シリア爆撃で資源関連株・通貨に買いが入っても、豪ドルに関してはほぼ無反応です。

豪ドル米ドルは、一時3月10日以来となる1豪ドル=0.75米ドルを割り込み、引けは何とか0.75を維持するのがやっと、といったところです。豪ドル円も、豪ドル米ドルがこれだけ下げるとさすがに引っ張られて続落しています。

豪ドルは材料難が続いているところに入ってくるわずかな材料がネガティブなものばかりですから、ここまで下落しても何ら不思議ではありません。トランプラリー後何度か意識されている0.75が下にブレークすると、もう一段安という展開もありえるかと思いますが、鉄鉱石価格が崩れておらず底値には一応のベンチマークがありますから、そこまで心配はしていません。

豪ドル米ドル手動トラリピ

仕掛け今週利食い回数今週確定損益(円)スワップ(円)4月累計確定損益(円)
豪ドル米ドル50 1.5lot0000
豪ドル米ドル手動トラリピ(2月から1本1,000→1,500通貨に変更)は、今週は利食いできませんでした。豪ドル下落を受け、ポジション数も過去最多となる4ポジション目を4月8日に建て、ややレバレッジが高くなってきました。ポジションがゼロだとそれはそれで寂しいものですが、4本目となると、ちょっと気になってはきますね。来週はこの4ポジションを全て利食い!といきたいところです。

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2017-01-10

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裁量トレード

今週は米ドル円がよく動いたので、主にショートで裁量トレードが捗りました。こういうときにかぎって手が離せない出張や仕事を入れている運のなさには笑うしかないのですが、それでもスマートフォンアプリを使って5〜10pips程度のスキャルピングで入り、合計300pips程度は取れました。

シリア空爆時は空港行きのバスの中だったのですが、搭乗手続きや手荷物検査をしながらも売りを入れ、ゲートを通過して利確という感じで諦めずに攻めました。飛行機も機内Wi-Fiが使えるJAL便だったので、今回ほどありがたみを感じたことはありませんでした。LCC等で航空運賃を浮かせても、こういった機会を損失してしまっては元も子もないので、やはりしばらくはJAL便を選ぶことになりそうです。

くりっく株365

今週は低調でした

NYダウとFTSE100は足踏み状態、日経225は下落という1週間でした。日経225の売りで入れば、かなりの利益が取れたのですが、さすがに底だろうという判断で何度も見誤ってしまい、結局一度もエントリーできませんでした。今週は、雇用統計前にNYダウを少し買っておき、直後に3,000円/枚程度で利確するという非常に控えめな結果となっています。

FTSE100

FTSE100は、3日の始値が7,366で8日の終値が7,356と▲10ですが、5日に1,018円/枚の配当があったので、偶然にも1枚あたりの損益がほぼプラスマイナスがゼロという結果になりました。今は長期保有向けのポジションしか持っていませんし、4月5月は配当が集中する期間なので、株価は横ばいでも下がりさえしなければ御の字といったところですが、やや弱含みな動きをする場面もあり下落が怖い感じもするので、強気に枚数を増やすにはちょっと勇気がいります。

FTSE100は、ほぼ恒例の証拠金が引き下げです。4月はあと1,294円、5月は4,011円の配当が予定されているので、配当を重視するなら、まだ買い時ではあります。しかし、今週の株価は足踏み状態とはいえ、長期的に見てFTSE100としては高値圏であることは間違いありませんから、もし下落しても長期保有に耐えられる証拠金とメンタルを持っている方にのみ推奨します。また、NYダウも5月は8,056円/枚と配当額が大きいので、FTSE100同様に「下落覚悟であれば」狙い目です。

商品4/3〜4/74/10〜4/14
日経22542,19041,670
NYダウ24,46024,050
FTSE10011,49011,460
DAX22,63022,710

鱈の白子です


鱈の白子の旬は1月〜2月なので諦めていたのですが、今回の出張で行った寿司屋で出された白子は、季節外れながら水っぽくなく、濃厚でとても美味でした。あるところにはあるものですね。

鱈の白子は、全国でけっこう呼び名が違って、北海道では「たち」、青森では「たづ」、宮城では「きく」、秋田や福井では「だだみ」、そして京都では「雲子(くもこ)」と呼ばれるそうです。もうちょっと調べたら、鱈の白子の呼び方で出生地あてができそうですね。引かれる覚悟がある方は、合コンなどでぜひご利用ください。

今週も当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。それでは皆さん、良い週末を!

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。