いつもじゃらんパックが最安とはかぎりませんが
私は飛行機を使った出張をすることが多いので、日程が決まったらいくつかの方法で最も安く行ける方法を検索するのですが、ほとんどの場合JAL/ANAのじゃらんパックが最安値になることが多いように思います。
そんなヘビーユーザーの私が、意外と知られていないじゃらんパックの便利な使い方をいくつかご紹介したいと思います。
クーポン利用
これはほとんどの方がご存知かと思いますが、1人利用でも1,000~2,000円程度のクーポンはほぼ常に配布されているので、これを使わない手はありません。
また、もっとおトク度の高い枚数限定クーポンは、だいたい月初に更新されることが多いので、月が変わったらまずはじゃらんを覗いてみる、というのを習慣にすると良いと思います。
航空便の往路・復路を別便にできる
じゃらんパックは、「A空港とB空港の往復+宿」という使い方しかできないと思っている方が多いようですが、実は「A空港→B空港+C空港→A空港+宿」または「A空港→C空港+B空港→A空港+宿」という使い方もできます。
つまり、出発空港と最終帰着空港が同じである必要はありますが、往路または復路いずれかを別のC空港から(まで)の便にできる、ということです。
具体的にどのように利用するかというと、例えば「羽田空港→那覇空港+福岡空港→羽田空港+宿」をじゃらんパックで購入して、「那覇空港→福岡空港」をLCCのピーチで購入すると、1度の旅行(出張)で2都市に滞在できる、ということです。
旅行資金を有効に活用したい場合や、出張の帰りに寄り道して観光や帰郷したい場合などに便利な方法かと思います(会社の経費を使う場合は、私用として自己負担金が発生する可能性がありますので、総務課等に確認しておこなってください。無断でおこなうと、最悪の場合は横領罪になります)。
宿は最低1泊予約すれば、どの都市でも良い
じゃらんパックで予約する航空便の都市と宿は、必ずしも同じでなくてかまいません。つまり、航空便で「羽田空港→那覇空港往復」を予約して、宿は北海道でも良いということです。
しかも、航空便の出発と到着が何日離れていようと(最高14日ですが)、宿を予約するのは、そのうち1泊でOKです。
なぜそんんことをする必要があるのか、メリット解説のために利用の具体例をあげてみます。
航空券だけほしいとき
航空会社の公式サイトや航空券販売サイトで往復航空券だけを購入するより、じゃらんパックの宿つきプランのほうが安いということがよくあります。その場合は、期間中に1泊だけ、全国で最も安い宿をセットにします。
例えば、羽田空港→福岡空港往復の出張だとしても、北海道東側の保養施設などが安くプランに組み込まれていることが多いので、私はけっこうそのあたりから探します。ただし、予約した宿を利用しない場合には、宿の方が待っていることもあるので、マナーとして、利用しない旨の電話連絡することは忘れないようにしてください。
日程のうち一部は友人などの家に泊まるとき
旅先・出張先に友人や恋人がいる場合、全ての日程ではなく一部の日程だけ泊めてもらい、残りは宿をとる、という使い方もできます。ずっと一緒にいると、お互い苦しくなることもありますからね。
また、旅先からキャンプに行くという旅程のときにも、この使い方をしました。
日程のうち一部の宿泊が高いとき
じゃらんパックで希望する旅程を検索すると、なぜかものすごく高くなることがあって、その原因が旅程の中の1〜2泊分だけ、宿の単価がやたらと高い、ということがあります。
この場合、まずは通常どおり、出張・旅行予定の全日程でじゃらんパック予約を検索し、その後の操作で1泊ずつ宿泊を削除することができます。例えば、5泊のうち1泊目・3泊目・5泊目だけじゃらんパックで予約したい、などというイレギュラーな使い方も可能です。
一部の宿泊が高いということは、じゃらんパックの検索結果ではわからないのですが、じゃらんトップページから、通常の「宿・ホテル検索」で同じ日程の同じ宿を検索してみると、各日程の単価が表示されるので知ることができます。
じゃらんトップページのホテル予約から、同じ日程・同じ宿で検索すると、各宿泊日の単価がわかります。
こういうときは、周りのホテルも単価が釣り上げられている場合がほとんどなので、出張や旅行の日程を変更できないなら、渋々その価格で予約するしかないのですが、どうしても出張費を安く抑えたい場合もあります。
そんなときは、じゃらんパックで単価の高い日の宿泊を削除してしまい、別途、予約でカプセルホテルやゲストハウスを予約するという方法があります。周辺ホテルの単価が釣り上げられている場合でも、カプセルホテルやゲストハウスはいつもの価格と変わらない、というケースがよくあるのです。
今回は、宿泊を削除した日程のゲストハウスが1泊3,000円だったので、こちらを予約することにします。
じゃらんパックから2泊を削除することにより、4万1400円安くなりました。ゲストハウス2泊分の料金6,000円を加味しても、差引で3万5400円と大幅なコスト削減ができたことになります。
カプセルホテルやゲストハウスでは眠れない、という方も少なくないと思うので、この方法は人を選びますが、逆にどこでも気にならないという体質の方は、ネットカフェなどでも良いかと思います。
私も狭いところはあまり好きではないのですが、たまにイベント体験的にカプセルホテルや、サウナを体験するのも楽しいものです。
ネット専用プリペイドカードの消化に
「Vプリカ」や「ドコモ口座Visaプリペイド」などのネット専用プリペイド(物理的なカードがない)の残高がたくさんあって消化に困っても、航空券の予約には原則として利用できません。
しかし、じゃらんパックだと、バーチャルプリペイドでも問題なく利用できます。
ドコモ口座では、利用額の7%が還元されるキャンペーンが定期的に実施されているので、合わせて上手に利用すると良いと思います。
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