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今週のループイフダン
まずは結果です
仕掛け | 今週利食い回数 | 今週確定損益(円) | 割合(%) | 5月累計確定損益(円) |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B40 1lot | 5 | 2,180 | 16.73 | 2,180 |
米ドル円B50 1lot | 2 | 1,180 | 9.06 | 1,180 |
米ドル円B50 2lot | 3 | 3,360 | 25.79 | 3,360 |
米ドル円B15 1lot | 18 | 3,420 | 26.25 | 3,420 |
米ドル円S15 1lot | 10 | 2,890 | 22.18 | 2,890 |
合計 | 38 | 13,030 | 100.00 | 13,030 |
日本の連休と欧州のバンクホリデーもあってかなりの低調を覚悟していましたが、広くはないレンジながら、ボラティリティはそこそこあったので、ループイフダンでも確定利益で1万3030円とそれなりの結果を残すことができました。
今週から米ドル円S15は稼働を止めており、代わりにB15を稼働させています。5日の雇用統計では一瞬S15を復活させましたが、後述するようにあまり値動きがなかったので、期待したほどの両建て効果は得られませんでした。
稼働停止前にS15が建てたポジションは成行手動決済しているので、表中のS15の利益が利食い回数に比して大きくなっています。売りポジションの利確幅を大きくすることはマイナススワップとのトレードオフになりますし、さらにレートが上昇すれば、より塩漬けの含み損を抱えるリスクも増大するのであまり褒められた方法ではありませんが、今週の相場のように下落が一時的と確信できるような場合は、有効な手法の一つかと思います。
4月米雇用統計
5日21:30発表の米非農業部門雇用者数は21.1万人(予想:19.0万人)、米失業率は4.4%(予想:4.6%)とかなり強い数字だったのですが、市場の反応は鈍く、雇用統計としてはほぼ無風と言って良い動きだったように思います。こういうときは、NY午後に急に動いたりするのですが、イエレンFRB議長が2:30講演で金融政策への発言を控えたこともあり、こちらも無風。B15/S15でがっちり待機していたループイフダン的にも、ちょっと残念な結果となりました。
おそらく、かなり意識されているのは6月利上げで、これだけ指標が強いと6月利上げの確度がさらに高まり、いくらインカムで金利が上がっても、米株安からの米ドル売りによりキャピタルで損失が出るという思惑がはたらいているように思われます。
米ドル円、米10年債利回りの1週間
5月1日〜6日の米ドル円、米10年債の1時間足です。こうして見ると、やはり米ドル円と米10年債の強い連動性が切れている印象がはっきりします。一時、米国株に連動しているのかな?と思いましたが、雇用統計後は株高にもかかわらず米ドル円は上値の重い展開になりましたし、よくわかりませんね。米ドル円にかぎったことではないのですが、今週は各通貨ペアがそれぞれの要因で独自の値動きをする傾向があったので、市場関係者泣かせだったようです。フランス大統領選をこなした週明け相場に向けたポジション調整か、引け寸前に112.80円まで上がる場面もありましたが、結局のところ終値はほぼ前日並の112.63円。フランス大統領選はほぼマクロン候補選出で安定しており、先週ほどの不確定要素があるわけではありませんので、今週寄付きのように窓が開くような展開にはならない気がしますが、どうなんでしょうか。
ところで、フランス大統領選ではあまり話題になっていませんが、リスクはむしろマクロン候補が大統領に就任した後の政権運営にある気がしてなりません。39歳と若く政治経験も豊富とは言えないマクロン氏が、あの保守的なフランスという国を動かす背景には、かなり強大なパトロン(日本の比喩的な意味ではなく、本物のPatronです)がいると見るのが自然だと思います(ロスチャイルド系銀行勤務の経歴から、トランプ政権と同じくユダヤ系の意向を受けるとも言われています)。マクロン氏の政策がEU・ユーロ重視以外に何も見えない中で、パトロンからどういった政治的意向が出てくるかわからないリスクを考えると、欧州のリスクというものは、総量的に現状くらいのものが常に存在すると考えるほうが現実的ではないかと思います。
豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間
5月1日〜6日の豪ドル円、豪ドル米ドル1時間足です。鉄鉱石価格の下落やNY原油価格の暴落のあおりをもろに食らった形で下落が続いています。豪ドル米ドルは引け直前でようやく0.74に乗せましたが、「回復」基調とはとても言えない地合いです。そのうえ、オーストラリア経済自体にも、なにもプラス材料がないというのは痛いところです。豪ドル米ドル手動トラリピ
今週は利食いなしで、ポジションが過去最多の5本となっています。ここまで下落しても5本ですから、リスク管理の観点では良好な結果であるとも言えます。買われる材料には売られすぎというのもありますから、来週は何とか回復の足場を固めてほしいところではあります。
裁量トレード
今週は150pipsでした。値動きが僅かなので、1回にエントリするポジションを4〜5万通貨程度にしており踏まれると大変ですが、利確幅を小さくしているので、リスクは最小限で管理できていると思います。同じスキャルピングでも、値動きが回復して、1万通貨くらいでもう少しゆとりのあるトレードをしたいところです。
くりっく株365
やることなし(失策)
FTSE100の買いタイミングを完全に逸してしまいました。現在もポジションゼロです。さすがに1週間何もないのは悔しいので、雇用統計前にNYダウを買って上がったところですぐ売りましたが、今週のトレードはその1回だけです。NYダウは、来週大きめの配当も控えているのでホールドしても良かったのですが、また株価が2万1000を超えて、やや上値追いに懐疑的な意識がはたらくかと思い、弱気の利確です。
来週の証拠金
商品 | 5/1〜5/5 | 5/8〜5/12 |
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日経225 | 40,610 | 40,780 |
NYダウ | 24,590 | 22,610 |
FTSE100 | 11,160 | 10,530 |
DAX | 21,220 | 22,280 |
来週も証拠金が変更されます。FTSE100は、とうとう1万円台の1万530円/枚。日経225との差は4倍近くになってきました。記事にもしましたが、5月・6月の配当予想を基準に考えた場合、FTSE100は圧倒的に有利なので、また株価が7,300を超えてしまったとはいえ、今年に入ってからの水準で見ればまだ割安感がありますので、中長期保有目的であれば買ってもそれほど後悔がないかと思います。
と、安値を探ってタイミングを逃した私が言っても説得力がありませんが・・・。諦めて来週には買います。
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