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今週のトレード結果
まずはループイフダンの結果です
仕掛け | 今週利食い回数 | 今週確定損益(円) | 貢献度(%) | 6月累計確定損益(円) |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B40 1lot | 4 | 1,680 | 15.15 | 2,080 |
米ドル円B50 1lot | 2 | 1,010 | 9.53 | 2,040 |
米ドル円B50 2lot | 2 | 2,030 | 19.15 | 4,080 |
米ドル円B15 1lot | 2 | 320 | 3.02 | 470 |
米ドル円S15 1lot | 38 | 5,560 | 52.45 | 7,120 |
合計 | 48 | 10,600 | 100.00 | 15,790 |
今週は8日木曜日の3大リスクイベント(ECB理事会、コミー前FBI長官議会証言、英総選挙)ということで、ややレバレッジ高めでリスクを取っているループイフダンも一部稼働を停止するなどの選択肢もありましたが、イベント中は常に市場動向に注視し、急を要する場合のための追加資金も準備したうえで、そのまま稼働を継続することにしました。
結果としては先の記事のとおりですが、ECB理事会とドラギ総裁会見は「それなりに」値動きがあったことと、英総選挙の保守党過半数割れ判明時に英ポンドが大きく売られたという動きはあったものの、米ドル円や豪ドル円に関しては特筆するほどの影響がなく、週の確定利益も1万600円と、私のループイフダンではほぼ平時に近い成績となりました。
宿命的に含み損を抱え続けるループイフダンは、リスクイベント時の取扱いに悩むところではありますが、やはりループイフダンは稼働を止めると建ててしまったポジションの処理がけっこう面倒ですし、ところどころ神経質に上下する値動きは米ドル円B15やS15が最も得意とするところなので、停止すると機会損失にも繋がると思います。さすがにB15/S15を稼働させながらイベント時もほったらかし、というわけにはいきませんが、例えば「200pips下がったら(上がったら)止める」などという基準を明確にしておけば、思わぬ損失を被るリスクは最小限に抑えられるかと思います。
今週のリスクイベントを通過して市場も再度リスク選好ムードになってきた感もあり、来週のFOMCでネガティブな材料が出され市場がリスク回避に舵を切ると、かなり大きな値動きになりそうなので、引き続きループイフダンのポジション管理には気をつけていきたいと思います。
ユーロ米ドル、英ポンド米ドルの1週間
6月5日〜6月10日のユーロ米ドル、英ポンド米ドル1時間足です。あらためて見ると、やはり英ポンドはかなり見事に下落していますが、市場はそこまで混乱していないのは、やはり昨年6月の英EU離脱や11月のトランプ大統領当選などでショック耐性ができた結果かと思います。英ポンドは戻りも限定的ですし、メイ首相の辞任を求める声が保守党内外から出るなど、もしかすると辞任という可能性はまだ警戒する必要があり、その場合はさすがに市場も織り込んでいないでしょうから、かなりの反応が予想されます。
米ドル円、米10年債利回りの1週間
6月5日〜6月10日の米ドル円、米10年債の1時間足です。木曜日のイベントまでは膠着状態かと思われましたが、6日の東京時間序盤で既に110円割れとなり、一気に警戒ムードが高まりました。そのまま109円台前半に突入し、一時108円台まで下落か、というところでは底堅い日経平均なども背景に踏みとどまり、その後は無事に3大イベントを通過して、ほぼ週の始値水準の110.31円で引けとなりました。一方で米10年債利回りはようやく2.2%を回復するのが精一杯といったところで、米ドル円上値の重石となっています。先週の雇用統計後は、6月以降の利上げ観測にやや翳りが出ているフシもあるので、FOMCは本当に要注意だと思っています。
豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間
6月5日〜6月10日の豪ドル円、豪ドル米ドル1時間足です。豪ドル米ドルは、しっかりと0.75台を維持するようになりました。豪ドル円も6日は米ドル円のつれ安で81円台まで落ち込みましたが、その後は順調に値を上げて83円台で引けました。豪ドル米ドル手動トラリピ
利食い回数 | 確定利益(円) | 6月累計確定利益(円) |
---|---|---|
2 | 1,760 | 1,760 |
堅調な豪ドル米ドルの推移を受け、今週は2回利食いできました。ひさびさに表にする意欲が湧きます。5月の利食い1回というのはあまりに極端な低調であり、本来は週に1〜2回という利食いを想定していますので、このペースで継続してくれると、せっかく実証実験している甲斐もあるというものです。5ヶ月少々で30万円の元本に対して4.9%程度の利益は確保できていますので、低調な期間があってもそれなりの利益なのだな、と実感もしていますし、現在ポジションが3本とリスクがかなり低く抑えられている点も、あらためて評価できるかと思っています。
裁量トレード
今週はユーロ米ドルが1.1280近辺で上値を抑えられて下落、という繰り返しのわかりやすいレンジだったので、こちらを中心に約150pipsの利益でした。
くりっく株365
NYダウとFTSE100
今週はリスクイベントで地合いが良くないと判断し、くりっく株はスクエアのままお休みにすることにしました。結果としては、FTSE100のショートならまあまあ面白かったかもしれませんが、もとよりNYダウやFTSE100でショートを入れるという選択肢は私の中にないので、あまり惜しいという感じではありません。FTSE100もポジションを建てたいのですが、来週は配当が248円/枚と低いので、じっくり情勢を見極めてからでも良いかと思っています。
来週の証拠金
商品 | 証拠金 6/5〜6/9 | 証拠金 6/12〜6/16 |
---|---|---|
日経225 | 39,500 | 40,600 |
NYダウ | 23,290 | 23,190 |
FTSE100 | 10,400 | 9,960 |
DAX | 21,100 | 21,270 |
FTSE100の証拠金が、ついに1万円を割り込みました。証拠金が下がるのはありがたいことではあるのですが、参考までに過去データを見てみると、2014年9月〜10月には証拠金9,000円という時期もあったようで、その後は上がって2016年2月の2万4000円をピークに再度下降に転じて現在となっています。ちなみに過去最高値は2011年8月〜9月の4万2000円で、現在の4倍以上となっています。今後、証拠金が上がるとしても突然上がるわけではないでしょうが、長期保有の場合は、あまりレバレッジを上げて、含み損を抱えたまま証拠金が上がると身動きが取れないので、注意が必要かと思います。
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