みずほWalletは、意外となかった「銀行口座直結のおサイフケータイ」。お金の流れをシンプルにしたい方にオススメです。

みずほWalletは「QUICPay+」

「みずほWallet」とは

みずほ銀行は、この2月から「QUICPay+」を利用したキャッシュレス決済「みずほWallet」のサービスを開始しました。

「QUICPay」は、基本的に、QUICPayに対応するクレジットカードを紐づけて決済するシステムで、これまでは、その唯一の例外がMasterプリペイドの「au WALLET」だけでしたから、デビットカードとしてQUICPayが使えるのは、みずほ銀行の「みずほWallet」が初の対応となります

みずほWalletは「QUICPay」ではなく「QUICPay+」

ただ、みずほWalletが対応する規格である「QUICPay+」というのがちょっとクセモノで、公式サイトの説明によれば、

QUICPay+(プラス)とは?(JCB公式より)
QUICPay+TM(クイックペイプラス)となることで、これまでの「オフライン取引」を「オンライン化」し、デビットカード・プリペイドカードへの紐付けが可能になるほか、「取引上限額の撤廃」を実現することで、利便性の向上を図りました。
デビットカード・プリペイドカードでQUICPay+をご利用の方は、QUICPay+対応加盟店でのみ利用できます。

要するに、au WALLETとみずほWALLETで「QUICPay+」に登録しているユーザーは、「QUICPay」のみに対応している店鋪では利用できないということです。

ちょっとややこしいですね。

実際に「QUICPay+」に対応していない店鋪はわずか

ただ、コンビニやファストフードなど、少額決済をよく使いそうなお店はほとんどQUICPay+に対応しているので、実際に不便を感じるシーンは少ないと思います

CHECK!QUICPayの使えるお店(JCB)

登録はカンタン

登録方法

さて、基本的なことが理解できたところで登録、といきたいところですが、みずほWalletの登録には、

  • みずほ銀行普通預金口座
  • おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォン(ApplePayには未対応)

この2つが必要になります。

すでに「みずほJCBデビットカード」の発行を受けている場合は、デビットカードの情報をQUICPay+に登録するという形になりますが、結果的に口座から即時引き落としになるという点では、デビットカードなしでみずほWalletを登録するのと差がありません。

Google Playから「みずほWallet」アプリをダウンロードして、アカウントを仮登録するためにメールアドレスを入力し、届いたメール内のURLをクリックすると本登録に進みます。

本登録画面では、パスワード・氏名・カナ・携帯電話番号・性別・生年月日を入力して、すでにみずほ銀行が発行するJCBデビットカードを持っている場合は、カード情報も入力します。

その後、SMS・Eメール・通話発信いずれかで認証のプロセスがありますが、アプリの誘導にしたがえば、作業じたいはとくに難しいことはありません。

早速使ってみる

決済にやや時間がかかる?

早速ローソンで使ってみると、当たり前ですが普通に大丈夫でした。

ただ、QUICPayの特性なのか、みずほWalletだからか原因はわかりませんが、iDやSuicaなど他の電子マネーと比べて、決済の認証までにやや時間がかかる印象(5秒くらい?)がありました(ローソンとタクシーで利用)。

アプリでのチェックはけっこう便利

使用後にみずほWalletアプリを開いてみると、トップページに口座残高と、最後に利用したQUICPay+の金額が「最近のWallet支払い」として表示されます。

さらに「最近のWallet支払い」部分をタッチすると、普通口座の取引履歴が表示されます。

いちいち「みずほダイレクト」にログインしなくても直近の利用状況がチェックできるのは、意外なメリットかもしれません。

明細の中で、QUICPay+で決済した支出には、サイフ型のアイコンと「JCBデビット」と表示されているので、ひと目でわかります。

まとめ

みずほWalletのメリット

  • 銀行口座直結でお金の流れがシンプル

みずほJCBデビットのメリット

  • 月1回以上の利用で、「みずほマイレージクラブ」特典でATM利用無料などの特典が受けられる
  • 国内・海外旅行傷害保険サービス(航空券やホテルをみずほJCBデビットで決済した場合に限る)

みずほWallet・みずほJCBデビット共通のデメリット

  • 土曜日22:00〜日曜日8:00まで利用できない
  • 1,080円の年会費がかかる(年に1回以上利用すれば無料)
  • ポイント還元が0.2%

デメリットとして年会費をあげましたが、みずほWallet(QUICPay+)で年に1回でも利用すれば、金額を問わず、みずほWallet側の年会費だけでなく、みずほJCBデビットの年会費も無料になるので、事実上無料と言っても過言ではないと思います

土曜日の深夜に使えないのは、わりと致命的

しかしながら、土曜日の夜から日曜日の朝まで使えないというのは、いかにも基幹システムに重大な課題を抱えるみずほ銀行ならではの残念仕様です

普通にコンビニやネット通販で使うであろうこの時間帯になぜ、という感じなのですが、週末のバッチ処理でそれどころではないのでしょう。

それでも利用価値はあり

みずほWalletは・みずほJCBデビットは、ポイント還元が0.2%と、クレジットカードはもちろん一般的なデビットカードと比べても低く、メインでガンガン使う電子マネーとしては、かなり力不足かな、というのが正直な印象です

しかし、プリペイド型電子マネーはチャージがめんどうだし、ポストペイ型電子マネーはお金の流れが複雑になるから好きじゃない、という方にとっては、みずほWalletは現在のところ銀行口座から直接引き落としされる唯一のおサイフケータイ電子マネーとしての利用価値はあると思います。

また、関東以外に住んでいて、近くにみずほ銀行やイオン銀行のATMがない方も、月に1回以上みずほWalletを利用すれば、「みずほマイレージクラブ」で他のコンビニATMが月4回まで無料利用できるなどの特典も受けられますから、使う方の環境によっては、それなりに利用価値が上がるサービスではないかと思います。

CHECK!参考:みずほマイレージクラブ「うれしい特典」

あわせて読みたい

Sony Bank WALLETを半年間使ってみてわかったこと。外貨預金のVISAデビットカード利用がかなり便利です。
地方都市暮らしの強い味方となるか、三井住友銀行とタッチ機能(iD)つきSMBCデビット。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。