地方都市暮らしの強い味方となるか、三井住友銀行とタッチ機能(iD)つきSMBCデビット。

日本はやっぱり東京が中心

地方銀行の口座なんかいらない

東京で暮らしていると銀行えらびで不便を感じることなんかありませんが、地方都市に行くと、基本的にその土地の地方銀行を中心に街が作られており、公共料金の引落しやATMでの現金引き出しではとくに不便を感じるようになります。

かといって引っ越すたびに地方銀行で口座を作っていると数がどんどん増えて管理しづらくなりますし、個人情報保護や犯罪利用の観点からも望ましくありません。解約しようにも、基本的に平日の15時までに銀行の本支店に出向かなければならず、非常に面倒です。また、地方銀行の口座は、基本的に他の地方に引っ越すとまったく利用価値がないので、できれば作りたくありません。

ネット銀行は便利ですが

Sony Bank WALLETを半年間使ってみてわかったこと。外貨預金のVISAデビットカード利用がかなり便利です。

2016.08.22

私の場合、振込やATMなどの日常的な利用ではソニー銀行とSonyBank WALLETでほぼ事足りているのですが、ネット銀行には次のような弱点があります。

その程度か、と言ってしまえばそれまでですし、最近は自治体の水道料金ですらクレジットカードが使えることが多いのですが、なぜかマンションのプロパンガス業者が銀行振替にしか対応していない、などという事態はけっこう起こりがちなのではないでしょうか。銀行振替で指定される銀行は、たいてい地域の地方銀行・地銀・信金と都市銀行・ゆうちょというパターンが多いので、無駄に地方銀行の口座を持たないようにするには、都銀かゆうちょの口座を最低1つは持っておくのが便利です

ところが都銀やゆうちょは、コンビニを含む自行以外のATM入出金が原則有料だったり、多くのネット銀行が特典として提供している振込無料のサービスがありません。ゆうちょはともかく、地方都市には都銀のATMなんて数えるほどしかありませんから、銀行振替のための入金にも場合によっては手数料を支払わなければなりませんし、日常的に現金をよく使う生活スタイルだと致命的に不便です。

ミニストップやイオンなどに設置されているイオン銀行ATMは、みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・ゆうちょ銀行の平日昼間の入出金が無料ですが、設置台数が全国5,900台とセブン銀行ATM(2万5000台)、E-net(1万3000台)、ローソンATM(1万2000台)に比べて圧倒的に少ないですし、地方ではミニストップそのものをあまり見かけません。やっぱり、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートに立ち寄ったときに利用できるのが便利ですよね。

地方都市暮らしに三井住友銀行とSMBCデビットがオススメな理由

コンビニATM利用が月3回まで無料(条件あり)

三井住友銀行も原則としてコンビニATM利用手数料は有料なのですが、下記のように非常に簡単な条件で月3回まで無料の特典が付与されます

  • SMBCポイントパックの申込み(普通口座開設+インターネットバンキング契約、無料)
  • SMBCデビットの契約(無料)

これだけです。厳密には、2番目の条件は給与受取や残高30万円、あるいはWeb通帳契約などでもクリアできるのですが、SMBCデビット発行が圧倒的にハードルが低くデメリットがないと思います。

このSMBCデビットはVisaデビットなので、他のデビットカード同様、世界のVisa加盟店やネットショッピングで利用できる他、デビットカードとしては初めて電子マネー「iD」を搭載したことでさらに利便性が高まりました。いずれの利用方法でも、利用金額が即時に普通口座から引き落とされることに変わりはないのですが、iDはコンビニで利用する場合に決済が早いですし、カードを店員に手渡さなくても良いという安心感もあります。

また、意外な活用法として、自動販売機では当然デビットカードは利用できませんが、マルチマネー(電子マネー)対応の自動販売機であれば、iDで決済できるという利便性もあります。他にもファストフードやコーヒーショップ等、現金または電子マネー限定というお店は意外とあるものです。タクシーも、最近はだいたいクレジットカードが使えますが、カードを渡すと端末の操作でモタモタされることが多く、その場合もiDが使えるならとてもスピーディーに支払いができます。SMBCデビットは、「Visaの加盟店の多さという安心感」と「iD加盟店での利便性の追及」という良いところ取りをしたデビットカードと言えるでしょう。

不正利用補償・海外のお買い物保険もしっかり

SMBCデビットカードの偽造・盗難による不正利用は、年間最大で100万円が補償されます(連絡から最大60日まで遡って補償)。年会費無料のデビットカードとしては十分な内容と言えますが、念のため、口座には100万円以上入れないようにしましょう

さらに、海外でSMBCデビットを利用して購入した商品が購入から90日以内に破損・盗難・火災で損害を受けた場合、年間100万円を上限に、1事故自己負担3,000円でこれを填補してくれるというものです。残念ながら国内での買い物には適用されませんので、国内にも適用されるSonyBank WALLET(年間50万円上限、自己負担1事故5,000円)と使い分けて利用するのが良さそうです。

デザイン・質感が良好

デビットカードはカード番号がエンボス(凹凸)加工でない時点で何だか安っぽいのですが、某赤い都銀のように、デザインや質感でその安っぽさに拍車をかけている場合が少なくありません。私がSonyBank WALLETを気に入っている理由の一つがここで、デザイン性とマットな質感は、Visaデビットとして店員に手渡すときにも恥ずかしさを感じません。

しかし、SMBCデビットは、質感ではSonyBank WALLETの上を行っているかもしれません。私が選んだのは「ベーシック」デザインですが、まったく安っぽさを一切感じさません。これ、日常的に利用するには、意外と重要なポイントだと思っています。

SMBCデビットのデメリット

メリットをあげてきたSMBCデビットですが、デメリットもあります。まず、キャッシュバックが0.25%とSonyBank WALLETの0.5%、住信SBIネット銀行の0.6%などと比べて半分程度の水準です。これはまあ、もともと金額が小さいので、よほど多額の決済をしないかぎりは誤差の範囲という感じもします。

また、私は持ち歩くカードはできるだけ少なくしたいのですが、キャッシュカードとデビットカードが別というのは、やや不便を感じます。しかもデザインが似ているので、たまに間違えそうになります。SMBCデビットを「ミドすけ」デザインにすれば間違えることはないのでしょうが、オッサンが持つには躊躇されるデザインなので、「なでしこ」あたりにとどめておくのが良さそうです。

口座開設は自宅で完結

三井住友銀行の口座開設は、店鋪に行かなくてもスマートフォンで申込み可能です。口座開設アプリをダウンロードし、案内にしたがい必要事項を記入し、身分証明書画像を送信すれば、申込みから1〜2週間程度でキャッシュカードとSMBCデビットがそれぞれ書留で送付されてきます。今なら特典として、入会翌月末までにSMBCデビットを3回以上利用すると、もれなく500円がもらえます。さらに、入会翌月末までに5回以上かつ合計5,000円以上の利用で、50人に1人に利用額の50%がプレゼント(上限10万円)されます。

ネット銀行の不便な点を補充する選択肢として、ご検討されることをオススメします。

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ABOUTこの記事をかいた人

そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在、事業の失敗で背負った借金をせっせと返済しながらひっそりとフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。