米ドル円がまた騰がっています。
未明に噴き上がる米ドル円
18日の米ドル円15分足です。ゴールデンクロスがバッチリ当たっていましたね。イエレンFRB議長の米ドル円利上げに関する発言を受け、日本時間の未明に米ドル円レートが一気に1円以上上昇しました。先週のトランプ次期大統領会見以降、やや期待感が剥落したかに思われたアメリカ経済ですが、これでとりあえず大統領就任までは、現在の地合いが続きそうです。2日間利食いのなかった私の米ドル円B50・豪ドル円B40ループイフダンも、昨日の昼あたりから、しっかりと利食いを再開してくれています。
豪ドル米ドル手動トラリピ
18日の豪ドル米ドル15分足です。一昨日利食いした値幅分が今朝のドル高で戻り、新しいポジションを建てたところで下落が止まり、今日はやや反発する値動きに入っています。ノーポジションだった私にとっては、理想的なレンジ相場です。この手動トラリピ、仕掛けた値幅の運も、なかなか良いようです。
ループイフダン米ドル円15pipsの離脱症状?
月曜日、火曜日とループイフダンが低調だったため、やはり15pipsを再開したほうが良いのではないか・・・今度はショート15pipsか?などとよからぬことを考えてしまう訳ですが、現在稼働させているのは米ドル円50pips、豪ドル円40pipsなので、本来はそう頻繁に利食いするものでもないんですよね。その代わり、レート下落のときもポジションを建てすぎないというメリットと表裏一体なのですから。
それなのに、一日何度も利食い通知があったという体験が忘れられず、いろいろとループイフダンをいじってしまいたくなるこの心境、これは禁煙や禁酒で襲われるのと同様、ある種の離脱症状なのではないかと思います。投資は、理論上のストラテジー以上にメンタルの強さが重要ですから、こういった精神状態を経験することも、今後の大きな糧としていかなければなりません。
正しいループイフダンの使い方
誤解のないよう申し添えておきますが、ループイフダンやトラリピは本来、トレードの省力化という理由に加えて、感情を抑制できず起こる典型的な失敗を起こさないために利用するものですから、例えば米ドル円B100または豪ドル円B80で20万円くらい入れて、週一程度のチェックで、あとはほったらかしにしておけば、ちゃんと利益を上げてくれる優秀なシストレです。
参考までに、昨年8月以降約半年間の実績で見ると、米ドル円B100で4,300pips(4万3000円)前後、豪ドル円B80で2,800pips(2万8000円)前後とれています。あまりに少ない資金でのスタートはリスクが高いので決してオススメはしませんが、驚かされるのは、3万円前後のスタート資金・最大5ポジションで稼働させても、1〜2回の損切りは発生しているものの(ループイフダンは、最大ポジション数以上になると古いほうから自動で損切りしていきます)、米ドル円B100で3,800pips(3万8000円)、豪ドル円80pipsで2,100pips(2万1000円)もとれているという事実です。トランプ相場という特殊事情があったとはいえ、半年間ですでに、スタート資金とほぼ同額の確定利益を得ていることになります。
私のようにあれこれいじるのは、本来ループイフダンが想定した使い方ではないのでしょうが、好きでやっているので、どうか笑ってゆるしてやってください。
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