米ドル円はデイトレ非推奨相場
日本は休日らしい値動きです
3日20:00時点の米ドル円は、111.96-23という極めて狭いレンジでの値動きとなっています。狭いなら狭いでよく動き日もあるのですが、狭い上に動きも緩慢というトレーダー泣かせの相場なので、こんな日はデイトレで入ってもストレスがたまるだけだと思います。試しにさっきロングで入ったら、5pips利確するのに2時間ほどかかりました。今日はもうやめて、NY時間の指標待ちということにしたいと思います。
今日の指標
3日は21:15分に米ADP民間雇用者数が、23:00に米ISM非製造業景況指数が発表されます。また、日付が変わって4日3:00にはFOMC政策金利発表があります。もちろんFOMCの注目度は高いのですが、6月利上げの方針はほぼ変わらないと見られており、これにしたがった内容になると見られています。先日の米GDPがやや弱い数字だったことが唯一の懸念ですが、金利政策方針に影響を与えるとは考えられていないようです。
米ドル円
2日6時からの米ドル円と米10年債利回り15分足です。米10年債の上値が重いことが、米ドル円の重石の一つとなっているのは明らかです。米ドル円現値水準の3月は2.3%台後半から2.6%前半の利回り推移でしたから、やはりもう一段の回復が期待されているのでしょう。
まあ、こればかりは欧州株や資源、貴金属などから資金が流れている相対的な影響もありますが、一気に巻き返しが起こる状況でもないので、米ドル円もまずは現値水準が一つの上値目安と見る意見には、一応の説得力があります。
しかしながら、市場の反応は理屈どおりには行かないことも多いので、まずは今週の大きなイベントであるFOMCと雇用統計を見ての判断とするのが賢明かと思われます。
豪ドル円、豪ドル米ドル
2日6時からの豪ドル円と豪ドル米ドル15分足です。せっかく回復基調にあった豪ドルが、鉄鉱石価格のさらなる下落を受けてふたたび軟調です。鉄鉱石価格は中国大連市場で前日終値527人民元だったものが、3日は一時500人民元割れまで下落し、下落水準は6%に達しました。ブラジルとオーストラリアの鉄鉱石産出量が過剰になり需給バランスを崩しているというのが大勢の見方ですが、常識的に考えて、今の世の中で上質な鉄が要らなくなるということは考えにくいので、一部市場関係者が呈する悲観論には、私はどうも懐疑的です。
豪ドル米ドルも、昨年末は0.715前後の水準だったわけですから、そこから見れば高値ですし、下落したとはいえ鉄鉱石価格推移から見ればまだ割安と言えます。こちらも、落ち着いて推移を見守りたいところですね。
ループイフダン
3日のループイフダンは利食いも新規ポジション建てもなしです。この値動きでは諦めるしかありませんね。指標発表もあるNY時間に期待したいと思います。
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