今週のトレード結果
まずはループイフダンの結果です
仕掛け(稼働開始順) | 今週利食い回数 | 今週確定損益(円) | 貢献度(%) | 9月累計確定損益(円) |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B40 1lot | 2 | 820 | 5.21 | 7,670 |
米ドル円B50 1lot | 4 | 2,300 | 14.61 | 10,750 |
米ドル円B50 2lot | 4 | 4,600 | 29.22 | 21,510 |
米ドル円S15 1lot | 29 | 4,280 | 27.19 | 19,890 |
米ドル円S50 1lot (稼働停止中) | 0 | 0 | 0 | 4,770 |
豪ドル円S40 1lot | 3 | 1,100 | 6.99 | 6,170 |
ユーロ米ドルB20 1lot | 12 | 2,640 | 16.77 | 15,370 |
合計 | 54 | 15,740 | 100.00 | 86,130 |
木曜日まではなかなか好調だったのですが、金曜日は米ドル円が上下50pips程度の小動きだったため利益が上乗せできず、週の成績としては1万5740円と、好成績が続いた今月においては、やや低調な結果となりました。そして、9月の確定利益は8万6130円と、一つの目標である「ループイフダンで月の利益10万円」というところが、いよいよ射程距離に入ってきた感じです。
米ドル円
米ドル円の日足と4時間足チャートです。27日、28日に一時113円台をつけましたが、維持できずに112円台に押し戻されて112円半ばで引けた週となりました。28日に発表された米国の減税内容は、ある程度マーケットに織り込まれていたため、材料出尽くしで下落に転じたほか、9月10日以降の上昇がやや急だったこともあり、速度調整をしている感じですね。日足チャートの一目均衡表を見ても、三役好転は維持、29日の下落も転換線でサポートされているので、まだそこまでトレンド変化が懸念される状況ではないように思われます。
ただ、週末はスペインカタルーニャ州で独立をめぐる住民投票があり、また、日本の総選挙の行方をうらなう世論調査が複数実施される予定なので、大きな現状変更をイメージさせる結果が出た場合には、週明けにリスク回避の円買いが入りそうです。そうなると、少なくとも一目雲の上限である111.53円付近までは下落しそうなので、注意が必要です。
また、北朝鮮をめぐる地政学的リスクも後退したわけではなく、単に「過去分がマーケットに織り込まれた」だけですから、新たな挑発行為があれば、また日本株売りの円買いとなることは必至で、こういったところも、なかなかスッキリと米ドル円が上がっていけない要因なのかとも思います。北朝鮮の挑発行為は、もはや疑う余地もなく「国家的なインサイダービジネス」ですから、このまま収束するわけもなく、「宣戦布告」のキーワードでアルゴリズムの反応を試したように、近いうちに間違いなく新たな手を打ってくることでしょう。
ユーロ米ドル
ユーロ米ドルの日足と4時間足チャートです。ドイツの政局混乱で、ややきつい下落トレンドとなりましたが、28日、29日は日足で陽線となっています。日足の一目均衡表では、しっかり雲の上限にサポートされていますが、こちらもスペインカタルーニャ州の住民投票が最大の懸念材料と思われます。ドイツの政局ですが、歴史的にほとんど連立政権でやっている国なので、選挙後のゴタゴタはある程度織り込まれており、ユーロの過去の実績を見ても、選挙直後は一旦下落するものの、間もなく上昇基調に回復するパターンが多いようです。その中で、ややマーケットが過剰に反応したのは、与党情勢よりも、野党として「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進したことではないでしょうか。
ナチス・ドイツ政治への反省から、民族的な排他主義には激しいアレルギーを起こすドイツ世論であるのに、反イスラム・反難民・反ユーロ・反EUを掲げる政党が94もの議席を獲得したというのは、AfD支持者以外のドイツ国民の心理に暗い影を落としていることと思います。現ドイツの認識としては、ナチスはドイツの歴史において特異なプロセスで誕生した独裁政権であったと位置づけているのですが、実際には極めて民主的な国民の選択から生まれた政権であった事実から目を逸し、現在の自分たちを正当化しています。ドイツ人は平均して理論的ですから、こういったまやかしは理解しつつも、口には出さずに生きているのでしょうし、そこに今回のような民族主義の台頭という事実が突きつけられると、古傷をえぐられるような感覚になるのではないでしょうか。
とはいえ、現在のところドイツ経済は極めて好調ですから、そこまで大きな政治に混乱にさえ至らなければ、少なくとも株や為替への影響は限定的ではないかと思います。
豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間
豪ドル円、豪ドル米ドル4時間足です。今週の豪ドル米ドルは、米ドル円よりも豪ドル米ドルの下落に連れて下げた感じです。
豪ドル円は、さすがに88円でも買いが薄くなっていたところを、90円にまで達すると買いを手控える動きがあること、また、豪ドル米ドルが0.8を超えるとRBA関係者が豪ドル高懸念の発言をすること、さらに追い打ちで鉄鉱石価格が下がっているので、安値買い以外に買う材料がなく下落、という単純な状況かと思います。豪ドル米ドルを日足で見ると、現在は雲の下限でサポートされているところですから、良くてもしばらくは雲の中をウロウロするレンジ相場が続きそうですし、悪ければ雲の下限を突き抜けて0.77台に下落、というシナリオも濃厚かと思います。
豪ドル米ドル手動トラリピ
今月から両建ての豪ドル米ドル手動トラリピですが、下落トレンドを受けて今週はショートが2回の利食いでした。引け時点でのポジションはロング4本、ショート1本の合計5本です。月の確定利益が1万円に近づいてきたので、資金30万円の運用としては、なかなか良い感じかと思います。このまま下落が続くと、ややポジションが増えてしまいますが、その点も含めてのテストを継続してみたいと思います。
利食い回数 | 今週確定利益(円) | スワップポイント(円) | 9月累計確定利益(円) | |
---|---|---|---|---|
豪ドル買い | 0 | 0 | 0 | 4,208 |
豪ドル売り | 2 | 1,657 | -30 | 5,007 |
合計 | 2 | 1,657 | -30 | 9,215 |
くりっく株365
日経225、NYダウ、FTSE100の日足チャートです。日経225に降って湧いた解散総選挙バブルでしたが、今週のトピックは日経225の配当ではないでしょうか。26日権利付最終日で約1万3千円の配当が付与されました。前回、3月の大型配当では、権利落ちの後に北朝鮮リスクが発生し、そのまま1万8千円台まで2千円近く下げるという「配当取り殺し」の相場になってしまいましたが、私は配当を受けず利確したので逃げ切ることができました。
今回は事前に北朝鮮リスクがかなりマーケットに織り込まれていたこと、さらには解散総選挙アノマリーで株価上昇の可能性があると見て、平均単価2万円で5枚持っていた日経225をそのままホールド。結果としては早くも翌27日には配当落ち分を株価上昇でカバーする値動きとなり、成功を収めることができました。今回は配当を含めて約25万円の利益と、1回の確定利益としては過去最高です。結果論で言えば、25日に一瞬2万500円をつけたときに配当なしで利確した場合と利益は変わりませんが、欲が出て利確し損ねたので、ミスのリカバリとしては上出来かと思います。その後も日経225は2万300〜400円のレンジだったので、細かく5千円/枚程度の利益を積み重ねて、今週は日経225オンリーの週となりました。
NYダウは29日の引け直前にようやく2万4000円をしっかりと突破できましたが、それまではほぼ膠着状態。FTSE100も28日、29日には7,300台後半まで上げてきましたが、まだまだ上昇トレンド再開、という地合いではないようなので、様子見でポジションも塩漬けです。
NYダウは、せっかく岡三オンライン証券が手数料全額キャッシュバックキャンペーンをやっているのでガンガン取引したいのですが、この相場ではちょっと食指が動きません。税制改革発表後は、もう少し上がるかと思いましたが、完全に期待はずれでした。来週は雇用統計ですから、地合いが変わって、また上昇基調が戻ることを期待したいと思います。
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