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今週のトレード結果
まずはループイフダンの結果です
仕掛け | 今週利食い回数 | 今週確定損益(円) | 貢献度(%) | 6月累計確定損益(円) |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B40 1lot | 2 | 800 | 10.81 | 400 |
米ドル円B50 1lot | 2 | 1,030 | 1.92 | 1,180 |
米ドル円B50 2lot | 2 | 2,050 | 27.70 | 2,050 |
米ドル円B15 1lot | 1 | 150 | 2.03 | 150 |
米ドル円S15 1lot | 24 | 3,370 | 45.54 | 1,560 |
合計 | 31 | 7,400 | 100.00 | 5,340 |
29日月曜日はロンドンとNYが休場だったという不可抗力のマイナス要因はあるものの、今週も確定利益が1万円を割り込み、やや残念な結果となりました。2日の米雇用統計は非農業部門雇用者数が13.8万人と予想の18.2万人を大きく割り込み、前日のADP民間雇用統計の強い数字によりリスクフルで望んでいた市場に(恐らく、市場心理的には20万人程度の織り込みだった?)思い切り冷や水を浴びせた形になりました。
当然、米ドルが全面的に売られ、米ドル円も一時110.33円まで急落。この場面でループイフダンS15は順調に利食いしていったのですが、あまりに迷いなく一本調子で下落しすぎて、揉み合いのレンジにならなかったため、期待したほどの利食いはできませんでした。
先週と今週は、「112円まで上がったら売られ、110円ミドルまで下がったら買われる」だけが決まっていて、値動きじたいは非常に緩慢なので、ループイフダン的に苦戦を強いられるのも無理はありません。お決まりではありますが、「この相場でも、ほったらかしで7千円の利益があった」と考えるべきなのかもしれません。
ユーロ米ドル、英ポンド米ドルの1週間
5月29日〜6月3日のユーロ米ドル、英ポンド米ドル1時間足です。私がユーロや英ポンドのトレードをしているわけではないのですが、現在主役の通貨なので掲載しています。ユーロ米ドルは1.1279に到達し、いよいよ昨年11月9日の高値1.1299に肉薄してきました。英ポンドは5月から既に高く、今週はやや調整が入りましたが、終値の1.2882は昨年10月3日水準です。
来週はいよいよ英国総選挙です。5月31日発表のYouGOv世論調査では、保守党が42%、労働党が39%と2014年以来最も僅差となっています。YouGovは昨年6月のEU離脱予想を外しており信憑性は怪しいところですが、6月8日までは世論調査の結果を受けて欧州通貨が乱高下するものと思われます。リスクオフになれば日本円が買われますから、こればかりは波乱がないことを祈るしかありませんね。
米ドル円、米10年債利回りの1週間
5月29日〜6月3日の米ドル円、米10年債の1時間足です。2日の弱い米雇用統計を受けて、米ドル円は110.0円のサポートが堅く、まあこんなものかな、という感じですが、米10年債が最安値2.14%、引けで2.16%というのは、ものすごく低いと思います。市場は6月の利上げを見送ると判断しているかと思うほどです。先週からは特に米長期金利と米ドル円、さらに言えば日本株価の値動きが連動しない現象が見られますが、それでも米ドル円が112円台のはっきりとしたレジスタンスの大きな要因は米10年債利回りの低迷ですから、現状だと米ドル円が下にブレイクする可能性が高くなってきます。そうなると下値の目安として4月17日安値の108.13円が意識されることになるでしょうから、急落には注意が必要かと思います。
豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間
5月29日〜6月3日の豪ドル円、豪ドル米ドル1時間足です。豪ドル米ドルは一時0.74を割り込みましたが、2日の米雇用統計を受けて相対的に豪ドルも買われ0.7442まで回復しています。あまり関係ない話ですが、豪ドルが弱いため豪ドルNZドルが1.0402まで下落しており、下落率としてはパリティに向かいそうな勢いです(2015年3月30日に1.0001の事実上パリティ)。豪ドル米ドル手動トラリピ
今週の利食いはありませんでした。ポジション数は変わらず5本です。
裁量トレード
今週は様子見でところどころ米ドル円ショートを入れたくらいなので、約50pipsにとどまりました。
くりっく株365
NYダウとFTSE100
今週もNYダウとFTSE100を中心に利益を獲っていきました。FTSE100は横ばいかジリ高なのでホールドですが、NYダウは最高値更新ということで、しっかり押し目買いで200ポイント(2万円)/枚の利確ができました。
今週の配当はFTSE100の592円/枚と控えめでしたが、来週はFTSE100が1,172円、NYダウも493円の配当が予定されています。権利付最終日が6月7日で総選挙の前日なので、配当を受け取ったらイベントリスク回避で売ってしまうのも一つの方法かと思います。
来週の証拠金
商品 | 証拠金 5/29〜6/2 | 証拠金 6/5〜6/9 |
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日経225 | 40,840 | 39,500 |
NYダウ | 24,330 | 23,290 |
FTSE100 | 10,970 | 10,400 |
DAX | 22,880 | 21,100 |
今回は、FTSE100の証拠金が570円(5.2%)も下がります。ここまで下がると、中長期トレードではむしろ上がったときが心配になってきますが、短期勝負で枚数を多めに入れるには、レバレッジを上げられるので有益かと思います。
ただ、英国総選挙がありますから、来週は積極的に枚数を増やすことにかなり躊躇を感じます。来週は日経225がさすがに調整が入るでしょうし、英国総選挙で与党敗北からのリスクオフで急落という可能性も低くはないので、やるなら日経225ショートかな、と考えています。
同じく英国総選挙要因でFTSE100が急落しても、EU離脱ショックでもすぐに回復しましたから、今回もパニック売りは避けるべきかと思います。もちろんロスカットを避けるために資金は最低でも20万円/枚、一時的にさらに10万円/枚ほど追加できる余裕があると良さそうです。もちろん、高値追いが続くFTSE100において、急落場面は同時に絶好の買い場ですから、枚数を追加することもできれば、長期的には大きな利益を生むイベントにすることもできそうです。
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