米ドル円まさかの113円台復活。とはいえ、日米首脳会談前としては、あまり良い材料ではありません。

米ドル円がまさかの113円台復活

米ドル高の背景


9日6時からの米ドル円15分足です。NY時間での株高や、米国債利回り上昇を受けて序盤からドル高基調。一時112円台に戻す動きもありましたが、現在(10日朝)も113.30円前後で推移しています。背景としては、トランプ大統領の発言による経済政策への期待感と、好調な決算ということですが、かくもトランプ大統領の政策の多くは米ドル高要因でありながら、米ドル高は容認しないという矛盾する見解を呈しており、この矛盾の矛先が相手国、とくに対米貿易黒字国に向くことは、これまでの発言からも明白です。日本がアメリカの貿易赤字相手国として3位から2位に上がったとの発表もあったばかりですし、日米首脳会談前の条件としては、かなりの試練と言えそうです。11日3:00(日本時間)から日米首脳による記者会見が開かれるとの発表がされましたので、結果と市場の反応には注意する必要がありそうです。

豪ドル円が高騰


9日6時からの豪ドル円15分足です。オーストラリア中銀のロウ総裁が、現状の豪ドル高を容認する発言をしたことから、円売り豪ドル買いが進み、1豪ドル=86.40円前後まで100pipsほど上がっています。アジア・欧州時間は豪ドル高、NY時間は米ドル円高に引っ張られて上昇、ピボットのHBOPまで上抜けしていますが、ここまで来ると、ちょっと下落が心配な水準です。

ループイフダンがひさびさに好調!

日中はまったく動きがなかったのですが、欧州時間から徐々に利食いを始め、米ドル円S15が7回、B50が2回、そして豪ドル円B40がひさびさとなる2回の利食いでした。毎日これくらい決まってくれると気持ちいいんですけどね。

くりっく株365は

昨日〜今日は、くりっく株365が扱う全銘柄(日経225、ダウ、FTSE100、DAX)が前日比で価格を上げました。私はダウとFTSEを中心に買っているのですが、2月は配当が多いので、含み益が発生しても利確するかどうか迷うところです。「利食い千人力」とも言いますし、今週はループイフダンがやや低調なので、株でカバーしたいという意図もあります。

1枚目がダウ、2枚目がFTSE100の配当権利付最終日(要するに、この日の清算時間に対象銘柄を持っていれば配当がもらえます)カレンダーを見ると、ダウは8、10、13、14日とちょうど配当が連続するのに対し、FTSE100は14日まで配当がないことがわかります。2月の配当見込みはダウが7,683円/枚、FTSE100が5,110円/枚ですから、無視できる金額ではありません。そこで私は、FTSE100だけを利確するという戦術をとりました。14日までに調整が入って価格が下がったところで、また指値を入れて建玉数を戻そうと思っています。
くりっく株365は、スプレッドが広く取引手数料もかかるので、基本的に長期保有に向いており、あまり頻繁に売り買いするスタイルには向きません。しかし、今のように先行きが不透明な地合いの場合は、両方の戦略を半々で組み合わせるというスタイルもあるかと思います。FXとはひとあじ違うCFDの妙味がここにはあるのではないでしょうか。

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FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。