ループイフダン継続中
個人口座はロスカット…
年初ということで、昨年(2019年)のループイフダンのトレード成績をまとめておきたいと思います。
私は個人と法人の両方でループイフダンを利用していたのですが、個人のほうは昨年1月3日のフラッシュ・クラッシュでロスカットされてしまったので、現在は法人口座のみで運用しています。
ループイフダンの運用設定
法人口座の開始資金は300万円で、2018年7月から「豪ドル円B80」を1本1万通貨で稼働開始し、同年11月には、ショートポジションでもスワップポイントをプラスにするための「セミ両建て」のような意味で、「ユーロ円S100」を1本5,000通貨で稼働開始しています。
- 豪ドル円B80(2018年7月から稼働)…1本あたり1万通貨
- ユーロ円S100(2018年11月から稼働)…1本あたり5,000通貨
ということで、2つのループイフダンとも、2019年は年間を通して稼働していたことになります。
ループイフダンの運用状況
年間利益
通貨ペア | 利食い回数 | 決済利益 | スワップ | 合計 |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B80 | 37回 | 296,000円 | 21,813円 | 317,813円 |
ユーロ円S100 | 30回 | 142,825円 | 2,849円 | 145,674円 |
合計 | 67回 | 438,825円 | 24,662円 | 463,487円 |
含み損は拡大
一方で「有効証拠金」、つまり含み損を差し引いた現時点での資金状況は、米中貿易戦争を背景としたリスク回避により、かなり膨らんだ1年でもありました。
口座状況については執筆時点(2020年1月2日21時)でのものになりますが、含み損が37万3330円となっています。

つまり、今すぐにループイフダンを停止させて利益を確定させてしまうと、利益が30万円も残らず、設定来で10%も利益がとれないということになってしまいます。
ループイフダンは、その性質上、常に含み損を抱えながらの運用になるため、「今全決済したら」という仮定はあまり置かないようにするほうが良いのでしょうが、それでも投資であり、投資している人間の命が有限である以上、いつかは全決済しなければならないうことを考えると、あまりに含み損が膨らむようであれば、その時点での利益確定あるいは損切りという決断も必要かもしれません。
豪ドル円・ユーロ円相場の今後
チャートで値動きを確認
2019年の豪ドル円・ユーロ円の日足チャートです。
両通貨ペアとも、1月3日のフラッシュ・クラッシュの後は、4月はじめまでは緩やかな回復基調だったのですが、米中貿易戦争の加熱によって、その後は8月までほぼ下落の一途をたどることになりました。
豪ドル円は8月26日に69.95円と、一時70円を割り込み、さらなる下落も懸念されましたが、ここで一旦の底打ちとなり、その後は年末に向けて76円台まで回復しています。
ユーロ円は少し遅れて9月3日に115.85円で底打ち、現在は121円台での推移となっています。
今後の運用方針
今後についても、米中関係次第といったところではありますが、「レートを予想する必要がない」というのがループイフダンの最大のメリットでもありますので、極端な相場変動がないかぎりは、当初の方針を変えずに運用を継続してみたいと思います。
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