米ドル円は114円台前半で小幅の値動き。徐々にレンジが狭くなり、ループイフダンは苦戦です。

11日19:30に114円を割り込みましたが

10日の米ドル円は、一時113円台に下落するなど不安定さも見せましたが、11日に入って、しっかりと114円台を維持しています。アジア時間は、2.4%をつけていた米10年債利回りが安値で2.39%とやや低下していることもあって、米ドル円も上値が重くなっていますが、それでも113円台に下落するような値動きはみられず、ところどころ小幅に下落してもショートカバーやタイミングを逸したロング勢の米ドル買いですぐに回復といった様子です。

先物はすでに2万円にタッチしている日経225の現物での2万円回復が待望されていますが、個別銘柄は順調ではあるものの、インデックスとなると、ここにきて頭を抑えられている印象です。これも米ドル円がいまいち上値を追えない重石になっていると見られます。9日、10日と114.30円台で上値を抑えられていますので、このポイントを突破できるかが当面注目されます。

11日19:30時点で、米ドル円は114.10円を若干割り込んで小さな調整の様子も伺えます。NY時間では、21:30に米新規失業保険申請件数(前週分)の発表がありますので、事前に上値への期待でドル買いが進み、指数発表で一気に上値ブレーク、というシナリオは十分ありそうです。次の上値で強めに意識されるのは3月15日の114.88円でしょうから、一気に50pips上がることになり、押し目買いのチャンスとなりそうです。

米ドル円、米10年債

10日6時からの米ドル円と米10年債利回り15分足です。19:30時点で、米債利回りが低下したことを受けて、114.0円を割り込んでいます。一時的なものとは思われますが、VIXが10.5前後までやや上昇しており神経質な動きも懸念されますので、やや注意が必要かと思います。

10〜11日 VIX(S&P)

 

豪ドル円、豪ドル米ドル

10日6時からの豪ドル円と豪ドル米ドル15分足です。豪ドル米ドルの10日のNY時間序盤では、0.7394と一時米ドル安を誘うほど豪ドルに買いが集まりましたが、やはり、相変わらず売られすぎという以外の材料がないので、すぐに弱含みの値動きで0.7362まで値を下げました。19:30時点で0.7375まで値を戻していますが、資源関連で新たな材料が出るまで、しばらくはこういった方向感に乏しい値動きが続きそうな雰囲気です。

ループイフダン

10日のループイフダンは、米ドル円B15が9回、豪ドル円B40が1回の利食いです。11日は19:30時点で上下30pips程度しか動いていないので、さすがのB15も利食いできていません。今週は序盤が好調だったので後半はそこそこの利益でも良いのですが、徐々にレンジが小幅になってきているので、ループイフダン的にはやや苦しい展開になっています。今日のNY時間のブレークは、期待して見守りたいと思います。

 

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FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。