今週のトレード結果
まずはループイフダンの結果です
仕掛け | 今週利食い回数 | 今週確定損益(円) | 貢献度(%) | 8月累計確定損益(円) |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B40 1lot | 6 | 1,620 | 16.55 | 4,490 |
米ドル円B50 1lot | 2 | 1,020 | 10.42 | 4,070 |
米ドル円B50 2lot | 2 | 2,040 | 20.84 | 8,160 |
米ドル円S15 1lot | 22 | 3,380 | 34.53 | 7,970 |
米ドル円S50 1lot | 2 | 980 | 10.01 | 5,750 |
豪ドル円S40 1lot | 2 | 750 | 7.66 | 5,210 |
合計 | 36 | 9,790 | 100.00 | 35,650 |
今週は9,790円と残念ながらわずかに1万円に達しませんでしたが、ジャクソンホール会合前の膠着状態が続く中では、健闘したほうかと思います。それどころか、ドル円は引き続きレンジ相場ですから、やはり両建ての効率が良く、かといって含み損のポジションが増えていくわけでもないので、安全性という意味では悪くない経過となっています。
今週の週明けは、ジャクソンホール会合を前に、短期でループイフダンEURUSDのロングを動かそうかと思ったのですが、ちょっと稼働させる仕掛けが多すぎて管理が面倒かと思い見送りました。はい、もちろん後悔しています。25日11:00のイエレンFRB議長講演直後に、ユーロ米ドルが2015年1月以来の高値をつけましたから…。
短い足で見ると、ユーロがずいぶん上がった感じもしますが、月足で見ると、一目雲の下限でしっかり抑えられたようです。ここを抜ければ2014年5月高値の1.3993を目指すことになりそうですし、2011年5月高値の1.4939までの距離を考えれば、まだまだ上げ幅はあると考えて良いのではないでしょうか。私も追加資金を投入するなど安全性を確保したうえで、来週からEURUSDの追加稼働を積極的に考えたいと思っています。
米ドル円、米10年債利回り
米ドル円、米10年債の4時間足です。両者の相関関係が高い1週間だったと思います。今週は結局、ジャクソンホールを睨んで109円を挟んだ行き来に終始した感じです。結果論で言えば、イエレン議長の講演開始10分で、1週間かけて上げた分を下落で吐き出して終了というだけの週になりましたが、過去2回のイエレン講演の後も、初期反応は米ドル円下落、その後上昇というトレンドになったことには注意が必要かと思います。「二度あることは三度ある」なんて言われていましたよね。米ドル円が上下どちらにブレイクするかについては、専門家の間でも意見が分かれているところですが、上下20円ほど動いた昨年に比べれば今年は非常に小動きなので、願望を含めて、もう1度下値を試してから120円を目指して上昇、というシナリオを支持したいところです。
豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間
豪ドル円、豪ドル米ドル4時間足です。豪ドル円は、米ドル円に連れた上げ下げがメイン、結果ほどよいレンジを形成しており、ループイフダンでは堅調な働きをしてくれています。一方で豪ドル米ドルもレンジはレンジなのですが、上下幅が狭すぎて、私の手動トラリピ利食いを避けるような値動きとなってしまいました。
豪ドル米ドルも、週足一目均衡表を見るとまだ上昇余地がありそうなのですが、日足の転換線が基準線を下抜き、遅行スパンが足に重なってきましたので、あまり良い形ではなくなってきました。しばらく、レンジからやや下落、という期間が続く感じはしますし、レートが0.9になると、またロウRBA総裁が懸念を表明するなど下落要因を作る可能性も高いので、やや大きめの調整にも注意しながらトレードしたいと思っています。
豪ドル米ドル手動トラリピ
ということで、今週は豪ドル米ドル手動トラリピの利食いはありませんでした。現在の保有ポジションは3本と変わらずです。
利食い回数 | 今週確定利益(円) | スワップポイント(円) | 8月累計確定利益(円) |
---|---|---|---|
0 | 0 | 0 | 2,630 |
くりっく株365
日経225、NYダウ、FTSE100それぞれ日足チャートです。今週も地合いが悪そうなので、トレードは控えて様子見としました。NYダウが下落した直近の原因は北朝鮮とスペインのテロですから、一旦リスク後退ということで上がってくれると良いのですが、トランプ政権のゴタゴタが長引くと調整局面が続くのかな、といった感じです。
しかし、ここにきてバノン氏の事実上の更迭を境に、トランプ大統領と議会がやや相互理解の雰囲気も漂わせていますし、アフガン政策についても現実路線に変更か、というところでは再び株価が上昇トレンドに入る可能性も十分にあるかと思います。何より素晴らしいのは、もはや誰もトランプ大統領の政策に期待していないということです。それでもトランプ相場で上がった分の株価が剥落で下落しているわけでもありませんし、ある意味での経済政策は成功していると言えます。
それでも共和党が大統領、上下両院過半数という状況であれば、減税や財政出動など一定の経済刺激政策は期待できますし、経済界からは、そこまで悪い状況でもないと判断されているのかと思います。彼らは、歴史の理解に見るように、ものごとを自分たちの都合が良いように解釈することが上手ですから、私たち日本人の理解を超えた価値観がそこにはあるのではないかという理解をしています。
余談が過ぎましたが、とにかくそろそろNYダウとFTSE100は上がってほしいところです。
トルコリラ円
私にとって今週一番のサプライズは、トルコリラ円でした。なぜか週の引けに向けてガタガタと下落する米ドルトルコリラ(トルコリラは上昇)。そしてイエレン講演後にトドメの急落。結局、トルコリラ円は週の寄付きから約80pips上昇の31.78円で引けました。8月にスワップ取りで久しぶりに参戦したトルコリラ円ですが、こんなラッキーに巡り会えるとは思っていませんでした。
まだ月末まで数日分のスワップポイントが得られますが、ここは幸運を逃さないためにも全玉利確しました。それほど多く買っていたわけではありませんが、「トルコリラとたわむれた日々 第二章」を記事にする覚悟でいたくらいですから、スワップと差益の両取りができたという結果だけでもモチベーションが上がります。この間のトルコ経済や政治など、いっさいチェックしていませんし、完全なる運任せのほうが、考えすぎるより良いこともあるのかもしれません。
などと調子に乗って手痛いミスをしないよう、来週からも気を引き締めてまいりたいと思っています。
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