米ドル円は113円台なかばのレンジで方向感定まらず。本日は米住宅関連指標の発表です。

機密漏洩なら米ドル安もカンタン

16日の米ドル円は、15日にふたたび113円台後半まで持ち直した地合いを引き継いでの推移となりましたが、15日のNY時間午後に、トランプ大統領がロシアにIS関連の機密情報を漏洩していたのではないかというとんでもないニュースが入ったことも響いていたようで、レンジで下落時の勢いがややキツイ感じがしていたところ、10:30に後述のRBA(豪中銀)金融政策決定理事会議事録公表により豪ドル円売りからの連れ安で、米ドル円もガタガタを値を崩します。

16:00頃には一時113.30円を割り込みますが、意外とサポートはしっかりしており、その後はやや回復基調で19:30現在は113.60円前後の推移となっています。

16日は21:30には米住宅着工件数、建設許可件数が、22:15には米鉱工業生産(前月比)、設備稼働率が発表になります。とくに住宅関連指数は、先月も30〜40pips程度は動いていますし、先週の消費者・小売関連指数が弱く6月利上げ観測が後退していることもあり、市場が先月よりも神経質に反応することも予想されます。

米ドル円、米10年債

15日6時からの米ドル円と米10年債利回り15分足です。10年債がやや回復しましたが、それでも2.35%前後といまいち冴えません。16日の米ドル円は、あえて言えば日本株を眺めての値動きといった感じでした。日経225現物が2万円に2円届かず反落、という場面では米ドル円も軟化しており、いつもとは主従関係が逆転しているようです。

日経225は、2万円に到達すると達成感と高値感から売られやすくなってしまうので、ギリギリ行かないほうが、中長期的なメリットがあるように思います。

豪ドル円、豪ドル米ドル

15日6時からの豪ドル円と豪ドル米ドル15分足です。16日10:30に発表された豪中銀金融政策決定理事会議議事録の公表があり、「雇用情勢と住宅市場は依然として主要な懸念材料」「緩やかな経済成長に加えインフレが徐々に加速している」などという材料感に乏しい内容でした。

事前に予想されていたとはいえ、ようやく原油高により回復基調にあった豪ドルに失望売りが広がり、豪ドル米ドルは0.7435から0.7405まで軟化。欧州時間ではさらに下げて、0.7398とまた0.74を割り込んでしまいました。豪ドル円は、クロスの米ドル円が引き上げるほどの勢いでもないので、豪ドル米ドルにしたがって順当に下げ、逆に米ドル円の連れ安を誘うという迷惑な事態にまで発展しました。

ループイフダン

15日のループイフダンは、米ドル円B15が4回、豪ドル円B40が1回の利食いでした。そして、今日16日から米ドル円B15/S15両建てを復活させました。19:00現在、B15が2回、S15が3回と、50pips前後の値動きの中で最大限に稼働してくれています。

とはいえ、値動きにびびったら今日にでもすぐ稼働を止めますので、何日間両建を続けられるか、期待しつつ見守りたいと思います。両建てを止めた後に、極端に利食い回数が減るのが寂しいんですよね・・・。

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FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。