米ドル円は一時110円台に下落。G7を控えて様子見相場が続きます。

米ドル円は一時110円台に下落

25日のNY時間は米ドル円に大きな動きはなかったのですが、26日のアジア時間に入って円高・米ドル高の兆候が出始め、相対的にユーロ・英ポンド・豪ドルなどが大きく下げる動きが見られました。先に米ドル円のほうが息切れしたので、結果的に円の独歩高となりアジア〜欧州時間にかけて徐々に円高が進行します。18:00過ぎにはとうとう110円を割り込みますが、21:30現在111.10円あたりまで戻しています。

米ドル円下落要因のひとつに、原油の下落があります。25日のOPEC総会と非加盟国協議を経て9ヶ月の減産合意と、織り込み済みの事前予想どおりだったため、NY時間で50米ドル台まで下落、26日の欧州時間では48米ドル台まで下落、米10年債利回りが2.24%を割り込んでいます。

米ドル円が111円を割り込んでも一気に下落するほどの材料もないのですが、111.0円はサポートとしてあまり機能していませんので、110円台なかば〜後半の範囲で下値を試す展開は十分にありそうです。

週末はG7と日米首脳会談、来週は雇用統計なので、週末を控えた今日26日は、NY時間にかけても動きにくいところかと思います。FXは様子見しつつ半分諦めるとして、くりっく株365の日経225がかなり下落しているので、売りで入って利益を確保しています。

たった今(26日21:30)、米第1四半期実質GDP(改定値)が前期比年率+1.2%と発表され、予想の+0.9%を上回りました。米耐久財受注なども予想を上回り、少し米ドルが買われましたが、米ドル円は111.15円付近までですね。

米ドル円、米10年債

日6時からの米ドル円と米10年債利回り15分足です。米ドル円は長期金利しだいといったところですが、底も堅いのでレンジが狭くて退屈です。

豪ドル円、豪ドル米ドル

日6時からの豪ドル円と豪ドル米ドル15分足です。豪ドル米ドルは、すっかり0.75台への意欲を失ってしまい0.74台前半の推移、ともするとさらに下落かという値動きです。

ループイフダン

25日のループイフダンは、昨日の記事でS15が1回と書いていましたが、なんとこれは見間違いで、ひさびさの利食いゼロでした。26日は米ドル円下落でS15が5回の利食い。あまり大きい値幅でもみ合わない値動きなので、15pips得意の、同じ値幅を行ったり来たりで利食い回数を稼ぐ、という動きもないのが寂しいところです。週末なので、この後のNY時間も期待薄ですね。

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FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。