今週(7/9〜7/13)の豪ドル円ループイフダントレード結果。半年ぶり高値の米ドル円に連れて豪ドル円も上昇中です。

ループイフダン豪ドル円B80

豪ドル円日足チャート(一目均衡表も表示)と、私の豪ドル円B80ループイフダン取引履歴(緑=新規、ピンク=決済)です。

豪ドル円日足

豪ドル円B80の今週は、新規5lot×2、決済(利食い)5lot×6、という結果になりました(私は豪ドル円B80ループイフダンを1本5,000通貨で、若干稼働開始値幅をずらして合計3本=1万5000通貨運用しています)。

今週の豪ドル円は、急伸した米ドル円に連れて基本的に上昇基調、11日(水)以外は日足陽線で引け、6月14日以来の高値となっています。

11日下落の場面では、ループイフダンB80がうまくポジションを新規で2本建ててくれて、翌日にはその2本とも利食いという、理想的な展開も見せてくれました。

豪ドル円を日足で見ると素直に続伸しているように見えますが、マーケット全体の米ドル買いにより豪ドルは売られているので、ところどころ神経質に下落する場面も多く、方向感としては若干読みにくい週でもありました。

豪ドル円ストキャスティクス(日足)

買われ過ぎを判断するためにストキャスティクスで見ると、そろそろ売りサインが出そうです。毎度のことでクロスのテクニカルはそこまであてになりませんが、やや急に上がりすぎという感は否めませんので、米ドル円同様に、調整の動きには注意したほうが良さそうです。

ループイフダン豪ドル円B80

ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。

ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

7/9〜7/13
1.5万通貨

(5千通貨×3)
24,000円2,005円26,005円
ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

年初来
1.5万通貨

(5千通貨×3)
203,461円11,621円215,082円

米ドル円と豪ドル米ドル

豪ドル円は、米ドル円と豪ドル米ドルをかけ合わせた合成通貨ペアです(クロス円)

ということで、今週も米ドル円と豪ドル米ドルのチャートを見てみたいと思います。

米ドル円日足

豪ドル米ドル日足

米ドル円と豪ドル米ドルのそれぞれ日足チャート(一目均衡表)です。米ドル円は、ほとんどの市場関係者が予想しなかった急伸を見せ、引けで112.375円と1月9日以来の高値となっています。

豪ドル米ドルは、米ドル買いの動きに押されて、ユーロや英ポンド同様に下落基調。0.74を挟んだ攻防となりましたが、週引けでは何とか0.7417と上回ることができたので、若干雰囲気が良くなったように見えます。

米ドル円長期チャート

米ドル円週足

米ドル円月足

米ドル円を週足チャートで見ると、寄りは110.393円、引けは112.375円と約2円の急伸となりました。

引き続き日米貿易戦争ではネガティブなニュースが続いた週でしたが、リスク回避の米ドル買い場面でも円が買われることがなく、結果として米ドル円が急伸、ショートポジションのストップロスが連鎖してさらに急伸、「結果として」上昇した米ドル円レートをマーケットが追認したような形ではないかと思っています。

世界的に株はまた高くなってきましたが、米10年債は2.8%台ですし、VIX(恐怖指数)は12台とそこまで強いリスクオンというムードでもないのですが、誰もが疑問を持ちつつ、現状は買われるから追いかけるしかない、という雰囲気なのではないでしょうか。

豪ドル米ドル長期チャート

豪ドル米ドル週足

豪ドル米ドル月足

豪ドル米ドルは、週足陰線での引けとなりました。これだけ米ドルが買われる中では、この程度の下落で済んだことがむしろ驚きです。

来週以降も引き続き米ドル売買動向主体の値動きにならざるを得ませんが、その意味では欧州通貨、とくに英ポンドがブレグジット関連で急に大きく動くことがありそうなので、それに連れた動きにも注意が必要かと思います。

来週の動き

来週は、米小売売上高、豪雇用統計が注目されます。

  • 16日(月)…米ニューヨーク連銀製造業景況指数/米小売売上高/米企業在庫
  • 17日(火)…米鉱工業生産指数
  • 18日(水)…豪Westpac先行指数/米対米証券投資/米MBA住宅ローン申請指数/米住宅着工件数/米週間石油在庫統計
  • 19日(木)…豪雇用統計/米新規失業保険申請件数/米フィラで不フィア連銀景況指数/米景気先行指数

他には、16日に中国の実質GDP/小売売上高が発表されますので、豪ドルへの影響に注意が必要です。

来週は、引き続き現状の「なし崩し的な」リスクオンが継続するかが焦点になろうかと思います。

米ドルインデックス(日足)

米ドルが買われているとは言っても、米ドルインデックスを見れば、現状水準は6月下旬以降から見ればまだ低いくらいなので、米ドル円上昇の主たる要因は、やはり円が買われなくなったことにあります。

これが何を示唆するかは、まだ経過を見守る必要がありそうですが、市場環境を総合的に見て、どう考えてもリスクオンに向かった結果とは思えません。

米ドル円がただ雰囲気で買われているだけなら、同じように、理由のない大きな揺り戻しも想定されますので、米ドル円でトレードする場合でも、基本ロングで追いかけつつ、浅めのストップロスなどで逃げる準備は万全にしておきたいと思っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。