いろいろなタクシー配車アプリがサービスインしていますが、いまだに首都圏での利用を想定したものが多く、釈然としない思いを抱え続けています。首都圏は流しているタクシーも多いですし、決済も早くからクレカ対応していたり、今ではSuicaやiD等の電子マネーが当たり前になっていたりと、もともとそれほど不便ではありません。タクシーで本当に不便なのは、首都圏以外の地方都市であると、私は声を大にして言いたい!
地方都市のタクシーで不便なこと
あげはじめるとキリがありませんが、
- 絶対数が少ない。必要なときにつかまらない。街中を流さず駅などにたむろしている。
- 行き先を言っても運転手がよくわからないことも少なくない。
- いまだに現金のみ決済のことが多い。
- クレカ対応していても端末の操作がおぼつかない。嫌な顔をされる。
- 電子マネー決済など夢のまた夢。たまに対応していると驚く。
それでも地方都市は交通機関が不便なことが多いので、やむを得ず小銭を用意するなどそれなりの準備をして、タクシーを利用しなければなりません。
タクシー会社単独アプリは不便
単独のタクシー会社が提供している配車アプリもありますが、雨の日やイベントがある日など需要が多いときは、予約していても、利用の直前になって断られることもあるのでオススメできません。特に、京都が本社で格安料金のあの会社は全然ダメです。
利用するならやはり、複数のタクシー会社が参加している配車アプリが良いでしょう。
全国タクシー配車
というわけで、私がいつも利用しているのは「全国タクシー」です。その名のとおり全国で利用でき、全国752事業者、約5万5000台のタクシーが対応しています(2018年4月現在)。タクシー事業者は全国で約6,300社、車両は19万台(平成27年の数・国土交通省調べ・ハイヤー事業者を除く)ですから、割合としては若干物足りない印象もありますが、基本的な使い方としては利用者のところまで迎えに来てもらうことになるので、そのエリアをカバーする事業者が1社でもあれば問題ないでしょう。
アプリについては、サービスインから5年以上が経ちUIも改善を重ねているので、使い方解説もあまり必要ないかと思うのですが、参考までに一部をご紹介します。
とりあえず登録で1,000円クーポンゲット
基本的には、タクシーを呼ぶだけなら、アプリをダウンロードして個人設定をするだけで利用できます。この場合は、料金も通常の利用と同様、直接タクシーに支払うことになります。
アプリのネット決済自体はクレカ、auかんたん決済、Yahoo!ウォレット、ドコモケータイ払いに対応していますが、タクシー会社によっては、一部または全部のネット決済方法が利用できないこともあります。ここは今後改善してほしいところですね。
2018年4月30日:「auかんたん決済」「ドコモケータイ払い」決済による新規登録停止
2018年5月31日:「auかんたん決済」「ドコモケータイ払い」決済を停止
呼び方もカンタン
利用方法の大半は、スマホのGPS機能を使って「現在地に」「今すぐ」呼ぶことになるでしょう。もちろん、指定場所に時間指定で呼ぶこともできます。
基本的には、現在地を選んで「注文する」だけで来てくれます。首都圏での利用は、お迎え料金がかかる場合がありますので注意してください。また、ネット決済や行き先指定など、もう少し便利な使い方もできます。
「ネット決済利用」をオンにすると、登録済の決済方法の中から、来てくれるタクシー会社で利用可能な方法の一覧が表示されます。今回の場合、クレカかドコモケータイ払いが選べるようです。
行き先指定はぜひ利用したい
必須ではありませんが、行き先指定も便利です。失礼を承知で、利用者の切実な声としてあえて書きますが、地方都市のタクシー運転手は平均的にとてもレベルが低く、プロの運転手としてはおろか、社会人として最低限のマナーが守られていないケースも少なくありません。
土地勘がないからタクシーを使っているのに、地方では「○○の角を右かい?」などと平気で聞いてきますし、私は実際に、カーナビのついているタクシーなのに、スマホで調べて道順を教えろと言われたことも何度かあります。こういうストレスから解放されるのは、タクシーアプリ利用の大きなメリットです。概算料金も計算してくれるので、遠回りされていないかチェックするのにも有効ですね。
駅探バリューDaysで1,500円クーポンをゲット
会員限定の優待割引サービスが受けられる「駅探バリューDays」で、全国タクシーの初回決済時登録で利用可能な1,500円分のクーポンがゲットできます。普通に登録しても1,000円分のクーポンがもらえますし、両特典の併用はできませんから、正直ちょっと微妙です。
まあ、駅探バリューDaysは月額324円(ドコモケータイ払いなら初回登録後30日間は無料)なのでマイナスにはなりませんし、映画や各種レジャー施設の割引なども受けられますので、面倒でない方はこの機会に利用してみるのも良いと思います。
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