今週のトレード結果
まずはループイフダンの結果です
仕掛け(稼働開始順) | 今週利食い回数 | 今週確定損益(円) | 貢献度(%) | 9月累計確定損益(円) |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B40 1lot | 7 | 3,550 | 13.09 | 4,780 |
米ドル円B50 1lot | 9 | 4,820 | 17.77 | 6,320 |
米ドル円B50 2lot | 9 | 9,640 | 35.53 | 12,640 |
米ドル円S15 1lot | 31 | 4,590 | 16.92 | 11,470 |
米ドル円S50 1lot | 2 | 980 | 3.61 | 4,770 |
豪ドル円S40 1lot | 3 | 1,190 | 4.39 | 3,120 |
ユーロ米ドルB20 1lot | 11 | 2,360 | 8.70 | 8,730 |
合計 | 72 | 27,130 | 100.00 | 51,830 |
先週末は北朝鮮による建国記念日祝砲(ミサイル発射)がなかったので、先週の引けまでにリスク回避を意識した値動きになっていたところ、今週は一気にリスクオンへの巻き戻しが起こり、14日(木)のNYまで米ドル円はほぼ1日1円ずつ上がる過熱ぶりでした。その後は15日早朝に北朝鮮のミサイル発射が絶好の押し目となってさらに買いが集まり、米ドル円・豪ドル円ともにさらに高値をつける展開となりました。
現在、私のループイフダンは米ドル円、豪ドル円ともロング・ショートほぼ中立になっており、上がれば良いというものではないのですが、やはりこれだけボラティリティがあると成績への影響は如実で、週間成績としては過去最高益の27,130円の確定利益となりました。
注目ポイントとしては、これだけ上げ相場であっても、米ドル円S15が31回も利食いしている点で、やはり上げの勢いが強い分、調整も頻繁に入るので、その動きを逃さずキャッチできる15pips幅は、かなり有効であることが再確認されました。一方で同じく米ドル円ショートであるS50はわずか2回(いずれもミサイル絡み)と、やはり調整といっても50pipsが利食いできるほどは下落しないので、現在の市況ではあまり有用でないことがわかります。したがいまして、米ドル円S50は15日に稼動をいったん停止させています。
ユーロ米ドルは、先週の上げ相場で、上がりきったらループイフダンを止めて終わり、という感じかと思っていましたが、やはり1.2をめぐる攻防はまだ続きそうですね。ループイフダンとしては、このせめぎ合いをもらさずキャッチできるので、今週も11回の利食いと、基本的には下落相場ながら、利益としてはなかなか好調が続いています。引けで8本とややポジションが増えてしまいましたが、しばらくは様子見したいと思っています。
米ドル円、ユーロ米ドル
米ドル円、ユーロ米ドルの4時間足です。米ドル円は引けで111円台を割り込みましたが、110.83円と8月16日以来の高値です。米ドル円は、先週のわりと最悪な地合いの中でも117円で止まったことから、もう一段の下げの可能性は限定的と見ていたのですが、大方その見方どおりとなり、さらに今週は米ドルにも税制改革や一部の経済指標などで好材料が出てきたため、債券売り・株買いの動きが加速しました。年内の米国利上げ見通しもほぼ後退しきった中での10年債利回り2.2%回復ですから、ちょっと怖い感じすらしますよね。
ユーロ米ドルは、11日(月)に1.2を割り込んだまま、結局再度1.2に乗せることはできませんでした。一目均衡表で見ると、きれいに雲で跳ね返されて下落していることが見て取れます。13日、14日には転換線・基準線ともガッチリと割り込んできたので、これは1.18まで戻るかもしれない、などと思って見ていましたが、さすがに下げ止まりました。
ただ、現状、下げ止まったから上がっているだけのようにも見えますし、1.2が攻略できないと、再び下落で下値を試す展開にもなりやすいと思います。米ドルしだいというところもありますが、ユーロ米ドルは、中長期的にはほぼ上昇と考えて良い数少ない通貨ペアなので、この機会を逃さないように戦術を考えていきたいと思います。
豪ドル円、豪ドル米ドルの1週間
豪ドル円、豪ドル米ドル4時間足です。豪ドル米ドルは、雇用統計など指標が多い週で数字も悪くはなかったにもかかわらず、全体としては下落基調です。0.8を超えるとRBA総裁や理事が豪ドル高警戒発言をして下落、という「いつもの」パターンを警戒しているのでしょうか、なかなかスッキリとは上がっていきません。
豪ドル円に関しては、豪ドル米ドルが横ばい〜下落基調ながら、米ドル円に引っ張られて上昇が続いています。しかし、88円がかなり強く意識されており、88円に入ると急に買い手が薄く下落、という傾向はしばらく続きそうです。
豪ドル円、豪ドル米ドルともに、私はリピート発注でしかエントリしないので、こうしてもみ合って下落と上昇を繰り返してレンジを形成してくれることは大歓迎です。
豪ドル米ドル手動トラリピ
現在両建ての豪ドル米ドル手動トラリピですが、先週はショートが1回も利食いできず、スタートのタイミングが悪かったかな、などと思いつつ様子見していました。ところが今週はショートが2回利食いしていますから、やはり感情に流されないリピート発注強し、という感じです。ポジションはロングが1本、ショートが2本と、現在のところ、リスク管理の面でもかなり優秀です。
利食い回数 | 今週確定利益(円) | スワップポイント(円) | 9月累計確定利益(円) | |
---|---|---|---|---|
豪ドル買い | 1 | 832 | 3 | 3,286 |
豪ドル売り | 2 | 1,680 | -2 | 1,680 |
合計 | 3 | 2,512 | 1 | 4,966 |
くりっく株365
日経225、NYダウ、FTSE100それぞれ日足チャートです。北朝鮮関連はヤマカンで考えることにしているのですが、建国記念日のミサイル発射はないと予想しており、先週の段階で日経225・NYダウともショートは持っていなかったのが幸いしました。今週は日経225が一時2万円回復、NYダウは史上最高値更新と、再びリスクオン全開相場となっています。
日経225とNYダウのロング積み残しもきれいに利確し、いずれも2万円/枚と、NYダウに関してはこの間にたまった2万円/枚近い配当を受け取ることができました。含み損が出ていても、ただの塩漬けではないところがNYダウの魅力です。
FTSE100は、ようやく回復基調かと思われたところでポンド高、さらには15日の地下鉄テロと良いところがありません。さすがにポンドは買われすぎですから、間もなく調整が入りそうですが、テロは、どうも定期的に、それもちょうど油断した頃合いを見計らって英国を襲う傾向があり、やはりイスラム社会における英国への積年の恨みというものを感じます。テロの目的は直接的には殺人ですが、本質的には経済に悪影響を与えることでしょうから、こうして株価がネガティブな反応をしている点で、さらに次のテロを呼び込んでいるようで恐ろしくなります。
話がそれましたが、FTSE100は7,500あたりで持っているポジションは相変わらず配当目的でホールド、現在押し目とは思いますが、上記の理由から、新規での買いは見送ることにしています。
日経225の大型配当が近づいています
9月26日(火)が権利付最終日で、1万2842円/枚の配当が受けられます。日経225の配当は、ほぼ3月と9月の大型配当だけなので、権利落ちもかなり顕著です。ですから、買った後はしばらく塩漬けになること、ある程度含み損に耐えられる資金力があることを確認したうえで参戦する必要があります。また、くりっく株に関して言えば、配当が近づくにつれてスプレッドが大きく開きっぱなしになる傾向がありますので、買うのであれば、あまり直前でないほうが良いかと思います。
私は、3月の権利付最終日では引け直前に売って配当と同程度の利益を受け取って、その後の権利落ち+中長期保有というリスクを回避しました。結果的には、権利落ち分が回復するには5月までかかりましたし、4月17日には1万8202円まで下落していますから(含み損11万9100円/枚)、資金的にも精神的にもきつかったと思いますし、戦術としては悪くなかったと思っています。
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