ループイフダンの運用状況。

2016年10月からアイネット証券のループイフダンで資産運用を始めています。その運用状況を書いておきたいと思います。

トラリピからの引越し。アイネット証券のループイフダンで豪ドル運用をはじめました。

2016-10-13

現在稼働させているループイフダンメニュー

  1. B40(AUD/JPY)最大ポジション数 30 1,000通貨(2016年10月開始)
  2. B50(USD/JPY)最大ポジション数 30 1,000通貨(2016年11月開始)
  3. B15(USD/JPY)最大ポジション数 50 1,000通貨(2016年12月開始)
  4. B50(USD/JPY)最大ポジション数 30 2,000通貨(2017年1月開始)

それぞれ仕掛けたときの状況を振り返ってみたいと思います。

【①B40(AUD/JPY)最大ポジション数 30 1,000通貨(2016年10月開始)】
前記事のとおり、手数料など間接コストの高いマネースクウェア・ジャパンのトラリピからの乗り替えで始めた仕掛けです。ループイフダンはブログ等ではなかなか評判が良かったものの、正直なところ半信半疑で始めたのを覚えています。成果としては期待以上だったので、ここから徐々に仕掛けを増やしていくことになります。
スタート資金は30万円。月に「たった」9回、計3,000円程度の利食いで満足できていたあの頃が、今となっては懐かしいです(笑)。


【②B50(USD/JPY)最大ポジション数 30 1,000通貨(2016年11月開始)】
アメリカ大統領選挙直前となる11月1日。ご多分に漏れず私も、ヒラリー・クリントン当選でそれほど為替に影響はないと予想していましたので、それほど意にも介さず運用額と仕掛けを増やすことにしました。さらに30万円を入金(入金合計60万円)。仕掛けメニューは多少のリスク分散も意識して、1本目(豪ドル)とは違う米ドルの50pips幅を選びました。
大統領選当日の経緯はご存知のとおりで、トランプ優勢となった瞬間的な円高の時、米ドル・豪ドルともドローダウンでどんどんポジションを買い増していくループイフダンを見つつ、初めて「これはヤバイものに手を出したかもしれない」と少々後悔しつつ、稼働を止めそうになるのをぐっとこらえて見守りました。今考えると、資金的にかなり余裕を持って入金していたからこそ可能な判断だったと思います。その後は現在にも続くドル高トレンドが加速し、全てのポジションを利食い。あらためて当日(9日7:00〜10日7:00)の買い注文を振り返ってみると、豪ドル40の買いが21回、米ドル50の買いが14回と、それなりに値幅の大きな仕掛けながら、かなりの回数になっており、値動きのすさまじさを実感させられます。


【③B15(USD/JPY)最大ポジション数 50 1,000通貨(2016年12月開始)】
トランプ相場の継続で、新規のポジションを持ってもすぐに利食いという、ループイフダンにとっては理想的な展開となる一方で、実効レバレッジ2倍弱、口座維持率1000%超えという安全運転状態が続き、もう少しリスクをとっても良いのではないかと思い始めました。
FXでは以前、裁量取引で失敗して一度退場しているし、今回も余裕資金だからおもしろい方がいいじゃん!くらいの軽い気持ちで選んだ仕掛けが、最もアクティブな米ドル15pips幅。しかも、追加入金なしです。リスクが高いのは承知の上なので、自分の中で「300pips(3円)以上ドローダウンしたら稼働を止める」というルールを追加することにしました。15pips幅だと、それでも20ポジション=2万通貨を持つことになり、そのままドル円が10円も下がれば含み損は約20万円ですから、それなりに大きなリスクがともないます。
とりあえず今日現在まで、ギリギリのところでこのマイルールは発効せず、この仕掛けも稼働中です。


【④B50(USD/JPY)最大ポジション数 30 2,000通貨(2017年1月開始)】
年末に少し大きなギャラが入ったので、「③を止めても継続する仕掛け」として、いまだ値動きの活発な米ドル50pipsを2,000通貨で仕掛けることにしました。今回は、46万5千円を追加入金(入金合計106万5千円)します。まだ実質稼働日数4日ですが、アメリカ雇用統計のおかげもあり、すでに10回利食いしているので、それなりに順調です。1回の利食いが1,000円なので、目に見えて口座残高が増えていくのは嬉しいですね。

現在の口座状況

口座資産 1,211,500円(+146,500円
評価損益 -54,000円
預かり評価残高 1,157,500円

トランプ相場に乗り、順調に利益を積み上げています。トラリピ・ループイフダン否定派の方は、この含み損を嫌うわけですが、今すぐ全てのポジションを損切りして手仕舞いしたとしても(しませんけど)60万円程度の資金を2〜3ヶ月運用して9万円以上の利益が確定しているという成績は、なかなかじゃないでしょうか

今後の予定

期待先行のトランプ相場は、いつ崩壊して急速な円高に向かわないとも限りませんから、特に米ドル15pips幅を止めるタイミングについては、常に緊張感を持って相場を注視しています。その意味では、「ほったらかし」「らくらく」などが売りのループイフダンも、私のようにそれなりのリスクをとった場合は、あまり神経が休まる感じではありません。幸い私はデスクワークがほとんどなので、仕事をしながら、常にモニターの隅にツールを表示している感じです。
米ドル15pipsさえ止めてしまえば、ある程度ほったらかしでもリスクはそれほど高くないと思いますが、それでもアメリカ雇用統計など影響が大きな指標のときは、有事に備えるほうが無難だと思います。
ループイフダンをやってみてわかったことや、最近は「手動トラリピ」も始めたので、今後はそんな情報もアップしていきたいと思っています。

ループイフダンで「ユーロ/米ドル」の扱いが始まるそうです

ループイフダンは、トラリピと比べて費用面でメリットがある一方で、通貨ペアが「米ドル/円」「ユーロ/円」「ポンド/円」「豪ドル/円」の4種類に限られており、米ドル以外もクロス通貨と円のペアなので、基本的に米ドル/円と似た値動きをするためバリエーションやリスクヘッジの面で不満がありました。
そこで1月16日から、初めてクロス以外のペアである「ユーロ/米ドル」ペアの扱いが始まるとのことで、より使いやすくなりそうです。値幅は「20」「40」「60」の3種類。スプレッドはまだ発表されていませんが、アイネット証券はループイフダン口座の取引については、通常口座の2〜2.5倍程度のスプレッドを提示していますので、おそらく1.5〜3pips程度になるものと思われます。

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。