今週の豪ドル円相場
豪ドル円日足チャート
今週の豪ドル円日足チャートです。
現在稼働しているループイフダンは、豪ドル円B80・1ポジション=1万通貨です。
今週末はループイフダンがメンテナンスでログインできないため、新規・利食いの履歴が表示されていないチャートを使用していますので、ご了承ください。
豪ドル上昇で78円台定着なるか
今週の豪ドル円の値動きを、時間足チャートで振り返ります。
【1月21日(月)始値78.58 高値78.69円 安値78.28 終値78.49(0.09↓)】
週明けは中国の小売売上高、鉱工業生産、実質GDPがほぼ事前予想どおりの内容だったため豪ドルが買われますが、米国が休場ということで全体に動意薄が続き、欧州時間にはやや売られて終値はほぼ寄り付き水準の78.49円。
【1月22日(火)始値78.49 高値78.53 安値77.74 終値77.89(0.60↓)】
この日はHuawei副会長を巡る報道が嫌気され、米中摩擦に対する懸念が再浮上したことを受けて、リスク回避ムードから豪ドルが売られます。
豪ドル円は78円台から再び77円台に押し戻され、終値77.89円。
【1月23日(水)始値77.89 高値78.42 安値77.84 終値78.24(0.35↑)】
この日は、特に材料がない中で小幅な値動きが続きますが、前日の反動で豪ドルがやや買い戻され、豪ドル円も78円台を回復します。
朝方の豪Westpac先行指数は、ほぼ材料視されませんでした。
【1月24日(木)始値78.24 高値78.54 安値77.64 終値77.74(0.50↓)】
この日は9:30に豪雇用統計発表があり、結果は雇用者数2.16万人(予想1.80万人)、失業率5.0%(予想5.1%)と強い内容でしたが、上昇要因はパートタイムによるものでフルタイムは減少しているとの内訳が逆に嫌気され、豪ドルは初期反応で買われた後に大きく売られます。
【1月25日(金)始値77.74 高値78.83 安値77.51 終値78.62(0.88↑)】
この日は欧州時間後半から、前日の米半導体関連株決算の改善や、英EU離脱に対する懸念が一服したこと、また、米議会での政府機関閉鎖問題の緩和期待などからリスクオンとなり、ダウ先物が200米ドル前後の上昇となります。
豪ドルもリスクオンの流れを受けて大きく買われ、豪ドル円は一時78.80円付近まで上昇しますが、79円には届かず、終値は78.62円となりました。
ループイフダン豪ドル円B80の成績
新規1回、利食い1回
ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。
今週の稼働は、24日(木)に新規1回、25日(金)に利食い1回となっています。
今週は利食いなしかと思って諦めていましたが、金曜日のNY時間になってリスクオンムードが優勢になったため、1回利食いができました。
ループイフダンにログインできないので、スワップポイントは概算になっており、含み損も未記載となっていますが、後日更新したいと思います。
※1/27日にデータ不足分を追加しました。
今回から、累計実績に「年初来実績」のほか、昨年7月1日からの「設定来実績」も掲載しています。
ループイフダン | 決済回数 | 売買利益 | スワップ | 決済利益 |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B80×10lot 1/21〜1/25 | 1回 | 8,000円 | 41円 | 8,041円 |
ループイフダン | 売買利益 | スワップ | 決済利益 | 含み益 |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B80 年初来 | 80,000円 | 1,189円 | 81,189円 | ▲144,448 |
豪ドル円B80 設定来(18/7/1〜) | 216,525円 | 16,694円 | 233,219円 |
来週の動き
米国は雇用統計の他経済指標が多数
オーストラリアはCPI発表週です。
米国がCPI、FOMC、雇用統計、GDP等、カレンダーの関係でものすごい過密スケジュールになっています。
【豪州】
- 30日(水)…消費者物価指数
- 2月1日(金)…AiG製造業指数/生産者物価指数
【米国】
- 28日(月)…小売売上高/住宅着工件数/企業在庫/対米証券投資
- 29日(火)…FOMC1日目/耐久財受注/卸売在庫/新築住宅販売件数/S&Pケースシラー住宅価格
- 30日(水)…コンファレンスボード消費者信頼感指数/MBA住宅ローン申請指数/ADP雇用者数/実質GDP
- 31日(木)…中古住宅販売成約指数/週間石油在庫統計/FOMC/パウエルFRB議長定例記者会見/チャレンジャー人員削減数/雇用コスト指数/PCEデフレータ/個人所得・支出/新規失業保険申請件数/シカゴ購買部協会指数
- 2月1日(金)…雇用統計
- 2日(土)…建設支出/ISM製造業景況指数/ミシガン大学消費者態度指数
【中国】
- 31日(木)…製造業PMI
- 2月1日(金)…財新製造業PMI
【日本】
- 28日(月)…企業向けサービス価格指数/日銀金融政策決定会合議事要旨
- 30日(水)…小売業販売額/百貨店・スーパー販売額
- 31日(木)…鉱工業生産/新設住宅着工数/外国為替平衡操作の実施状況
- 2月1日(金)…雇用統計
豪ドル円は79円台手前で上値が重い
米ドル円は横ばい、豪ドル米ドル次第
米政府機関の閉鎖が長引く懸念はやや緩和したものの、いまだに情勢は混迷しており、米ドル円が積極的に上値を攻めるような展開にならない以上、豪ドル円の上昇は豪ドル米ドル次第ということになります。
ところが今週は、全般の米ドル買いから豪ドル米ドルが冴えず、週足ではほぼ往って来いの展開になっています。
豪ドル円は、先週ワンタッチした79円手前が今週は遠く、このまま上値を攻める動きにならなければ、しばらく77円〜78円のレンジという可能性が高いように思われます。
豪ドルは引き続き米中関係次第といったところですが、大きな動きがあるとすれば、中国の旧正月明けになりそうです。
とはいえトランプ大統領は米国内政が安定せず、対中国で弱腰の姿勢を見せるわけにはいかないでしょうし、一気呵成に問題解決に向かうというようなシナリオも考えにくいところです。
豪ドル円ループイフダンも、しばらくは現状水準で利益を出せるように資金やポジションを調整しておく、というのが、さしあたっての得策かもしれませんね。
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