2.4%すら回復しない米10年債
米ドル円
ヘルスケア法案の撤回はやはり影響が大きく、それ以上に複雑な税制改革案を議会通過させる力がトランプ政権にはないと見るのは間違っていないと思います。現実問題として、オバマケア撤廃を財源としていたところもあり、財源をどうするかは政権も本当に頭の痛いところだと思います。
ただ、常に期待を裏切ってきたトランプ大統領ですから、ここでもう一手ぐらいはあっても良さそうではあります。その裏切り=意外性が市場の歓心を得てきたわけですし、まあそれでもヒラリー政権だったらNYダウは2万米ドルなんて夢だったでしょうし、米ドル円レートも103円そこそこだったのではないかと思うと、この5か月は既にトランプ大統領の「実績」として考えても良いのではないかと思います。
私が一番懸念しているのが、そろそろトランプ大統領が4月29日に就任100日を迎えることで、いわゆる「ハネムーン期間」が終了することです。トランプ大統領からの手酷い「口撃」を受けてもそれほど反撃していないメディアが一転攻勢に出れば、政権の基盤に影響が出ることは必至です。あと1か月でメディアの反撃をかわせるほどの実績を出せるかどうかに全てがかかっていると言っても過言ではありません。
豪ドル円、豪ドル米ドル
こういうときのテクニカル頼りで見ると、0.7560に-1シグマ(θ=21)、0.7508に100日移動平均線があるので、当面このあたりが意識されやすいのではないかと思います。とはいえ、資源国通過需要は定期的にやってきますので、あまり心配はしていません。私にとっては豪ドル米ドル手動トラリピが稼働さえしてくれればいいので、一旦下げて上昇エネルギーを溜め込むのはむしろ歓迎です。
ループイフダン
ループイフダンは米ドル円S15が10回、豪ドル円B40が1回利食いしています。米ドル円がもうちょっと下がっていれば、米ドル円B50を下値で拾って今頃利食いしていたのですが、こればっかりは言っても仕方ありません。次の幸運を期待したいと思います。
スキャルピング
27日の21時頃から、米ドル円がまた10〜15pips程度のレンジで動き始めたので、ここを逃すまいとショートのスキャルピングで入りました。早くも23時頃には上に抜けてしまったので短時間でしたが、合計で40pips弱は取れましたので、2時間の成果としてはまずまずだったかと思います。
本日、くりっく株日経225権利付最終日です
本日3月28日は、くりっく株365日経225の権利付最終日です。配当予想額は1万3227円/枚ですが、権利落ちで同額程度の含み損は覚悟しておいたほうが良いと思います。この後の配当は6月で金額も低いので、実際には1万円/枚を超える9月配当まで意識しなくて済みそうです。これでしばらくデイトレ以外で日経225を売買することはなくなると思いますので、折しも価格が下がったNYダウの買いを、もう少し値ごろ感が出たところで狙ってみたいと思います。
NYダウは、4月に2,133円/枚、5月に8,061円/枚の配当が予定されており、証拠金も日経225の約半額なので、配当だけを考えれば、資金効率で圧倒的に優位です。明日は、486円/枚と金額こそ大きくありませんが、FTSE100の配当権利付最終日なので、こちらも楽しみです。あらためて、くりっく株365の商品バランスは、なかなか良くできていると思います。しかし、DAXだけは謎なので、何か有効活用の方法があるかもしれず、時間があったら研究してみたいと思います。
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