フードデリバリーのUber Eatsは、ほぼ常時、バイクや自転車での配達員を募集しています。
この記事は、「Uber Eatsで副収入を得ましょう!」という内容ではなく、ポイントサイト経由でUber Eats配達員登録のポイントだけもらって、さっさと撤退しました、という体験談になります。
ご興味のある方に読んでいただければと思います。
Uber Eats配達員の登録
Uber Eatsは全国8エリアで提供
現在UberEatsがサービスをおこなっているのは、東京・埼玉・横浜・大阪・神戸・京都・名古屋・福岡の8エリアです。
お住まいの地域が該当する方だけではなく、これらのサービスエリア内に「出勤」できるのであれば、ウェブからの申込みで、簡単に配達の仕事を始めることができます。
「Uber Eats配達員登録そのもの」が収入になる
ここが重要なのですが、UberEatsの配達員の申込みは、ポイントサイトを経由することでポイント収入が得られます。
さらに、ポイントサイトによって、ポイント額やポイント付与条件が違うので注意が必要です。
ポイント案件探しで非常に便利な「ポイント獲得ナビ」さんで「UberEats配達ドライバー募集」を検索すると、1月25日現在、最もポイントが高いのはi2iポイントで1万5000円相当、2位はGetMoney!で1万4000円相当、3位はモッピーで1万3000円相当、となっています。
ただし、i2iポイントとGetMoney!の案件は、「東京・大阪でパートナー登録、東京または大阪で初回配達をした方のみ対象」となっていますので、該当しない方は注意が必要です。
そこで、3位のモッピーの条件を見ると、こちらは全国OKとなっています。
ちなみに、私は昨年11月にモッピー経由で登録したのですが、そのときのポイントは8,000円相当だったので、いたたまれない気持ちです。
モッピーの条件を確認
あらためてモッピーでUberEats案件の条件を見てみると、
- 新規登録後、90日以内に初回配達完了
- ※初めて「Uber Eats配達パートナー」に登録される方が対象
- ※既に「Uber Eatsフード デリバリー」を利用している方でも対象
となっています。
3番目は「ユーザーとしてUber Eatsを利用していてもOK」という意味なので、あまり関係ないですね。
2番目の条件は、一度Uber Eatsの配達をやっていたものの何かの事情で辞めてしまい、再登録したいという場合には適用されません、という意味ですね。
現実的には、1番目の「90日以内に初回配達完了」というのが唯一気をつけるべき点で、Uber Eatsの配達員は、登録しただけでは仕事を始めることができず、パートナーセンターに出向いて本登録+レクチャーを受けて、始めて仕事ができるので、この時間が確保できない場合は条件をクリアできなくなってしまいます。
Uber Eats配達員の登録
登録は簡単だが一度パートナーセンターに行く必要あり
Uber Eatsの登録自体は非常に簡単で、PCからでも、スマートフォンからでも、いくつかの項目を入力するだけで完了します(ただし要SMS認証)。
登録が完了したら、本登録とレクチャーを受けるために、最寄りのパートナーセンターに行く必要があります。
予約不要で、私のときは少し先に入っていた方と一緒に、担当者さんからレクチャーを受けました。
レクチャー自体の所要時間は30分程度で、内容としては…わざわざ直接聞くほどの内容でもなかったように思いますが、これを経て初めてドライバー用のアプリがアクティベートされるので、ここで社会人として必要最低限のレベルをクリアしているのかの面接を兼ねているのかもしれません。
Uber Eatsのバッグの大きさに驚愕
そしてUberEats用のバッグを受け取って帰るのですが、この大きさには驚かされました。
大きさの比較対象にペットボトルを置いてみましたが、大きさがわかりますでしょうか?
身長180cmとわりと大柄な私でも、これを背負っているとかなり違和感があって目立ちます。
東京では、UberEatsのリュックを背負った自転車の配達員もずいぶん見慣れた光景になっているようですが、地方都市でこれを背負って自転車に乗っていると、ほとんどの人がこちらを見てきます。
このUberEatsバッグは、基本的に無償で提供されるのですが、デポジットとして8,000円が給与から毎週2,000円ずつ天引きされて、配達員を辞めるときはバッグを返却すれば8,000円が返してもらえる、というシステムになっています。
逆に言えば、1週間の報酬が2,000円に達しない週はデポジットが引かれませんので、配達員を長く続ける気がないのであれば、1回だけ配達して数百円の報酬を受け取り、あとは放置しておく、というのが経済合理的だと思います。
こんな感じで、私の場合は1回分の配達料金403円が海外送金で入金されました。
海外送金は、ほとんどのネット銀行は受取口座として指定できないので、都銀や地銀の口座を登録する必要があります。
実際に配達を体験してみての結論
私は、このパートナーセンターからの帰り道に1回目の配達を終えて、早々にモッピー案件の条件を満たしてしまいました。
自宅近所の中華料理店から1キロほど離れた住宅への配達でしたが、アプリの指示に従うだけなので、仕事内容そのものは非常に簡単でした。
所要時間は30分程度だったと思います。
しかし、たった1回だけとはいえ、UberEatsの配達をやってみての感想は・・・
「やってられない」
です。
忙しい時間帯や、悪天候の日などは「ブースト」といって報酬が2倍やそれ以上になることもあるのですが、それでも配達1件で1,000円程度。
1時間でこなせる配達はせいぜい2〜3件といったところですから、時給の上限は2,000〜3,000円といったところです。
それも、地方ではランチ・ディナータイム以外はあまり注文が入らないので、稼げる時間帯は一日のうちでもわずかです。
自転車やバイクは、ただでさえ危険な乗り物ですし、地図アプリを見ながらの運転はさらにリスクが高くなります。
そして万が一、事故を起こしても配達員は契約上「個人事業主」なので、Uber側は何も責任を負ってくれません。
もちろんUber Eats利用者が増えているのもあるのでしょうが、配達員を少しやってみて、すぐに辞める人が多いので、常に配達員を新規募集しているのではないかと思います。
配達員の紹介制度
Uber Eatsでは、既存の配達員が新規の配達員を紹介して、90日以内に50回の配達を完了すると、既存の配達員は2万5000円〜4万円(エリアによって差があります)の紹介手数料を得られるという制度があります。
そのため、ネット上では、Uber Eats配達員の仕事を紹介し、配達のノウハウを提供するブログ記事が非常に多く公開されています。
特に損をすることはないので、50回以上続けるつもりがあるのなら、そういった記事に掲載されている「招待コード」を入れてあげても良いかもしれません。
(東京など一部の地域では、新規配達員側のほうも紹介手数料がもらえるようです)
結論
ポイントが高ければやってもいい
結論としては、ポイントサイトの要件だけを満たして撤退するのが最もメリットが大きいと思います。
1万3000円プラス数百円(初回配達報酬)だったら、まあアリかな・・・?という感じがします(私は8,000円でしたが)。
また、過去のポイント額の推移を見ると、配達員の需要によってかなりの幅で増減するようなので、確変的にもっとポイントが高くなったタイミングを狙ってみる、というのも良いかもしれません。
コメントを残す