今週(1/14〜1/18)の豪ドル円ループイフダントレード結果。米中貿易協議進展期待で一時79円台に乗せました。

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今週の豪ドル円相場

豪ドル円日足チャート

今週の豪ドル円日足チャートです。

豪ドル円日足

豪ドル円日足

現在稼働しているループイフダンは、豪ドル円B80・1ポジション=1万通貨です。

チャート上の緑のマーカーは新規、ピンクは決済を示しています。

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2019-01-08

豪ドル上昇で78円台定着なるか

今週の豪ドル円の値動きを、時間足チャートで振り返ります。

【1月14日(月)始値78.23 高値78.26円 安値77.55 終値77.82(0.41)】

この日は為替全体に材料に欠ける展開で、豪ドル円も東京時間の朝方から小緩む展開が続きます。

欧州時間にはやや持ち直しましたが、始値には遠く、NY時間では再度下落となります。

豪ドル円時間足(1月14日)

【1月15日(火)始値77.82 高値78.50 安値77.76 終値78.25(0.43)】

東京時間ではNYダウ先物100米ドル超の反発や日経平均上昇、さらに中国政府の景気減速への製作期待から上海株の反発など、為替全体にリスクオンとなり豪ドルが買われます。

しかしその後は、NYダウ先物が伸び悩み、米ドル円以外で米ドル買いが進行します。

NY時間には一時日中の上昇分を消しかけましたが、引けにかけては、英EU離脱協定案の英議会否決後の材料出尽くしによる、欧州通貨買い・米ドル売りに連れた豪ドル米ドル上昇の動きで、やや反発となりました。

豪ドル円時間足(1月15日)

【1月16日(水)始値78.25 高値78.35 安値77.89 終値78.18(0.07)】

朝方のWestpac1月消費者信頼感指数は99.6と、12月の104.4より下落(事前予想なし)し、豪ドルがやや売られますが、そこまで大きな材料視はされませんでした。

その後は材料もなく方向感のない展開で、日足ほぼ横ばいとなりました。

 

豪ドル円時間足(1月16日)

 

【1月17日(木)始値78.18 高値78.96 安値77.74 終値78.56(0.38)】

東京時間朝方の住宅ローン約定件数は、事前予想ほど下落しなかったことから好感されると思われましたが、日経平均下落などのリスクオフムードに押されて豪ドル円も下落。

その後、欧州時間からは買い戻しが始まり、NY時間の4時代にダウ・ジョーンズ紙が「米国、対中関税撤廃検討か」と報じたことで一気にリスクオンの米ドル売りとなり、豪ドル円も一時79円目前まで上昇します。

しかし、すぐにムニューシン米財務長官が報道を否定したため、米ドルが買い戻されますが、「火のないところに煙は立たない」と判断されたのか、上昇分に比べれば小幅な下落にとどまりました。

豪ドル円時間足(1月17日)

【1月18日(金)始値78.58 高値79.08 安値78.37 終値78.60(0.02)】

この日は東京時間からリスク選好ムードとなり、豪ドル円も上昇します。

米中協議進展に対する期待が高まる中、米・中両国から報道ベースで摩擦緩和に関する情報が漏れてきているので、協議が進められていることは間違いないのでしょう。

NY時間0時台には「中国は米国との貿易不均衡を解消するための道筋を示した」との報道筋が伝わり、豪ドル円は一時79円台をつけます。

その後はやや利益確定売りに押されますが、大きく下落することもなく、78.60円での週引けとなりました。

豪ドル円時間足(1月11日)

ループイフダン豪ドル円B80の成績

利食い1回

ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。

1月3日の急落以降は新規がなく、先週・今週のジリ高推移で、週1回ペースの利食いをしているという状況です。

年初来成績には、今週から「含み益」を表示しており、マイナス(▲)の場合は、含み損を意味しています。

ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

1/14〜1/18
1万通貨
8,000円801円8,801円
ループイフダン売買利益スワップ決済利益含み益
豪ドル円B80

年初来
72,000円1,148円73,148円▲148,228

来週の動き

米国経済指標が多数

オーストラリアは雇用統計週です。

こちらには買いていませんが、24日(木)はECB政策金利発表とドラギ総裁の会見があります。

他にも、21日(月)にはメイ首相によるEU離脱協定案代替案提示、22(火)〜25日(金)にはスイスでダボス会議が開催されます。

【豪州】

  • 23日(水)…Westpac先行指数
  • 24日(木)…雇用統計

【米国】

  • 22日(火)…MBA住宅ローン申請指数
  • 23日(水)…中古住宅販売件数
  • 24日(木)…リッチモンド連銀製造業指数/新規失業保険申請件数/総合購買担当者景気指数/製造業購買担当者景気指数/サービス部門購買担当者景気指数
  • 25日(金)…景気先行指数/耐久財受注
  • 26日(土)…景気先行指標総合指数

【中国】

  • 22日(月)…小売売上高/鉱工業生産指数/実質GDP

【日本】

  • 22日(火)…チェーンストア販売額
  • 23日(水)…日銀政策金利/通関ベース貿易収支/全産業活動指数
  • 24日(木)…対外対内証券売買契約等の状況/景気動向指数
  • 25日(金)…東京消費者物価指数

豪ドル米ドルが小緩み米ドル円は上昇

豪ドル米ドルは息切れ、0.71台に下落

1月3日のフラッシュ・クラッシュ以降は堅調だった豪ドル米ドルですが、ここに来てやや息切れしたのか、今週はやや小緩む展開となりました。

かわって、先週まで冴えなかった米ドル円が109円台に乗せ、110円台もうかがう値動きになったため、結果として豪ドル円は米ドル円ベースで78円台後半まで上昇、という結果になりました。

米ドル円日足

米ドル円日足

豪ドル米ドル日足

豪ドル米ドル日足

豪ドルは今週も、米中貿易戦争関連の材料 にはかなり大きく反応しました。

米国による対中追加関税の延長期限が迫る中で、反応はますます神経質になるものと思われます。

住宅市場を発端にやや翳りが見え始めたオーストラリア経済ですが、豪ドルは今しばらく、内的要因よりも米中関係、そしてエネルギー市場で右往左往が続くことになりそうですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。