今週(7/23〜7/27)の豪ドル円ループイフダントレード結果。リスク回避ムード後退も円買い・米ドル買いで膠着相場が続きます。

ループイフダン豪ドル円B80

豪ドル円日足チャート(一目均衡表も表示)と、私の豪ドル円B80ループイフダン取引履歴(緑=新規、ピンク=決済)です。

豪ドル円日足

豪ドル円B80の今週は、新規5lot×3、決済(利食い)5lot×1、と少々寂しい結果になりました(私は豪ドル円B80ループイフダンを1本5,000通貨で、若干稼働開始値幅をずらして合計3本=1万5000通貨運用しています)。

今週の豪ドル円は、81円台後半〜82円台後半のレンジで揉み合い、方向感に欠ける値動きとなりました。

それでもループイフダンは、25日(水)の上昇時に1本利食いし、その後の下落で27日(金)には新規でポジションを建てる動きになったので、最低限の働きはしてくれたと思います。

豪ドル円週足

豪ドル円週足チャートを見ると、今年3月から5ヶ月ほど80.5〜84.5円あたりのレンジで推移しており、方向感が見えにくくなっています。

週足一目均衡表を手がかりにするとすれば、2〜3週間後には昨年5月以来となる雲のねじれが到来しますので、ここで地合いが変わる可能性はあると思います。

変わる地合いが上昇トレンドなら良いのですが、現在のレンジがちょっと三角持ち合いっぽくなってきているのが気になるところで、そうなるとセオリーで言えば、上から入ってきたので下に抜ける、ということになります。

とはいえ、豪ドル主体の要因でそこまで下がるということは考えにくく、やはり米ドル買いに対する豪ドル売りと考えるのが自然な市況と考えられますので、下がるとしてもジリジリ売られる、という程度ではないかと見ています。

ループイフダン豪ドル円B80

ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。

ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

7/23〜7/27
1.5万通貨

(5千通貨×3)
4,000円23円4,023円
ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

年初来
1.5万通貨

(5千通貨×3)
219,461円7,416円226,877円

米ドル円と豪ドル米ドル

豪ドル円は、米ドル円と豪ドル米ドルをかけ合わせた合成通貨ペアです(クロス円)

ということで、今週も米ドル円と豪ドル米ドルのチャートを見てみたいと思います。

米ドル円日足

豪ドル米ドル日足

米ドル円と豪ドル米ドルのそれぞれ日足チャート(一目均衡表)です。米ドル円の今週は113円への戻りを試すかと思われましたが、完全に先週終盤に下落した111円近辺での横ばい推移となってしまいました。レンジも狭く、動意薄です。

豪ドル米ドルも、25日(水)と26日(木)に0.74台なかばまで上昇しましたが、そこで上値をおさえられ、下値も0.7380あたりと、週を通して非常に狭いレンジでの推移となりました。

米ドル円長期チャート

米ドル円週足

米ドル円月足

米ドル円を週足チャート一目均衡表で見ると、2週連続の陰線となるも、安値は転換線(110.64円)、引けは雲の下限(111.01円)付近で抑えられた形になっています。

長期で見れば、米ドル円は底堅い印象ですし、まだ強い地合いを保っていると見て良いと思います。

豪ドル米ドル長期チャート

豪ドル米ドル週足

豪ドル米ドル月足

豪ドル米ドルは、週足で3週連続の陰線となっていますが、ほぼ0.74付近での横ばいと見て良いと思います。

月足も7月がこのまま陰線で引けると、今年は1月と5月は陽線ですが、その他の月は全て陰線となります(2勝5敗)。

最近の1年度内の豪ドル米ドル月足の【陽線:陰線】を比較すると、2009年は前年のリーマンショック暴落からの戻りなので特殊要因として、2010年以降は、2013年を除いて7勝5敗〜5勝7敗に収まっています。

つまり、8割程度の確率(10年間のうち2009年と2013年を除外したため)で陰線は最大であと2回(その場合陽線は3回)となり、少なくとも統計的に見れば、8月以降は基本的に陽線優位となる確率が高いと思われます。

もちろん、陽線・陽線それぞれの変動幅が違えば1敗でも4勝分の上昇を消してしまう可能性はありますが、豪ドル米ドルは1年周期程度で、上がった分下がり、下がった分上がるという動きをするので、陽線の本数が多ければ、その分トータルの上がり幅も大きくなると見て良いと思います。

来週の動き

来週は米国関連の重要指標が多数発表されます。毎月思いますが、もう雇用統計なんですね…。

  • 7月30日(月)…米中古住宅販売制約指数
  • 7月31日(火)…豪住宅建設許可/米雇用コスト指数/米個人所得・支出/米PCEデフレータ/米S&Pケース・シラー住宅価格/米シカゴ購買部協会景気指数/米コンファレンスボード消費者信頼感指数
  • 8月1日(水)…豪AiG製造業指数/米MBA住宅ローン申請指数/米ADP雇用統計/米建設支出/米ISM製造業景気指数/米週間石油在庫統計
  • 8月2日(木)…FOMC/豪貿易収支/米新規失業保険申請件数/米製造業新規受注/米耐久財受注
  • 8月3日(金)…豪AiGサービス業指数/豪小売売上高/米雇用統計/米貿易収支/ISM非製造業景気指数

今週はそこまでのリスクオフムードではない中での円買い・米ドル買いムードが高まり、結果として米ドル円は膠着となりました。また、米EU間の自動車関税は先送りとなり、リスクオンになるかと思われましたが、そこまでマーケットに反応は見られませんでした。

ECB理事会では前回からの大きな方針の変更はなかったものの、ドラギ総裁により来夏までの金利据え置きが明言され、ユーロ売りの米ドル買いが進んだ向きもありました。

来週は週明けから、FOMCと雇用統計を睨んだ様子見相場が続きそうですが、米国の中間選挙が近づくにしたがい、トランプ大統領のツイッター攻撃は過激さを増していくことが予想されますので、NY早朝時間の値動きには十分注意していきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。