くりっく株365のFTSE100が2月急落前の水準まで回復。今後の配当との関係を見ていきます。

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いち早く株価を戻したFTSE100

くりっく株365のFTSE100は、今年1月23日に7872の史上最高値をつけたあとジリジリを値を下げ、2月5日にはNYダウ急落に連れて、1日で250ポイント近く急落した後、2月末に向けてやや買い戻されましたが、3月12日に一瞬7300をつけた後は再び下落基調。3月22日にはついに6000を割り込み、26日には6856の安値をつけました。しかし、結果としてはこれが底打ちとなり、その後は小さな調整はあったものの、現在まで順調に値を上げています。

日経225、NYダウ、DAXがまだ2月急落分を取り戻せていない中、FTSE100は先週の引けで7741と、1月23日最高値7872とほぼ同水準まで回復しています。7000を割り込んだ時は、まだまだ下落する恐れもありましたし、これを押し目と判断して新規の買いポジションを建てた方は相当勇気が必要だったと思いますが、結果として超ナイストレードでした。

FTSE100に関しては現在、一目均衡表で三役好転中ですし、ファンダメンタルズ上もとくに大きな懸念材料はないように思われます。とくに、対米ドルで昨年から続いているポンド高が、週足チャート上、2016年6月のブレグジット前の水準でダブルトップを形成した後は反落基調に転じていますから、株価にとっては引き続き上昇を緩やかに後押しする材料になると思われます。

ただ、やはり1月につけた高値は意識されやすく、ここの攻略に時間を要するようであれば、一旦利益確定が出やすくなり、調整の場面となる展開は十分に予想されます。

配当と金利

FTSE100の魅力はなんと言っても配当です。ここで、5月以降の配当額を見てみます。

5月6月7月8月
配当額3,694円2,727円419円6,162円
9月10月11月12月
配当額1,116円2,241円3,172円858円

FTSE100は、毎年2月と8月が大きな配当月で、とくに8月は金額が大きくなっています。現在から8月までの配当予想を見ると、5月の配当予想3,694円のうち、すでに2,519円は配当済みですから、残り1,175円。6月はやや少なく2,727円、7月は419円と、約500円の支払金利(昨年12月から復活)を差し引くと、おそらくマイナスです。

2017年12月2018年1月2月3月4月
金利260円

(18日以降)
282円357円522円504円

昨年12月18日から復活した支払い金利は、配当取りトレードをおこなう場合はとくに重要で、FTSE100に関しても、3月以降は金利が上昇傾向にあるので注意が必要です

こうして配当取りの立場から見ると、8月までの間は、とくに急いで新規の買いポジションを建てる必要はなく、押し目を待つというのがセオリーということになりそうです。

FTSE100の証拠金

くりっく株365のFTSE100は、2月19日から「当面の間」ということで、証拠金が従来の1枚あたり1万円前後から3倍以上の3万2000円(証券会社によってはさらに高いことがあります)に引き上げられています。資金効率が悪くなったのは残念ですが、1年間で証拠金とほぼ同額の配当を受け取れるという点では、いまだに魅力的な商品ですし、リスク管理の観点からも、1月23日の天井から3月22日の底まででも1000ポイント(売買差損で10万円分)程度の下落で収まっているあたり、FTSE100の指数の小ささがリスクコントロールに有益であることを証明した形になったと思います。

現在、FTSE100はスプレッドが40〜50と広くなっていますから、短期売買には向いていません。エントリするなら、数ヶ月から数年単位の投資と考えて、余裕を持った資金計画で望む姿勢が必要と思われます。

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ABOUTこの記事をかいた人

そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。