植物油脂を避けてみることにしたおはなし。問題はトランス脂肪酸だけではありません。

長生きに興味なし、でも…

男ひとり生活と「食の安全」について。

2017.06.27

独身のオッサンが健康オタクになるほど気持ち悪いものはないと思いつつ、以前の「食の安全」に関する記事を書いた後にも複数の医療関係者から、あらためてサラダ油と認知症との関係について話を聞く機会があり、さらに私自身の体感から言っても、日本は先進国の中で異常に認知症や寝たきりが多いことを裏付けていたこともあり、サラダ油ほか植物性油脂を避けることにしました。男の独り身でボケるとか、けっこう最悪ですからね。

下にリンクを貼った本を読むと、客観的見地からかなり詳しくサラダ油を避けるべき理由が解説されているのですが、東洋経済オンラインの記事『毎日の「サラダ油」が認知症を進行させる!(山嶋哲盛氏)』を読めば、ダイジェストで問題点がわかるのでオススメです。

「トランス脂肪酸」とは別の問題が指摘されています

「サラダ油が良くない」「心疾患の原因になるらしい」という話はかなり古く、その原因とされる化学物質はトランス脂肪酸でした。そして、「欧米では禁止や制限する国が多い」「ニューヨーク市では飲食店を対象にトランス脂肪酸規制に乗り出した」という話は聞いていましたが、「欧米では」系のこういうのって原因はたいていプレッシャーグループのロビイング(業界団体が自分たちを有利に導く政治へのはたらきかけ)だったりしますし、何よりこれだけ平均寿命が長い日本人には不要な情報、という考え方をしていました。

しかし、認知症の原因として疑われているのは、トランス脂肪酸とは違う「ヒドロキシノネナール」という物質であり、これは比較的新しい議論です。これをトランス脂肪酸とごっちゃにしてしまうと、わけがわからなくなります。

問題物質問題の表面化懸念される健康への影響商品・原材料名
トランス脂肪酸2003年頃(WHO/FAOレポート)虚血性心疾患、悪玉コレステロールの増加、善玉コレステロールの減少、不妊症ほかサラダ油、オリーブオイル(エキストラバージン以外)、マヨネーズ、マーガリン、インスタント麺、スナック菓子、チョコレート、ファットスプレッド、ショートニング等
ヒドロキシノネナール2015年頃海馬の萎縮による認知症

トランス脂肪酸とヒドロキシノネナールは、それぞれ別の化学物質であり、それぞれ単独で人体に影響を与えますから、これらの指摘が事実なら、それぞれの原因で、それぞれの健康被害がダブルパンチで出ることになります

植物油脂を避けてみます

植物油脂はサラダ油やマーガリンだけではなく、私たちが日常的に口にしている食品の多くに使われており、これを避けて食生活を送るのは至難の業です。とりあえず、サラダ油はもともとそれほど使わないので非熱処理のごま油に、マヨネーズは非熱処理油を使っている「マツダのマヨネーズ」に替えました。いずれも、価格は以前買っていた商品と比べて3倍くらいします。油揚げや厚揚げは好きなのでよく使っていたのですが、サラダ油を使っていない商品は今のところ見つけられないため、買わないことに。

他にも、私はスナック菓子をけっこう食べていたのですが、スーパーやコンビニであらためて見ると、植物油脂を使っていないお菓子なんて、ほとんどないんですよね。『コンビニやスーパーで買える低添加・無添加のお菓子まとめ』(IT Wrap)という記事も参考にさせてもらいましたが、どの商品も心が踊らない…。じゃあ、いっそのこと、基本的にスナック菓子はやめよう、ということで、数少ない植物油脂不使用のチョコレートである「明治ミルクチョコレート」だけを買っておくことに。

なぜかダイエット効果が

結果として、体重が減ってきました。自炊以外でも自然とサラダ油を避けるということは、自然と低カロリーになるのです。かわりに、と言ってはなんですが、食費が1.5倍くらいになっています。植物油脂は、安価に食品の風味や食感を得るために使われているので、これを避けるとコストが上がるのは当然ですよね。「節約生活」なんていうブログをやっておいてなんですが、健康を害することは最も節約に反しますので、今後もゆるいテーマとして「食の安全」を考え、コストともバランスの取れた購入方法なんかがあれば、記事の中でご紹介していきたいと思っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在、事業の失敗で背負った借金をせっせと返済しながらひっそりとフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。