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中年男性に肥満が多い理由を考える
リバウンドしないダイエットを考える
私は生まれつき太りやすい体質が悩みだったのですが、ここ3年ほどは体重61kg前後(身長は180cm)と、BMI18.83の標準体型を維持しています。
CHECK!BMIと適正体重(keisan:カシオ計算機)
一時は体重が80kg台になったこともあり、その後もダイエットとリバウンドを繰り返してきました。
過去に何度かダイエットに失敗もしていますので、その経験も踏まえて、少しでも皆さんの参考にならないかと思ったので記事にしておきたいと思います。
中年男性の3人に1人は肥満
厚生労働省の調査によれば、日本人の肥満者の割合は男性28.7%、女性21.3%だそうです。
これが中年男性に限って言えば、40〜49歳は30.9%、50〜59歳は34.4%とだいたい3人に1人なんですね。
これは日頃、街なかで人を見ている感覚からも、納得感がある数字だと思います。
中年男性が太る原因
運動不足
よく言われるのが運動不足ですが、運動によるカロリー消費は想像以上に少ないので、ダイエットが目的と考えると、根拠のない達成感や、ストレスの原因になる副作用のほうが多いように思います。
結果にコミットする某社ユーザーの挫折や、リバウンドが続出しているのは、ある意味当然と言えます。
私のように、運動することそのものが精神的なストレスになる方も、ダイエットそのものに挫折する原因になりやすいので、ダイエットの主たるメニューとして運動を入れることはオススメしません。
飲み過ぎ・食べ過ぎ
「酒のカロリーでは太らない」というのは、私の経験から言うと大ウソです。
お酒をやめると、ほとんどの方が確実に体重が落ちるはずです。
そして、「食べ過ぎ」というのは、おそらくほとんどの方が該当するでしょう。
1日の合計摂取カロリーが多いというよりも、1日3回、ほぼ決まった時間に食事をすることが肥満の根本的な原因だと私は考えています。
動物の本質からすれば、「食べたいときに食べたいものを食べる」というのが、最も体に合っているはずです。
ところが、現代人は生まれてからずっと1日3食が当たり前という常識をすり込まれているので、空腹であってもなくても、時間がくると食事をしますし、食欲まで感じるようになってしまいました。
私の現在の食生活は、ちゃんとした食事は1日1食で、その他は空腹を感じた時にカロリーメイト系のバランスフードを食べたり、脳の糖分不足を感じたときに甘いものを食べたりするようにしています。
1日1食の食事は、カロリーをあまり気にせず、そのとき食べたいメニュー食べることにしています。
私の場合はデスクワークがほとんどで、通勤すらなく運動量が少ないので、これくらいで十分なんです。
見た目を気にしなくなる
「外見を気にしなくなる」おそらく、中年男性が太るのは、これが最大の原因じゃないかと思います。
言い換えると、痩せるメリットがないということなのでしょうね。
ですから、まずは痩せるメリットを明確にしないとダイエット成功の確率は上がらないと思います。
結婚して、妻とは男女というより家族、小遣いは月3万円というサラリーマンのモデルケース(?)で誰にモテろというのか、と聞かれても困ってしまいますが、人間が行動を継続するにはやっぱり、何かの動機が必要です。
仮にそれが「奥さん以外にモテたい」ということなら、家庭が破綻しない程度に、こっそりと「モテ」を目標にするのも、やむを得ないのではないでしょうか。
チートデイ
必ずぶつかる「ダイエット停滞期」
1ヶ月に体重を5%以上減らすようなダイエットをしていると、必ず停滞期が訪れます。
体が飢餓に対応するためなんですが、この状態を早く脱するために、意図的な大食いで「今は飢餓じゃない」と自分の体をだます(cheat)ダイエット方法を「チートデイ」と言います。
停滞期は、運動や食事制限をしても体重に変化がなくなるので、多くの人はここで挫折してしまうようです。
中途半端はダメ!とにかく食いまくる
具体的には、3週間に1日だけ、6,000kcal程度(成人男性の場合)食べまくる日を設けます。
3,000kcalとか4,000kcalとか、中途半端ではいけません。
一説によると、体脂肪率25%以上の男性にチートデイは必要ないとするものもありますが、チートデイは、ダイエットによるストレス解消の意味も大きいので、私は例外なく設けた方が良いと思っています。
チートデイの直後は、もちろん食べた物の重量だけ体重が増えるのですが、1日もすると元の体重に戻り、さらにダイエットを続ければ、その後は面白いように体重が減っていきます。
まとめ
ダイエットは食事の改善がメイン
体重を減らすためには、運動よりも、とにかく「食べない」ということに尽きます。
体に悪いとか、空腹で力が入らないとか言う方もいますが、一般的な日本人の生活は、ほとんどの場合、食べ過ぎであるという自覚を持ちましょう。
1日3食は多すぎる
方法論としては、1日3食のままで1食あたりのカロリーを減らすよりも、食事の回数を減らすほうが効果的です。
チートデイに見るように、人間の消化器官は、短時間に吸収できるカロリーには限界があるので、たとえ1食でドカンと食べ過ぎても、そのカロリーを2食に分けて食べるよりは太らないのです。
最初は空腹が辛いのですが、慣れると、1日3食も摂って、常に胃の中に何かある状態のほうが気持ち悪く感じるようになります。
栄養バランスは1日1回の食事とサプリメントで十分調整できますし、むしろ、この方法のほうが栄養バランスに気を配れるようになると思います。
北野武さん、タモリさん、福山雅治さん、GACKTさんは、1日1食を実践されていることで知られていますが、健康には問題なさそうです。
私も現在、1日3食のときより風邪もひきにくくなり健康ですし、何より体が軽いというのは、生活していて楽に感じます。
とくに、消化器系が長時間休止できるためか、胃腸の調子がとても良いのを感じます。
全ての方にこのダイエット方法が合うという保証はありませんが、いろいろなダイエットで失敗している方は、試してみる価値があると思います。
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