ネット通販で平飼い卵を購入してみました。

卵について真剣に考える日があってもいい

男ひとり生活と「食の安全」について。

2017.06.27

以前こんな記事を書きましたが、素材に気を遣っていると、もともと健康なのにさらに体調の良さが実感できており、これまでの食生活を反省したりもしています。その中でも、卵はこだわってみてよかったと思えるものの一つなのでご紹介したいと思います。

傾斜した狭い「バタリーケージ」に押し込められた鶏ではなく、平飼いされた鶏が産んだ卵が最低条件。その上で、飼料などをチェックします。スーパーでは売っているのは、1パック(10個)200円前後の特売品か、あるいは1パック(6個)350〜400円の「ヨード卵」くらいしか売っていませんから、「平飼い」なんていう選択基準は期待できません。

そこでネット通販しかない、ということでヤフーショッピングと楽天市場を中心に平飼いを条件に卵を探したところ、かなりの数がヒットします。卵なんて割れやすいし、通販には向かないのでは…と思っていましたが、考えてみれば肉や野菜と違って、卵は常温でも日持ちしますし(理想的な保存状態かは別として)、宅配業者さんはプロなのだから壊れ物の扱いは慣れているでしょうし、梱包と壊れ物表示がちゃんとしていれば、問題ないはずです。

価格に注目して見てみると、中には卵1個あたり100円以上するものもあり、さすがにこれは高いなと。いろいろと物色しながら相場観を掴んでみると、送料込みで1個70円くらいなら納得感があるかな、という結論に達しました。それでもスーパーの特売品の4倍前後の価格です。そして私がヤフーショッピング辿り着いたのは、岡山産直工房の平飼い卵です。ヤフーショッピングでは、ヤフープレミアム会員になることで常時Tポイント5倍、5のつく日はさらに+4倍、スマートフォンアプリ購入でさらに+1倍などおトクになるので、上手に利用したいところです。

特徴としては、

  • 平飼い
  • 抗生物質不使用
  • サルモネラ対策(SE予防ワクチン接種)
  • 遺伝子組換え飼料不使用(カキ殻粉末配合)
「飼料へのカキ殻配合」というのが気になって調べてみたのですが、カキ殻の他にも一般的にホタテ貝殻、石灰石などが配合されることがあり、鶏にカルシウムを摂取させて卵の殻を硬くすることが目的のようです。

注文してみました

とりあえず、一ヶ月で食べ切れる量として30個を注文します。実際に注文してみると、数日以内にヤマト運輸で配達されました。卵の梱包というのがイメージしづらかったのですが、実際に届いてみると、「これなら滅多なことでは割れないな」という安心感を感じさせる梱包でした。「たまご」とけっこう目立つステッカーが貼られているので、さらに丁寧に扱ってもらえそうです。梱包の外側にもクッションの役割をするダンボール(「谷折り」と印刷されたパーツ)が付けられているので、これなら多少の衝撃でも大丈夫、という感じです。

ダンボールを開けると、紙の緩衝材でできたパック(1パック10個)が3つ入っており、紙パックの外と中もエアキャップ(プチプチ)で丁寧に保護されています。

さて、一番大切な卵としての品質ですが、まず、黄身は濃いオレンジ色で、こんもりと盛り上がっています。「爪楊枝が立つほど弾力がある」というのが宣伝文句のようですが、箸で掴んでみると、たしかにそれくらいの弾力はありそうです。

初回ということで、やはりTKG(卵かけご飯)で試してみることに生臭さがまったく無く、黄身の濃厚な味わいが楽しめます。醤油はぜひTKG専用品か、ちょっと強めに出汁がきいた濃縮タイプのめんつゆが合うと思います。釜玉うどんも絶品に変わりますし、出汁をたっぷりきかせただし巻き卵もやってみましたが、いずれも、これまでの卵とは明確に実感できるくらいの差はあります。

卵の価格と食の安全の関係

卵はスーパーが集客するための目玉商品として使われることが多く、どうしても価格優先の生産体制になってしまいがちです。価格を下げるためには鶏を密集させて飼育しなければなりませんし、そのために鶏をバタリーケージに押し込め、伝染病を防ぐために抗生物質を配合した飼料を与えることになります。人間があまり服用していないのに耐性菌ができて抗生物質が効きづらくなる原因の一つが、食品への残留抗生物質であると言われており、これはどの程度直接的に健康への影響があるか、また、長期的に見たクオリティ・オブ・ライフにどの程度悪影響を及ぼすのかについては様々な見方があると思いますが、少なくとも喜んで残留抗生物質がある食品を食べたい人はいない、というのが事実でしょう。

食の安全にあまり神経質になっては、かえってクオリティ・オブ・ライフを低下させると思いますが、気をつかえるところはつかう、というメリハリが大切なのではないかと思います。その意味でも、卵を替えてみるというのは手間や経済性を考えてもバランスが良く、オススメできます。

日本ではかつて、食品に残留する農薬や動物用医薬品についてはネガティブリスト方式(○○は××ppmまで残留して良い、など)がとられていましたが、この方法ではリストにない農薬や動物用医薬品についてはいくら残留しても良いということになり、実際に行政と事業者のやりとりは、イタチごっこの様相を呈していました。これが問題視され、2006年には食品衛生法が改正され、ポジティブリスト方式に変更となり、約800種類の農薬等については、それぞれ残留基準を定めて規制し、残留基準が定められていない化学物質については0.01ppmを超えて残留する食品の流通が禁止されました。

参考:「食品に残留する農薬等に関する新しい制度(ポジティブリスト制度)について」(厚生労働省)

 

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ABOUTこの記事をかいた人

そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在、事業の失敗で背負った借金をせっせと返済しながらひっそりとフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。