これは、私が自分で作った(茶葉からじゃないですよ)お茶です。色はなかなかじゃないでしょうか?味や香りをお伝えすることはできませんが、ペットボトルで買うものとかわりません。
男ひとり暮らしの悩み
お茶ぐらい安いんだから買えよ!
街のスーパーで買えば、2リットルで120〜130円というところでしょうか。べつに、これを高いとは思いません。しかし、男ひとり生活は、とにかく買い物がめんどうです。家電などある程度単価の高いものは当然送料無料で買えますし、価格が低くても軽いものなら送料無料のメール便などで送ってくれるモノもあります。この隙間に落ちてしまうのが、飲料ではないでしょうか。それでも、お酒類はある程度の価格になるので、送料無料のネット通販で購入できますよね。私のライフスタイルでは、その最後に残される不便がお茶です。街のスーパーに買いに行ってもいいのですが、2リットル1本でも重いんですよね。まとめ買いならネット通販でも良いのですが、水もまとめ買いしているので、これ以上場所をとりたくありません。
でも、冷たいお茶は飲みたい
私は毎日の食事がほとんど自炊の和食なので、やっぱり飲み物はお茶が合います。夏はちょっと喉が渇いたときにも飲むので、2リットルを買っておいてもすぐになくなるんですよね。じゃあ、お茶も自分で作りたい!〜それは、水道水との戦いでもある〜という狭---い対象に向けた記事になります。
自分で作るお茶の条件
- 麦茶はNG(子供の頃の貧乏くさい記憶が蘇るので)
- 味・香り・色ともペットボトルと同じレベル
- ボトルに入れているときから見た目がいい
- ほぼ手間がかからない
- 貧乏くさくない←これ重要
必要なモノをそろえる
私は、この程度の動機で外出するようなヤワな引きこもりではありません。当然ネット通販で手に入るモノでそろえます。
ボトル
- ローテーションを考えると、1リットルのボトルが2本ほしい
- 衛生面から、素材はプラスチックでなくガラスがいい
- 高い送料は払いたくない
- 1本500円くらいかな・・・
耐熱ガラスピッチャー・大 1L 590円
これなら、なかなか見た目も良いです。無印良品ネットストアが5,000円以上送料無料なのに対し、ロハコは送料無料が1,900円以上とハードルが低く、Tポイント還元もありますし、Yahoo!プレミアム会員や5のつく日なら、さらにポイントアップという特典もあります。ガラスピッチャー2本では1,900円に達しませんので、私は、なくなりかけていたティッシュや文具を合わせ買いしました。こういうときには、必ず使うもので使用期限(賞味期限)がないものを選ぶのが基本ですね。そこまで単価を気にしない方は、ここで伊藤園の水出し茶葉(ティーバッグ)を合わせ買いしても良いと思います。
茶葉
- 緑茶、または玄米茶 これはお好みで
- 国産
- 水出し用
- ティーバッグ
で、ロハコもAmazonも、ほとんど定価販売なんですね。そこで見つけたのが、なんとヨドバシカメラ。税込み383円、1個でも送料無料!今後もリピートして購入することを考えれば、100円(20%)以上の差があるのは小さくないと思います。
水
私はロハコで水も買っているので(68.6円/2リットル)これを使っても良いのですが、コスト的なメリットがあまりなくなってしまうことに加え、ロハコの水は1回のオーダーで10本までしか購入できないので、送料無料にするには、毎回1,214円の合わせ買いをしなければなりません。今のところ、日用品や文具を買うことで上手く回っていますが、現在以上のペースでロハコ水が減ることは望ましくないのです。
世界で水道水を飲める国はたったの15カ国。ということで水道水を使うことにしますが、水道水の味には地域差がありますし、マンションやアパートの場合は、給水設備の老朽化で味に影響がある場合も少なくありません。私の環境は、まあ中レベルくらいだと思います。マンションは築浅なのですが、地域的にちょっとカルキくさいです。カルキ臭は沸騰させれば抜けますし、これで塩素も抜けます。塩素の害も語られますが、そこまで健康オタクでもない私は元気で何年も病院に行っていません。というか、熱処理していないミネラルウォーターの衛生水準を考えれば、健康への影響は似たようなものじゃないかと思います。
電気ケトル
なくてもいいですが、あると便利です。私は温かいコーヒーもお茶もそんなに飲まないので、買うまでは使うかな?と思っていましたが、料理の下ごしらえなどでお湯が必要なときにも便利に使っています。今年のベストバイに近いかもしれません。
ガスで沸かすのはめんどうなうえにコストも高いですし、普通の湯沸かしポットは注ぐのに時間がかかり不便なので、今後のことを考えるとあっても良い家電の一つだと思います。
いよいよお茶の作り方
さて、ようやくお茶を作っていきます。
お湯出しVS水出し
どちらでも美味しければ良いのですが、お湯出しは茶葉をお湯につけて数秒のうちにどんどん味が変わってきて、ちょうど良いポイントを探すのが難しく、先ほど買った水出し兼用の茶葉だとお湯では苦味も出やすいので、お湯出しは方法として除外しました。
では水出しになりますが、上に書いたとおり、水道水を沸騰させずに使うのはいくつかの理由でNGです。冷蔵庫で2〜3日保存することも考えると、傷みやすいなどの情報もあったのでなおさら却下です。
ということで、当ブログ推奨は「沸騰後、冷ました水で水出し」という結論になりました。
湯沸かし〜ボトルに注ぐまで
電気ケトルなどで1リットルのお湯を沸かしたら、無印のボトルになみなみ注ぎます。
なみなみと注ぐことで、最も雑菌がつきやすい注ぎ口まで熱湯殺菌されるという効果が期待できます。さらに、あとでティーバッグを入れて取り出すとけっこう水量が減るので、その分を考えると多めが良いのです。この後は、熱湯が冷めるまで数時間放置します。耐熱ボトルなのでガラスが厚く、冷めるまでにけっこう時間がかかります。
さて、人肌くらいに冷めたら少しだけお湯を捨てて、ティーバッグを2つ入れます。1分くらい経ってもあまり色が出ていないのが確認できると思います。お湯だとこうはいきません。水出しは、こうしてゆっくりと茶葉のエキスが抽出されることで苦味より甘みが強く出ますし、色もキレイになります。ここから冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
茶葉のぶん水量が減りますので、フタをするとちょうどよくなります。私は2〜3時間でティーバッグを取り出しますが、めんどうなら入れっぱなしでもOKです。ただ、お茶の「にごり」がきつくなるのと、ボトルに沈殿する成分が多くなりますが、味と香りの面では問題ないと思いますので、これはお好みで。
完成です。味・香り・色ともペットボトルのお茶とかわりません!
コスト計算
比較のため、2リットルを作るための原価を計算してみます。
ボトル・・・590円×2(本)=1,180円 1年300回償却として3.93円×2(回)=7.86円
茶葉ティーバッグ・・・7.66円×2(個)×2(リットル)=30.64円
水道水・・・0.238円×2(リットル)=0.476円
電気代・・・2円×2(リットル)=4円
合計・・・42.976円≒43円(1年め)、35.116円≒35円(2年め以降)
多少の手間はかかりますが、そのぶん買いに行く手間がなくなるので相殺と考えます。
ペットボトルのお茶を130円と考えれば、2リットルあたり約90円のコストダウン。コンビニ価格と比べれば、さらにおトク感があります。ぜひ、おためしください。
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