TORAY浄水器「トレビーノ・カセッティ205MX」を取り付けました。水ビジネスは信用していませんが、味はたしかに改善されます。

「ダイエット」「英会話」「水」

ダイエット、英会話、水は効果がなくても訴えられない、仮に訴えられても裁判で負けないビジネスの代表格です。最近でも、全く科学的根拠のない水素水ビジネスに上場企業までが堂々と加担している現状は嘆かわしいですが、少し前にも、水道水に含まれる発がん性物質「トリハロメタン」は沸騰させると5倍以上になるというネガキャンが展開されたことは記憶に新しいところです。

科学的・医学的に危険性を指摘するのであれば、水道水中にはどの程度のトリハロメタンが含まれていて、5倍以上になると、どの程度の量になるのか。また、体格・年齢等も細分化し、発がん性はどの程度の量から注意しなければならないのかを明確にすべきなのに、ネガキャンはひたすら5倍以上などという数字で恐怖心だけを煽ってきます。しまいには、「飲むよりシャワーや風呂など皮膚からの影響のほうが危険」などという話にまで広がり、ここまでくるともうほとんど宗教としか思えません。

なお、国際がん研究機関(IARC)の報告によれば、トリハロメタンの発がん性そのものが、コーヒーや漬物と同程度の「発がん性があるかもしれない」Group 2BもしくはGroup 3の「発がん性を分類できない物質」とされています。

浄水器を購入した理由

そんなわけで、水ビジネス全般に不信感を持っている私は、これまで浄水器も取り付けたことがなかったのですが、とくに夏場の水道水は、沸かしてもわずかにカルキ臭いのは気になっていました。有害かどうかはさておいて、不味いのです

直接飲んだり、料理に使ったりするのはミネラルウォーターを使っているので良いのですが(ミネラルウォーターも水ビジネスですが…)、米を研ぐときの水や、麺などを茹でるときの水は、さすがに量が多くミネラルウォーターを使うわけにもいかないので、気になりながらも、これまでは水道水をそのまま使っていました。とくに米は、はじめに注いだ水をたくさん吸ってしまうので、炊きあがりの風味にまで影響してしまいます。

そこで今回、取付けてしまえば米研ぎや麺茹で用の水として使いやすい、蛇口直結型浄水器の購入を決めたわけです。浄水器カートリッジの交換時期が「○ヶ月」というのはあまりに曖昧なので、明確に浄水可能量がわかるメーター付の商品から、味の評判がとくに良好な東レ・トレビーノカセッティMK205MXを選び、早速購入してみました。

取付けはドライバーいらず、5分でできます

取り付けにはドライバーもいらず硬貨があればできますし、時間は5分もかかりません。自宅の蛇口はサンエー水栓の「KXS87J-1-T」で、東レの「取付可能な蛇口一覧」に掲載されていませんでしたが、問題なく取付けできました。

もし、購入してみて蛇口に合わなくても、同封されている「蛇口取付け用オプションアダプタ請求はがき」を利用すれば、無料で対応アダプタを送ってもらえます。

「美味しい」というより「無味無臭」

さっそく、浄水フィルターを通してみます。レバーを「浄水」にして蛇口をひねると、液晶が点灯して浄水残量を表示します。使わないときは液晶は表示されません。飲んでみると、これまで感じたイヤな匂いがまったくしなくなりました。「美味しい」というのとはちょっと違いますが、「無味無臭」という表現が最も適切かと思います

炊飯、麺茹でも試してみましたが、どちらも十分に満足のいく水準まで改善されました。さらに、普段はミネラルウォーターで淹れているコーヒーにも使ってみましたが、これも全く問題ありませんでした。今後はコーヒーも浄水器の水で淹れて良さそうです。

原水の「極細シャワー」は隠れたメリット

レバーをシャワーまたは原水(いずれも浄水なし)にすると、カートリッジ側ではなく、本体直下からの給水に切り替わります。想定外の効果として、このシャワーのやわらかく面積の広い水流で、蛇口そのままと比べて食器洗いがしやすくなりました。さらに、これまで酷かったシンクの「水はね」も少なくなります。


東レでは「極細シャワー」として、アピールポイントのひとつにしているようです。シャッタースピードを上げて撮影してみると、細いというよりも、ごく小さな水の粒子になっていることがわかります。


ということで、水道水の味の改善に加えて食器洗いがしやすくなったという副次的効果も得られ、なかなか良い買い物ができたと思います。

7月6日現在、「東レトレビーノ・カセッティ205MX」はAmazonで5,135円と、価格コム最安値から+66円とほぼ最安値ですし、7月末まではAmazonのドコモケータイ払いで10%のdポイントが還元されるので、実質4,622円で購入できます

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。