ふるさと納税の季節
年末に向けて商戦(?)も本格化
まだ今年分のふるさと納税を利用していない方は、そろそろどこに寄付(納税)しようかと焦りはじめる時期ではないかと思います。
来年には総務省の方針で、寄付金額の3割を超える返礼品や、自治体に関係のない返礼品を提供している自治体は税額控除の対象から外される可能性も示唆されており、すでにこういった返礼品を取り下げる自治体も増えています。
返礼品えらびはけっこう面倒
ふるさと納税の返礼品は、選びはじめると、目移りしてけっこう時間がかかってしまいますし、「どうせ無料なのだから」と無駄な返礼品を選んでしまいがちです。
そこで私は下記の理由から、ふるさと納税の返礼品は「お米」と決めています。
- 必ず使う(食べる)
- 長期保存できる
- 当たり外れがない
返礼品のお米は、1万円の寄付で15キロ程度とだいたい相場が決まっていますし、中には時期をあけて5キロずつ3回に分けて送ってくれる自治体もあり、収納場所に限りがある住宅ではとても助かります。
また、今回のように、返礼品の金額や内容がいくら問題になったとしても、お米がNGになることはあり得ないと思いますので、今後も安定的にふるさと納税でお米の提供が受けられるとわかっていれば、家計の予算も立てやすいというメリットもあると思います。
とはいえ、私のように一人暮らしだと、5キロのお米をもらっても、食べきるのにはけっこう日数がかかります。
しかも、私の食生活では、お米は1日1回120グラム(炊飯後)しか食べないのでなおさらです。
そこで問題なのが、お米の保存方法ということになります。
お米の保存方法
常温保存では品質の劣化が早い
米は、日本人の主食であると同時に優秀な保存食なので、カビが発生したり、虫がわいたりしなければ1年以上でも問題なく食べることができます。
ただ、味は落ちてしまうので、常温保存で美味しく食べられるのは、精米から1〜2ヶ月程度と言われているようです。
1日120グラムだと炊飯前のお米で55グラムくらいしか減らないので、90日(3ヶ月)くらいかかる計算になり、2ヶ月で5キロを消費するのは無理です。
お米の保存は冷蔵庫で
そこで、少しでも味が落ちるのを防ぐために、本来はお米の保存に最適とされている冷蔵庫保存をすることにしています。
お米は、保存温度を10℃下げることで、酸化する速度を半分程度に遅らせることができますし、冷蔵庫の温度では、虫も発生しません。
ただ、冷蔵庫にはニオイの強い食品を入れることもあり、ニオイ移りが心配なので、密閉度の高い冷蔵庫保存専用のストッカーなども売られていますが、わざわざ専用品を買わなくても、2リットルのペットボトルで十分です。
お米に入っていた飲み物のニオイが移らないように、ペットボトルはミネラルウォーターのものを選んでいます。
ペットボトルは中の水滴が蒸発しづらいので、中身を空にして1ヶ月程度は乾燥させたものを使うようにしています。
100均のキャンドゥでは、ペットボトルのキャップ・じょうご・計量カップが一体になったこんな商品が売られており、とても便利です。
5キロのお米は、2リットルのペットボトルちょうど3本分くらいなので、こんな感じで冷蔵庫の隅っこや野菜室に入れておけば、それほどジャマになりません(5キロの米袋を冷蔵庫に入れるというイメージと比べると、かなりコンパクトです)。
この方法なら、夏場でも3ヶ月くらいは、ほとんど味が落ちたと感じずに食べることができています。
「お米を分納してくれる自治体を選ぶ」
「ペットボトルで冷蔵庫保存」
という合わせ技なら、1年中美味しいごはんをおトクに食べられますので、オススメです。
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