夏から秋は、かぼちゃが旬です。国産のかぼちゃがお手頃に手に入りますね。今日は、圧力鍋で煮物にしました。
圧力鍋
圧力鍋は料理好きのもの?
圧力鍋は、かなり本格的に料理をする人向けと思われがちですが、実は、時間も手間もかけたくない独身男にうってつけの調理器具なんです。 圧力鍋のメリットは、時短・省エネ・具材の中まで火が通るなど、イメージとしては使ったことがなくても知っているところですが、一方でユーザーの不満として「重い」というのが目立ちます。しかし、いくら重いと言っても3kgくらいですから、一般的な成人男性の腕力であれば、それほど苦にならない重さです。また、圧力鍋レシピでは、どうしてもある程度の量を作ることになりますが、まとめて作っておけば電子レンジで温めて食べるだけですし、同じおかずを連続して食べたくない方は、冷凍のできるレシピを選べば良いでしょう。
圧力鍋は安価なもので十分
以前は高価な圧力鍋も使ったことがありますが、今は5,000円くらいで買ったアイリスオーヤマ 鍋 圧力鍋 かんたん開閉圧力鍋 4L EH-KPC-40Eを使っています。何万円もする圧力鍋を買っても、機能的に何がどう良くなるのか、ちょっと想像がつきません。 選ぶ基準としては、一人だからと小さすぎる容量を選ばないこと、圧力調節ができること、IH調理器の場合は使用可否を確認すること、くらいです。
かぼちゃを切る
この工程はさすがに省略できませんので、種とワタを取り除いて、ぶつ切りにしていきます。


圧力鍋での調理は煮くずれしづらいので、面取りの必要はありません。
加熱〜調味料は「めんつゆ」だけでOK!
かぼちゃの皮を下にして鍋に並べ、カップ1の水を入れます。圧力鍋の場合、かぼちゃ全体が水に浸らなくても大丈夫です。


調味料は、この時期は買い置きがありそうな「めんつゆ」です。私は3倍濃縮を使っていますが、ストレートタイプを使っている方は、量を3倍にして、水の量を少し減らしてください。 圧力鍋のデメリットのひとつとして、加熱を始めてしまうと味の調整ができないというのがあります。ですから、最初から出汁・しょうゆ・酒・みりん等煮物に必要な調味料のバランスが正確に配合されているめんつゆは、圧力鍋料理と相性がピッタリなのです。 めんつゆは、水カップ1に対して大さじ1〜1.5。味の濃淡は、好みや用途(弁当用なら濃いめがいいです)で調整してください。

圧力を「高」にして、中〜強火で加熱します。圧力がかかって蒸気が出たら、火を止めてください。かぼちゃは意外と火が通りやすいので、弱火で加圧する必要はありません。
放置
実際の「調理」と言える手間は、火を止めることろで終了です。あとは放置して、仕事を続けても、風呂に入っても大丈夫です。普通の鍋で煮込む場合は、こうはいきませんよね。 圧力ピンが下がったら出来上がりです。


ホクホクで、ちゃんと中まで味がしみています。この時期は、かぼちゃそのものの旨味が強いので、シンプルな薄味のほうが美味しいですね。
めんつゆは味付けの万能選手
この季節から秋にかけて、いろいろな野菜が旬を迎えます。難しいことを考えず、材料をカットして圧力鍋にぶちこみ、水とめんつゆを入れればたいてい美味しくなります。料理に苦手意識がある男性でも材料のカットさえできれば料理ができますので、ぜひ圧力鍋を買ってぶちこみ料理にチャレンジしてみてください。
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