LGの4Kテレビ「49UF7710」を半年間使ってみてわかったこと。パネルは秀逸。そしてマジックリモコンは布団の中から使える廃人仕様です。

日本では韓国メーカー製品がいまいち不人気ですが、そのぶん、カタログ性能で同スペック程度の日本製品と比べると価格は抑えられている場合が多いようです。韓国製品に対する「なんとなくイヤ」という先入観さえ取り除けば、韓国製品は賢い選択になるのか?ネット上のレビューが少ないようなので、半年前に49型の4Kテレビを購入して人柱になってみましたので、現時点での感想などをレポートしてみたいと思います。

やっぱり安かった韓国製品

購入したのは4Kの49UF7710

液晶テレビはかなり安くなりましたが、4Kはまだ高価ですよね。私がテレビを買い替えたのは昨年の夏でした。もともとテレビ放送をそれほど観ませんし、当時使っていた東芝REGZA(フルHD)が故障したわけでも、不満があったわけではないのですが、スマートTV機能がついていなかったことと(Apple TVを使っていました)、そのREGZAは42型だったので、もう少し大きいほうが良いかと思い、良いモノがあれば買い換えようかな、くらいに思っていたところでした。

そこにAmazonのタイムセールがやってきて、LGの49型4Kテレビが89,800円だというではありませんか。国産で4Kの49型を探すと、今でも最低12万円くらいはしますから、かなり値頃感がありました。4Kで探していたということではないのですが、買い物としてはなかなか良さそうなので購入してみることにしました。

LGの49UF7710は、購入当時ですでに「型落ち」でしたが、現時点で売られているLGの最新機種「49UH7700」と比べても、スペック的にそれほど劣る部分はないようです。スポーツなどをよく見る方は倍速性能が高い最新機種のほうが良いと思いますが、かといってUF7710でスポーツを観ても、とくに不便や不満を感じることはありません。最新ながらさらに普及機種の「49UH6500」になるとバックライトが直下型になるほか、マジックリモコン(後述)も別売りになります。直下型のほうが良いと言われていましたが、実際には性能的な差というより好みの問題かと思うので、これは店頭で見て決めるのが一番良いと思います。

 49UF7710(旧)49UH7700(新)49UH6500(新)
画面方式
画素数
IPS 4K
3840×2160
IPS 4K
3840×2160
IPS 4K
3840×2160
バックライトエッジ型LED
バックライト
エッジ型LED
バックライト
直下型LED
バックライト
視野角±178°±178°±178°
消費電力130W160W120W
倍速機能TruMotion120TruMotion240TruMotion120
画質エンジンTrue 4K EnginePrime Mastering
Engine
UHD Mastering
Engine
HDRHDR PRIME with
DOLBY VISON
HDR PRO
マジックサウンド別売
Hi-Fiオーディオ
マジックリモコンAN-MR550AN-MR650別売
標準リモコン付属付属

外観はプレーン

液晶テレビは、どのメーカーもほぼパネルの面積というデザインですから、ロゴの主張もひかえめです。

気にする方はするのでしょうが、49UF7710もLGロゴは小さくて目立ちません。ちなみに剥がれるタイプのステッカーではないようなので、引っ掻いてみても無駄です。本体は非常に薄く重量も軽い(15.9kg)ので、私はデスクにiMacと並べて載せています。たまにHDMIケーブルで接続して、外付けモニタとしても使用することもあります。

画像はかなり良い

YouTubeやAmazonビデオの4Kコンテンツを観ると、さすがにフルHDと4Kの差を感じます。また、店頭で見るとわかるのですが、とりあえず日本製と価格が同水準であれば、韓国製のほうが発色が明るく鮮やかです。色合いについては好みの部分が大きいと思いますが、LGは原色が少し強調されがちな味付けになっているようです。液晶テレビ販売シェアがサムスンに次いで世界第2位のLGですから、これが世界標準といったところなのかもしれません。

液晶といえばひと昔まえは気になった視野角について、49UF7710は視野角が広いと言われるIPS液晶の恩恵か、カタログ数値の視野角178°はそのまま真実だと感じます。VAに比べてIPSだと劣るといわれるコントラストも、上記のとおり問題ないレベルだと思います。

音質は「まあまあ」

「内蔵スピーカーだけで5.1チャンネルサラウンドに近い音場を再現。高品位な映像にサウンドの臨場感が加わって、いっそう深い没入感を味わえます。」というのがLGによる表現ですが、実際には5.1chの立体感とはほど遠いので、過度な期待はしないほうが良いと思います。とはいえ、ステレオスピーカーとしては十分かそれ以上の音質・音量なので、日常的な利用であれば不満を感じる方は少ないと思います。

日本へのローカライズは「全然だめ」

一方で、日本で使用するチューナーまわりの機能は、「全然だめ」です。はっきり言って、テレビ視聴や録画を中心に利用するなら、LGはやめておいたほうが良いです。10年前のREGZAのほうが、よほど良い出来でした。まず、番組表が見づらいうえに、曜日や時間切り替えに時間がかかり、使えたものではありません。外付けHDDへの録画も利用しているのですが、これもアクセスしづらいうえに、なぜか録れていないことがしばしばです。

また、スポーツ中継の延長などで時間が繰り下がった番組や、特番で延長された番組枠も、変更前の時間で録画されてしまいます。テレビ放送に関しては、「テレビも観ることができるし、録画もできるモニター」くらいに思っておいたほうが精神衛生上も良いと思います


また、49UF7710には「マジックリモコン」と「標準リモコン」が付属するのでうまく使い分けできているのですが、市販の社外品リモコンのほとんどがLGに対応していないというのは不便です。もっとも、これはLGのせいではないのですが。

それでも49UF7710を買って良かったと思っています

テレビを観ない

上記のように、テレビとしてはなかなか微妙なところもある49UF7710ですが、買って後悔しているかというと、まったくそんなことはありません。理由としては、まず圧倒的なコストパフォーマンスがありますが、次に、私がテレビ放送をあまり観ないというのがあると思います。先にも触れたとおり、テレビ視聴や録画が中心の方なら、絶対に国内メーカーのほうが良いです。

スマートテレビ機能とマジックリモコンの相性がバツグン

マジックリモコンは、動かすと画面にピンクのカーソルが出てきて、これをマウスのように動かせます。使用感は「空中で動かすマウス」という感じです。プレゼンなどで使うレーザーポインターに近いと思います。スマートテレビ機能(WebOS)を起動すると、アプリケーションが選べ(インストールやカスタマイズ可能)、動画のネット配信サービスを中心に多彩なコンテンツが利用できます。

私がよく利用するのは「アマゾンプライムビデオ」と「YouTube」です。たぶんこの2つで利用時間の9割くらいを占めているかと思います。
こういうコンテンツを操作するときに、カーソルで一つ一つ進めて選ぶ必要がなく、カーソルでダイレクトに選べるというのは本当に便利です。
また、マジックリモコンにはボイスサーチ用のマイクも内蔵されており、コンテンツ名を言うと、各アプリケーションを横断して検索してくれます。例えば、「ハリー・ポッター」でボイスサーチすると、映画、YouTube、ブラウザから検索され、映画は、インストールされている映画視聴用アプリケーション全てから検索されます。

マジックリモコンは廃人仕様

標準リモコンは赤外線なのですが、マジックリモコンはBluetoothなので、布団の中からでも腕を出さずに操作できる廃人仕様です。マジックリモコンを批判する人の多くは、ソファなどに座って利用している思うのですが、それでは腕を空中に浮かせることになり疲れてしまいます。マジックリモコンは、布団の中で先端だけを動かして使用するのが至高の使い方です。最新機種では、標準リモコンとマジックリモコンが一体型になってしまったので(AN-MR650)、これを布団の中で動かすにはやや大きすぎる気がしますが、49UF7710付属のマジックリモコン(AN-MR550)ならとてもコンパクトなので布団の中でも使いやすく、冬の寒い朝の廃人生活に一役買ってくれることは間違いありません。

結論:安く買えるなら全然アリ

「あまりテレビを観ないなら」という条件つきにはなりますが、 現在でも、安ければ買って後悔はしないと思います。液晶パネルのクオリティはとても高いですし、WebOSでのスマートテレビ機能も、なかなか使いやすいと思います。たまにOSがフリーズしますが、本体下部の物理スイッチで電源を入れ直せばすぐに復活します。そして何より、廃人としてはマジックリモコンのポイントが高いです
いま(2月26日22:00)Amazonで見ると、LGの4K普及モデル「49UH6100」が84,800円、クーポン適用で3,000円引きのセール中のようです。この機種にマジックリモコンは付属しませんが、こちらもAmazonで1,900円(LG マジックリモコン AN-MR550)なので、クーポン値引き分でペイできてしまいます。興味があれば、チェックしてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在、事業の失敗で背負った借金をせっせと返済しながらひっそりとフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。