今週(11/5〜11/9)の豪ドル円ループイフダントレード結果。FOMCで83円にワンタッチ後は下落しています。

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今週の豪ドル円相場

豪ドル円日足チャート

豪ドル円日足チャート(一目均衡表も表示)と、私の豪ドル円B80ループイフダン取引履歴(緑=新規、ピンク=決済)です。

豪ドル円日足

豪ドル円日足

今週は、新規5lot×1、決済(利食い)5lot×5、という結果になりました(私は豪ドル円B80ループイフダンを1本5,000通貨で、若干稼働開始値幅をずらして合計3本=1万5000通貨運用しています)。

先週ほどではありませんが、今週も堅調な稼働成績をキープしています。

豪ドル円は一時83円台乗せ

今週の豪ドル円の値動きを、時間足チャートで振り返ります。

5日(月)、週明けは前週引け水準の81.35円で寄り付きます。

朝方、上海総合指数がマイナス圏での推移となったことや、10月のCaixin中国サービス部門PMIが50.8と予想の52.8を下回ったことを嫌気し、豪ドル円が81.23円近辺まで売られます。

その直後、習近平中国国家主席が「輸入関税をさらに引き下げる」と発言したことが伝えられたことで上海総合指数がやや下げ幅を縮め、同時間に東京市場では日経平均も下げ幅を縮めたことで、豪ドル円も81円台後半をうかがう値動きとなります。

しかし、欧州・NY時間でジリ高も勢いはなく、終値81.60円。

豪ドル円時間足(11月5日)

6日(火)日の豪ドル円は、東京時間から大きく上昇します。

この日も上海総合指数の上値が重く、さらに12:30発表のRBAを控えた様子見から、豪ドルが伸び悩みます。

RBA政策金利は予想どおり据置きでしたが、声明文の内容が従来どおり引き続きの低金利維持を示していたものの、インフレ見通しに関して「段階的に上昇」「2019年インフレ見通しは2.25%」という表現が盛り込まれたことにより、東京時間後半からNY時間まで、豪ドル円はジリ高が続き、豪ドル円も82円手前まで買われます。

引け直前の6時台には82円台に乗せ、この日は82.181円で引けています。

豪ドル円時間足(11月6日)

7日(水)の相場は、米中間選挙一色となります。

東京時間昼ごろまでは、中間選挙に関する速報を受けて、断続的なポジション調整が続きましたが、午後に入って大勢が判明し、「ねじれ」となるものの事前予想どおりだったことから安心感が広がり、全般にリスクオフの後退から円売り・米ドル円売りの反応となります。

NY時間には、一時82.66円まで上昇しましたが、83円を攻めるような動きにはならず、この日の終値は82.58円。

豪ドル円時間足(11月7日)

8日(木)も、東京時間前半は82円台なかばでの推移が続きます。

東京時間午後からは、豪ドルがやや買われはじめ、欧州時間・NY時間とジリ高が続き83円台をうかがう値動きとなります。

そして4時の米FOMCでは、初期反応で83円にワンタッチしますがすぐに反落し、終値は82.75円。

豪ドル円時間足(11月8日)

9日(金)は、朝方は前日の下落に対する豪ドル買い戻しで、豪ドル円も一時82.86円まで上昇しましたが、RBA四半期金融政策報告が早期利上げ期待を高める内容ではなかったことから豪ドルが売られ、ややレンジを切り下げて82円台なかばの推移となります。

このレンジはロンドンフィクス直前まで続きますが、0時の米ミシガン大学消費者信頼感指数・米卸売在庫が予想よりやや強い数字だったことから米ドル買い豪ドル売りの反応となり、折しもやや下落していた米ドル円の動きとも相まって、豪ドル円は82円割れ直前まで売られます。

4時台には一時82.09円まで下げますが、これ以上の動意は薄く、結果として82.14円での週引けとなりました。

豪ドル円時間足(11月9日)

ループイフダン豪ドル円B80の成績

利食い5回と堅調

ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。

先週の9回利食いには届かないものの、5回の利食いは十分堅調といえます。

ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

11/5〜11/9
1.5万通貨

(5千通貨×3)
20,000円6,138円26,138円
ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

年初来
1.5万通貨

(5千通貨×3)
391,461円22,696円414,157円

来週の動き

豪雇用統計に注目

米FOMC以降はやや弱気となっている豪ドル円ですが、今週もオーストラリア雇用統計、米CPIなど気が抜けません。

  • 12日(月)…日国内企業物価指数
  • 13日(火)…豪NAB企業景況指数
  • 14日(水)…米月次財政収支/豪Westpac消費者信頼感指数/日GDP1次速報値/日鉱工業生産/中小売売上高/中鉱工業生産指数/米MBA住宅ローン申請件数/米消費者物価指数
  • 15日(木)…米パウエルFRB議長発言/豪雇用統計/米小売売上高/米ニューヨーク連銀製造業景気指数/米フィラデルフィア連銀景況指数/米輸入物価指数/米新規失業保険申請件数
  • 16日(金)…米企業在庫/米週間石油在庫統計/米設備稼働率/米鉱工業生産指数

ループイフダン米ドル円B15

米ドル円は114円で上値が重い

FOMC以降も堅調が継続する米ドル円ですが、やはり114円台では上値が重くなるようです。

ループイフダン米ドル円B15は順調に利益が積み上がり、タイミングによっては含み益が出ている状況での稼働となっており、ここで止めれば、含み損ポジションを損切りしたとしても、3万円以上の利益が確定できることになります。

「利益が確定できるから稼働を止める」のか、「含み損が膨らんでいるから稼働を止める」のかは、値幅の狭いループイフダンを管理するに悩ましいところですが、心理的には、むしろ前者のほうに難しさがあると感じています。

米ドル円ループイフダン稼働環境
  • 8月10日から稼働
  • 「ループイフダンUSD/JPYB15」1本1,000通貨
  • 稼働停止時には、建てたポジションをすべて決済する
集計日累計利食い回数累計為替利益累計スワップ累計決済利益含み損益
11月10日219回32,136円3,271円35,407円▲683円
11月3日201回29,436円2,296円31,732円▲4,714円
10月27日181回26,436円1,446円27,882円▲22,277円
10月20日163回23,736円1,318円25,054円▲12,627円
10月13日147回21,336円1,158円22,494円▲18,505円
10月6日129回18,636円1,086円19,722円▲2,538円
9月29日113回16,431円1,029円17,460円44円

米中間選挙、FOMCを通過し次の材料待ちといったところで、おそらくまたレンジ相場になりそうですから、とりあえずはこのループイフダンも稼働継続してみたいと思います。

米ドル円日足

米ドル円日足

日足の一目均衡表で見るかぎり、少なくとも米ドル円が弱気転換する様子はありませんが、114.54円の年初来高値を何度もクリアできないようだと下落開始する可能性はありますので、来週は114円台での攻防に注目したいと思います。

大型イベントを通過し、次の材料は

中間選挙を無事通過

世界が注目する中での米国中間選挙を「無事」通過し、相場は次なる材料待ちといった状況です。

マーケット全体でいえば、今月末の米中首脳会談に向けた思惑からの値動きが神経質になりそうですし、豪ドルに関していえば、やはり来週発表の雇用統計は注目されます。

豪ドル円は、FOMCを境に下落基調になっているので、これが単に週末に向けたポジション調整なのか、あるいはRBA政策金利発表後に、サプライズ的に高まった利上げ期待が四半期報告で剥落したという本質的なものなのか、来週はこのあたりを見極める週になりそうです。

ループイフダン的には、このまま一本調子で上昇するよりも、一旦下落して、もみ合いながら90円台を目指す、というのが理想的な展開と言えそうなので、豪雇用統計があまり強い内容でないことを願っておきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。