ループイフダン豪ドル円B80
豪ドル円日足チャート(一目均衡表も表示)と、私の豪ドル円B80ループイフダン取引履歴(緑=新規、ピンク=決済)です。
豪ドル円B80の今週は、新規5lot×4、決済(利食い)5lot×2、という結果になりました(私は豪ドル円B80ループイフダンを1本5,000通貨で、若干稼働開始値幅をずらして2本運用していましたが、今週さらに5lotを1本追加で稼働させています)。
今週の豪ドル円は、12日(火)に高値84.13円をつけた後は反落となり、15日(金)には安値82.25円と、先週に引き続きボラタイルな値動きとなりました。
今のところ、日足一目均衡表雲の下限(82.23円)でサポートされている形ですが、これを下抜けてしまうと、81円台前半まで下値を探る展開になりそうす。
ループイフダン豪ドル円B80
ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。
新規で豪ドル円B80を5lot稼働させましたが、ちょっとタイミングが悪かったかな、と反省しています。
ループイフダン | 数量 | 売買利益 | スワップ | 決済利益 |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B80 6/11〜6/16 | 1万通貨 (5千通貨×2) | 8,000円 | 129円 | 8,129円 |
ループイフダン | 数量 | 売買利益 | スワップ | 決済利益 |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B80 年初来 | 1万通貨 (5千通貨×2) | 163,438円 | 8,942円 | 172,380円 |
米ドル円と豪ドル米ドル
豪ドル円は、米ドル円と豪ドル米ドルをかけ合わせた合成通貨ペアです(クロス円)。
ということで、今週も米ドル円と豪ドル米ドルのチャートを見てみたいと思います。
米ドル円と豪ドル米ドルのそれぞれ日足チャート(一目均衡表)です。米ドルとユーロほどではありませんが、米ドルと豪ドルも明暗が分かれた形になっています。
今週は、なんと言っても12日(火)の米朝首脳会談が注目されましたが、良かれ悪しかれマーケットの反応は限定的で、FOMC、ECB待ちという姿勢になりました。
そして13日(水)のFOMCは、ほぼ織り込み済みの内容だったため、特段大きな動きもなく通過。
番狂わせはECBでした。年内資産買入れ終了は想定内でしたが、来年夏まで現状の政策金利を維持するという方針を受けてユーロが暴落。ユーロ米ドルで米ドルが買われたために、豪ドル米ドルもつれ安となりました。
豪ドル米ドルの日足一目均衡表を見ると、14日に雲を下抜けてしまっています。買い戻しもなく、翌15日もさらに売られて陰線で引けているので、チャート上は、来週も安値警戒という商状が継続しそうです。
米ドル円長期チャート
米ドル円を週足・月足チャートで見ると、先週までは110円台が定着せず、一旦反落してもおかしくない値動きでしたが、ようやく今週は110円台の足元をしっかりと固め、上値を目指す展開のように見えます。
しかし、ユーロ米ドルが1.1850の高値から1.1542に約2.6%も下落していることと比較して、米ドル円の上昇は109.32円から110.89円の約1.4%程度の上昇にとどまっており、上げが鈍いという見方が順当かと思います。
ここから米ドル円が上値を目指すには、さしあたり「ユーロ下落」以外の材料がなく、これも場合によっては、ユーロ円の売りによって米ドル円がつれ安に持ち込まれる懸念すらあります。
豪ドル米ドル長期チャート
豪ドル米ドルの週足は、大陰線での引けとなりました。
次の下落ポイントは、5月7日週の0.7410、その次は昨年6月の0.7370あたりということになりそうです。
来週も豪ドル米ドルは、下値警戒感が広がります。
来週の動き
来週は、そこまで重要な指標発表は予定されていませんが、21日のBOE(英中銀)政策金利発表は、やや注目度が高くなっています。
BOEカーニー総裁は、2月の世界同時株安に追い打ちをかけたことが記憶に新しく、やや空気を読まないところがあるので、今週のECB後に不安定化している欧州通貨にトドメの一撃を食らわせるのではないかという見方をしているマーケット関係者は少なくないのではないでしょうか。
そして豪ドルは相変わらずの材料難ですから、英中銀政策発表により英ポンドがさらに下落することになれば、ユーロや豪ドルも連れて下落という展開も十分に考えられます。
- 19日(火)…米国住宅着工件数
- 20日(水)…米国経常収支/米国中古住宅販売件数
- 21日(木)…米国フィラデルフィア連銀景況指数/英中銀政策金利
米ドル円はやや上向き、豪ドル米ドルは強い下落基調ということで、クロスである豪ドル円は下落基調です。
下落ポイントについてはテクニカルを参考にしながら、ループイフダンのポジション管理に十分に気をつけていきたい局面ですね。
コメントを残す