米ドル円は111円台前半で落ち着いています
トランプ大統領の減税政策発表
26日のNY時間で発表されたトランプ大統領の減税政策につき、まず21:30頃にムニューシン米財務長官による「米史上最大の減税、税制改革になる」という発言が伝わり、米ドル円は一時111.75円付近まで上昇、米10年債利回りも2.34%台後半まで上昇しました。
しかし、27日2:30頃になり実際の減税政策内容が発表されると、内容がほぼ予想されていたとおりだったこともあり、米ドル円は111.75円から111.25円まで急落。その後も米ドルが広く売られ、5:00前には一時110円台まで値を下げる展開となりました。
27日は、すぐに111円台は回復し111.43円まで値を上げましたが、続伸していた日本株が下落に転じたこともあり、ここからの上値が重く、かといって下の111.0円を攻める値動きでもなく、結果として111.10-40円あたりの非常に狭いレンジでの値動きのまま、18:00現在、アジア、欧州を「無難に」経過しているところです。
26日にはトランプ大統領の政策に関する一部の報道で、頓挫した医療制度改革に議会が理解を示していることや、27日には米国が即時離脱を表明していたNAFTAをただちには終結させないと発表されたことは市場に一定の好感をもたらしているようですし、何より今週好調な米国株が市場の期待を牽引しているとう事情はありそうです。27日も引き続き、NY時間の動向が注目されます。
指標発表予定
今日27日は、21;30に米耐久財受注(前月比)と米新規失業保険申請件数(前週分)が、23:00には米中古住宅販売保留指数(前月比)がそれぞれ発表されるので、期待しつつ、思わぬ下落にも注意が必要かと思います。
米ドル円


26日6時からの米ドル円と米10年債利回り15分足です。111円台前半の底堅い値動きが続いていますが、上下どちらにでもブレイクしそうな感じがあり油断できません。5月発表の雇用統計はまだ先ですが、そこまでの様子見という感じなのかもしれません。
豪ドル円、豪ドル米ドル


26日6時からの豪ドル円と豪ドル米ドル15分足です。NZドルとともに、引き続き豪ドルが弱いですね。26日のアジア〜NY時間を通して下落基調となった豪ドル米ドルは、1豪ドル=0.75米ドルを割り込んだ後は0,74台前半まで一気に下落が進むかと思われましたが、一旦0.74台後半でサポートされました。
ループイフダン
26日のループイフダンは、米ドル円B50が1回、B15が3回、S15が12回の利食いでした。27日は18:00時点で米ドル円S15が1回のみと超低調ですが、今週はループイフダンで既にそれなりの利益が出せているので、小休止でも良いかと思っています。
ループイフダンデモ口座「やってら君300」の成績も更新しました。109日間で23万5186円の確定利益ですから、1か月約7万円くらいですね。米ドル円B100を1ポジション20lotで仕掛けている「もっとやってら君」も、今週の上げ相場で順調に利食いし、スワップポイントを含めて28万5018円の確定利益を出しています。
ループイフダンは、デモ口座のように徹底した安全運転もできますし、私の実口座のように、いくつかの仕掛けをミックスして、やや裁量トレードに近い運用で楽しむという利用もできますので、シンプルな理論ながら、あらためて本当に優秀なシストレだと思います。
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