ループイフダン豪ドル円B80

年初からの豪ドル円日足チャート(一目均衡表)と、私の豪ドル円B80ループイフダン取引履歴(緑=新規、ピンク=決済)です。豪ドル円B80の今週は、5lot利食い×3、新規5lot×3という結果になりました。私は豪ドル円B80ループイフダンを1本5,000通貨で、若干稼働開始値幅をずらして2本運用しています。その2本は、年初来これまでは新規・利食いいずれの場面でも2本セットでヒットしていましたが、今週は初めて、1本だけ決算した後にレートが反落したため、この連動性が崩れました。
これが、値幅をずらして機会を分散した効果と見ることもできますし、1万通貨すべて1本に投入しておけば、半分の利食いにならずにすんだのに、と考えることもできますが、結果的にどちらが有利かは確率、というか運の問題ですし、ポジションを分散することにデメリットがないのであれば、利食いの回数が増えて「楽しい」のではないかと思います。値幅の広いループイフダンは、何日も新規も利食いもなく退屈してしまうことがありますし、退屈だから新たなループイフダンを稼働させよう、などという邪な気持ちも生じがちなので、このあたりはご自身の性格に合わせて選択するのが良いと思います。
さて、豪ドル円チャートに目をもどしますと、一目均衡表、すごいですね。見事に雲の上限で跳ね返され反落、雲の下限をやや下抜けて週の引けとなっています。今週、雲の上抜けに失敗したことで、この後切り下がっていく雲の影響で、再び82円割れという展開が見えてきます。後で見るように、直近の豪ドル円下落は米ドル円主体のもので、来週もその流れは継続するのではないかと思います。
ループイフダン豪ドル円B80年初来利益
ループイフダン豪ドル円B80の年初来成績は、下記のとおりです。
ループイフダン | 数量 | 売買利益 | スワップ | 決済利益 |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B80 | 1万通貨 (5千通貨×2) | 127,575円 | 7,509円 | 135,084円 |
米ドル円と豪ドル米ドル
米ドル円と豪ドル米ドルのそれぞれ日足チャート(一目均衡表)です。米ドル円は、21日(月)にふたたび111円にワンタッチしたものの、その後は反落し、トドメで24日(木)には米朝首脳会談中止のニュースを受けて一時108.95円まで下落しました。翌日がゴトー日だったこともあり、その後は買い戻しが入り109円台半ばまでは回復しましたが、やはり109.60円あたりは上値が重く、結局は109.39円で週の引けとなっています。
25日(金)のNY時間には、中止が報じられた米朝首脳会談がスケジュールどおり実施される可能性にトランプ大統領が言及したこともあり、来週はやはり、安全保障リスクを睨んだ神経質な値動きが継続しそうです。
豪ドル米ドルは、週明け21日(月)に寄りの0.7522から0.7579まで上げた後は、翌日以降で上昇分を食いつぶすような展開になりました。とはいえ、値動きが小さく豪ドル自体にあまり主体性がないので、来週以降の豪ドル円はやはり、米ドル円を中心とした値動きが続くと思われます。
豪ドル米ドル長期チャート
今週も豪ドル米ドルの週足、月足チャートを見てみます。
週足は、ひさびさの陽線で引けています。21日(月)の上昇が、一目均衡表の転換線(0.7610付近)で上値を抑えらてしまいましたが、チャートを素直に見れば、来週以降もゆるやかな上昇トレンドが継続しそうです。月足は、現時点でようやく陽線に転換しました。引けまであと4日、豪ドル米ドルにとってはけっこう重要なポイントであると注目しています。
来週の動き
6月1日(金)には、早くも米雇用統計があります。その前、30日(水)には米ADP雇用統計がありますし、同じ日に米GDPも発表されます。
豪ドルがらみでは大きな指標はありません。
来週は、6月12日に予定されていた米朝首脳会談まで2週間を切るということで、さすがに実施されるかどうかが明確になるでしょう。今週の会談中止のニュースにはマーケットもリスクオフで反応しましたが、正直なところ「この程度か」という程度の値動きだったように思います。ですから、電撃的に会談が実施されることが決定しても、逆にリスクオンの反応も限定的と見るのが自然ではないでしょうか。米国の軍事オプションが濃厚になる段階では、また別のリスク材料として扱われるでしょうが、米国人の立場からしてみれば、実際に攻撃が始まると、意外と材料出尽くしで投資家心理が積極化する可能性も否定できないように思っています。もちろん、朝鮮半島有事は回避されるにこしたことはありませんが。
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