ハードブレグジットやトランプ会見を控え円高傾向。早くもループイフダン米ドル円B15撤退を考えるべきか。

イギリスのハードブレグジット懸念、11日のトランプ会見と20日の大統領就任を前に、為替は全体的にリスクオフムードです。

VIX(恐怖指数)を見てみます


恐怖指数を見ると、それほどでもないんですけどね。
しかし、ドル円は11日6時現在で115.60円あたり。114円から115円あたりには強力なサポートがあるので、トランプ会見までは、さらにドローダウンが起こっても、あと100pips(1円)といったところでしょうか。

ドローダウン時に感じる15pips仕掛けの恐怖

さて、昨年12月から稼働させているループイフダン米ドル円15pips。当然ですが、1円下がると6〜7本のポジションを立てます。118円台なかばまで騰がったときに上で立てたポジションから現在レートまで下がったところで、ポジション一覧はどのような見た目になるかというと、こんな感じです。

はい、20本です
他の仕掛けで建てたポジション(囲みの下)もあるので、それはもう、全体ではけっこうな数になります。ループイフダンを始めたばかりの方だと、きっと精神的に耐えられないのではないでしょうか。この画面にある程度慣れてしまったのは、良いような悪いような…。もともと、15pipsの仕掛けは、短期的な稼働で、リスクを極限までとっていることを強く意識していますので、撤退のタイミング、また、撤退戦をどのようにおこなうかのほうが、運用よりも重要になります。

撤退戦の戦術

当初、上のほう(今だと118円台)で建てたポジションは残して、浅めに損切りできるポジションだけを切っていこうかと思っていたのですが、どうも、大統領選後は何とか鳴りを潜めていたトランプ氏の発言が、かなりエキセントリックな方向に向かうのではないかという悪い予感がしていまして、少しリスク回避を強めたいという思いが膨らんでいます。実体経済への影響は別問題として、大統領選当選後の記者会見ひとつで、現在のトランプ相場が作られていると言っても過言ではありませんし。で、タイミングは別として、15pipsが建てたポジションを全て決済してしまおうかな、と思い始めています。その場合の15pips単独の損益を計算してみると、

  • 稼働期間・・・2016年12月1日〜2017年1月10日
  • 決済利益・・・53,270円(スワップポイント含む)
  • 決済損失・・・27,380円
  • 確定利益・・・25,890円


  • 15pips仕掛けのために追加の資金を入金していないことや、実質的には何もしていない自動売買であることを考慮すれば、約1ヶ月間にこれだけの確定利益を得られるのは、トレードとして十分に合格点と言えるのではないでしょうか
    ループイフダン米ドル円15pipsの稼働停止と損切りは、115円を割り込んだか、またはその公算が大きいと見た場合をタイミングとしたいと思っています。これがプランどおり実行できれば、私も過去の失敗を少しは活かせているかな、といったところです(汗)。さて、結果はいかに・・・

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

    ABOUTこの記事をかいた人

    FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。