米ドル円は113円台後半まで上昇。114円攻略も射程距離にとらえた値動きでNY時間が注目されます。

米ドル円が113円を攻略

厚かったレジスタンスをようやく突破

米ドル円113円台は、材料が出尽くして足踏みかと思いきや、何度か押し戻されながらも113円を攻略して、9日の欧州時間で一気に113円台後半まで値を上げ、18:30現在で113.80円をつけており、ついでに114円も攻略してしまおうかという勢いで、まだ高値追いが続いています。午後に開催された国際金融協会(IIF)の春季総会講演での黒田総裁の発言も好感されているようです。

米10年債利回りが2.4%前後まで回復してきたことも大きく、かといって米国株の先物を見ても特に下落している様子ではないので、さらにリスク選好ムードが高まっているようです。VIX(恐怖指数)が10を割り込み、2006年12月以降で最低水準まで低下していることも話題になっていますが、これには危機感を抱く向きもあるようです。

この地合いが維持されるか、欧州の午後とNY時間が注目されます。

米ドル円、米10年債

8日6時からの米ドル円と米10年債利回り15分足です。113.83円まで上がってやや調整が意識されていますが、NY待ちで114円を攻めるかのほうがさらに強く意識されているものと思われます。ここに来て10年債利回りもやや下がっているので、この推移次第かな、という感じはします。

豪ドル円、豪ドル米ドル

8日6時からの豪ドル円と豪ドル米ドル15分足です。9日10:30に発表された豪小売売上高(前月比)が-0.1%(予想:0.3%)とまたマイナス材料となり、最近豪ドルはいいところがありませんね。せっかくのリスクオンもまったく追い風になる様子がありません。豪ドルに関しては、「ずっと下がり続けることはない」くらいの気持ちで見守ることにしたいと思います。

ループイフダン

8日のループイフダンは米ドル円B15が6回、B40が1回、豪ドル円が1回の利食いでした。9日は19:00時点で米ドル円B15が4回、B50が1回に加えて前回B15稼働停止前の積み残しポジションを何本か(利益2,500円ほど)手動利確しています。

くりっく株365

8日は、ひさしぶりにFTSE100の買いポジションを建てました。建値は7,300なので、年初来の水準で言えば高くも安くもないと思います。証拠金が下がって買いやすいところではありますが、しばらくFTSE100を買っていないこともあり、リハビリがわりに今回は慎重に1枚だけにしました。既に含み益が出ていますが、FTSE100は5月だけでも4,757円/枚の配当がありますので、これを上回るメリットが感じられないかぎりはホールドの方針です。

あとは、高値掴み感満載ながらNYダウも1枚買いました。それでも9日はちゃんと上がって含み益を出してくれています。ホールドする気はまったくないのですが、NYダウも今月は配当が多く、10日以降権利付最終日分だけでも6,834円/枚なので、少々悩ましいところです。今日のNY市場を見て決めたいと思います。

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FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。