SIMフリーのiPhone5cは便利でお手頃ですよ、というおはなしです。モバイルルーターがわりに1台いかがですか。

格安SIMとのセット販売も悪くはないのですが・・・

格安SIMの広がりにともなって、SIMフリー端末がますます注目を浴びています。格安SIMと格安スマホのセット販売でも、楽天でんわ/楽天モバイルのarrows M02なんかはおサイフケータイも使えますし、ユーザーの評判も悪くないようなので、なかなか良い選択なのではないでしょうか。

中古SIMフリーiPhone5c

ただ、格安スマホでも、arrows M02ぐらいのスペックだと、やはり最低でも2万円程度にはなります。そこで当ブログでは、ひとつの選択肢として、SIMフリーのiPhone5cをオススメします。SIMフリーのiPhone5cは、現役当時から不人気機種だったためか、同時に発売されたiPhone5cと比べても、中古市場ではかなり安値で販売されています。
オークファンでiPhone5sの落札価格を見ると、25,000から35,000円くらいですが、iPhone5cは安いもので11,000円程度からあります。一方で両者のスペックの差はCPU(5sはA7、5cはA6)、重さ(5cが20g重い)、指紋認証の有無くらいです。
また、5cはあまり使われず手放された個体も多いためか、5sに比べて程度の良い中古が多いように思います。私もヤフオクで「中古」の5cを12,000円で買いましたが、新品同様でした。不人気機種ゆえのメリットと言えると思います。それに、私は両方の機種を使っていますが、そこまで性能差を感じることはありませんし、さらに言えば、現行機種であるiPhone6sとiPhone5cの性能差だって、実際に使ってみれば、ディスプレイサイズ以外にそれほどあるとは思えません。

キャリア版iPhoneのデメリット

5cはドコモ、auのものも中古市場に出回っており、これを購入してそれぞれの回線を借りているMVNOで利用する方法もあるかと思います。それらの端末が手元にあるなら仕方ありませんが、キャリア版iPhoneはMVNOとの組み合わせによってテザリングに制約がある場合も多いので、テザリングを使いたい方にはオススメできません。そもそも、キャリア版とSIMフリーとの価格差が3,000円程度ですから、最初からキャリアの制約がなく、海外でもそのまま使えるSIMフリーを選ぶほうがメリットが大きいでしょう。

SIMの入れ替え

私の場合、メイン機ではおサイフケータイを使いたいのでAndroidですが、サブ機兼モバイルルーターがわりとしてiPhone5cを使っています。どうせ荷物を1つ増やすなら、モバイルルーターという専用機よりも、メイン機バッテリー切れのときなど、いざというときにスマホとして普通に使用できる5cであることのメリットは計り知れません。なおかつ、iPhoneはモバイルルーターやAndroid機と違い、SIMの入れ替え時に電源を落とさなくて良いのが気に入っています。現在、新規契約獲得にしのぎを削るMVNO各社は、一定期間が無料になるキャンペーンなどを盛んに打っています。おトクな使い方を知っているユーザーは、このキャンペーンを渡り歩くか、または同時に3GBなどの少量を2社で契約し合計6GBとして最大の割引を得るなどするため、SIMの入れ替えという作業が発生します。これがiPhoneならほぼストレスなしなんです。
例えばDTI SIMのデータプランなら、新規事務手数料3,240円はかかってしまいますが、半年間データ通信3GBが無料で、いつ解約しても違約金はかかりません。半年間で解約するとして、かかるコストは1ヶ月あたり3,240円(新規事務手数料)÷6=540円ですから、ドコモのパケホーダイライト(3GB)が5,076円であることを考えると、圧倒的なコストパフォーマンスと言えます。

中古は保証がないので自己責任で

なかなか良さそうなこの方法ですが、私の周りでも実践している方はあまりいません。原因としては、オークション以外ではあまりSIMフリー版iPhone5cの中古が出回っていないことに加えて、「中古」そのものへの抵抗かと思います。確かに、オークションは原則として保証がないので、この点のリスクを許容できない方はやめておくか、少々高くても保証のついた店舗で購入するのが良いと思います。いずれにしても、格安SIMと格安スマホの台頭で、自分に合ったプランを選べる選択肢の幅が広がったのは、ユーザーにとって歓迎すべきことですよね。

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。