米国サマータイム開始の週明け、米ドル円はジリ高です。ところで英会話学習って、本当に必要なんでしょうか?

雇用統計明け・サマータイム開始の今週

米ドル円


先週10日6時からの米ドル円15分足です。10日発表の雇用統計は良好な結果だったものの、そこまで大きな影響は出ず、0時頃のロス商務長官発言で急落するという意外な展開となりました。マイナス材料に神経質な相場は今週も続きそうですが、サマータイム適用後の今週は静かな寄付きです。やや米ドルが買われていますが、115円を攻める勢いまではありませんね。90%以上織り込まれているFOMCでの利上げと、米10年債はやや下落したものの2.57%と依然高水準を保っていることからバランスしての現値という感じです。

ユーロ米ドル


ユーロについて、ECBが量的緩和終了を前提に利上げが可能か否かを検討しているという一部報道が伝わり、ユーロ米ドルは週明けやや高値で寄付きましたが、そこまでの信憑性があるとは判断されていないのでしょうか、8:30時点で1.0680米ドルあたりで横ばいの値動きが続いています。

今週はとにかくFOMCありきなところがありますが、ロス長官発言に見るように市場の反応は過敏ですから、13日、14日も油断せずマーケットに気を配っていきたいと思っています。

豪ドル円、豪ドル米ドル

先週10日6時からの豪ドル円、豪ドル米ドルの15分足です。豪ドルは10日の引け寸前に投げられるという前週と似た展開でしたが、週明けの寄付きもやや弱含みで英ポンドも下がっていますから、相対的には円がやや買われているという判断で良いかと思います。とくに豪ドルは全人代が終了するまでは、やや不安定で積極的に買いづらいという判断をされているようです。その分、全人代終了後は買い戻しが入ると良いのですが、時期的にちょうどFOMC利上げと重なるので、米ドル買いより豪ドル買いを選ぶという積極的な材料がほしいところではあります。

英会話って本当に必要でしょうか?

相談されると答えていること

私は日常会話程度の英語を話すので、英会話学習について相談されることがあります。私の学習法は特殊なのでオススメしませんよ、という前提でお答えしているのは、好きな映画をほぼ丸暗記するという方法です。セリフの言い方までマネできるほど、繰り返しセリフを声に出しながら映画を観ます。日常の言い回しなどを知るには、現代のラブストーリーなんかが良いのですが、それよりも好きで興味が持てることが優先だと思います。英語の台本はIMSDbで入手することができますから、「音」として台詞を口に出して合わせられるようになったら、どういう文章だったのかを文字で確認する、という順序です。

どんな映画でも1本覚えれば、かなりのイディオムが身についていますので、その知識を軸にして、自分の使いたいシーンの英語を肉付けしていく、というように学習を進めていくのですが、この方法はけっこうな時間がかかります。

学習時間で考えてみる

英会話を習得するまでの学習時間は2,000時間なんて言われますが、どのレベルを目指すかによって差はあるものの、けっこうな時間がかかるのは間違いありません。仮に半分の1,000時間としても、比較対象として学習時間が1,000時間と言われる資格を考えてみると、行政書士、簿記検定1級、気象予報士などがこれにあたると言われています。英会話に喫緊の必要性があるなら話は別ですが、同じ1,000時間をかけるなら、圧倒的に行政書士や簿記1級を取得するほうがコストパフォーマンスの面で優れていますよね。

メンテナンスが必要

資格は受かってしまえば原則として資格を奪われることはありませんし、資格試験の知識と実務が必ずしもリンクしないので、日々の実務をベースに知識を補強していくのが一般的です。一方で英会話は、一部の方を除けば日常的に使う機会はないので、日々メンテナンスしなければ、どんどん錆びついていきます。私も日本にいると英語を話す機会がないので、話す必要があるときは、何時間も口から英語が出てきません。海外に行くと、ようやく慣れてきた頃に帰国、などということもよくあります。

どこで英語を使うのですか

私にとって、どの程度英語が役に立っているかというと、例えばトランプ大統領の記者会見をリアルタイムで観るときなどは良かった、と思いますが、たいていは同時通訳つきの放送も選べますし、日本で道案内をするとき得をしているのは相手のほうですし、仕事で重要な話をするときは誤解が怖いので通訳をつけますから、それほど使う場面もないんですよね。

一般的な日本人のライフスタイルを考えても、せいぜい年に数回の海外旅行くらいしか使う場面はないのではないでしょうか?そのための英会話が行政書士や簿記1級と同じ価値を持つとは、私には到底考えられないのです。

バイリンガル、トリリンガルはスゴイ?

ヨーロッパ諸国のように隣接する国が多いと、バイリンガル、トリリンガルは当たり前のようにいますよね。隣接言語であれば500時間ほどで習得できるそうですから、習得に向けた心理的なハードルも低いのでしょう。しかし彼らにとって外国語は、日常的に必要で便利だから覚えたのであって、使いもしない言語をメンテナンスしながら覚えているような人は稀です。

日本人には英会話が必要ないから話せる人が少ないというだけの話なので、無理に覚える必要はないと思います。英会話で世界が広がるかどうかは、言語以前に個々人の性格に依存するところが大きいので、私のようにあまり外交的でない性格だと、全然そんな効果はありません。

テクノロジーで大部分が解決しそう

言語は知識ではなくツールですから、置き換え可能です。音声認識技術が急速に進んでいますから、おそらく近い将来、日常会話程度の通訳はテクノロジーで置き換えられてしまうのではないでしょうか。通訳や翻訳という仕事も、対象は高度に専門的な内容や、芸術的表現を含むもの等に特化されていくはずです。時間は有限ですから、自分の人生に本当に有益な知識を身につけるために、優先順位を間違わないように気をつけたいものです。

日商簿記3級はオススメできます

節約のために、家計簿をつけるよりも重要なこと。

2017.03.12
1,000時間というと1日2時間で約1年半ですから気が遠くなりますが、日商簿記3級なら、平均的な学習時間は50〜100時間と言われています。これなら、ぐっと現実的になりますよね。昨日の記事でもオススメした複式簿記の概念をひととおり身につけるなら、3級でも十分です。複式簿記がわかると、資産と負債の概念が明確に理解できるようになり、これを家計に活かすことで、家計の将来像が見えやすくなります。

「不動産の時価評価を前提とすれば、たいていの家庭では住宅ローンで家を購入した瞬間に債務超過です」なんて聞くと家を買う人が減ってしまうでしょうが、簿記的にはわりと明白でシンプルな事実です。簿記未経験の方は、住宅購入の前にぜひ少しでも簿記を学習してみて、この一文を読み直していただきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在、事業の失敗で背負った借金をせっせと返済しながらひっそりとフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。